先週のNHK「クローズアップ現代」で、社長がいないとして、80歳代の社長が、
次の社長を公募している姿が、2つの会社で行われている様子が、放映されていました。
これは、単に小さな会社から大きな会社まで、政党や、国家のリーダーに至るまで
あらゆるところで、リーダーがいないという状況になっているのでは、ないでしょうか。
ソニー、パナソニック、シャープなど超大企業も軒並み経営の失敗が明らかになり
数千億の赤字がでることが明らかになっています。
経営の環境が、難しくなってきているのは、間違いないですが、ソニーの井深さん、盛田さん
のような、経営者がいないのも間違いないでしょう。
政党や、官僚にもリーダーとなる資質のない人が増えているのでしょうか。
番組の中の公募社長は、外国経験の長い外交官を選んだそうですが、1年ともたなかった
とのことです。 社長という職は、ただ、知識があるとか外国語が堪能だとかとは、ちょっと
ちがうのでしょう。私も、在職中は、東大、筑波大、一ツ橋などの出身者を見てきましたが、
やはり、できるだけ無難に過したい人ばかりだったような気がします。
こんな状態になったのには、なにか原因があるのでしょうが、考えられるのは、
教育では、ないでしょうか。いじめ問題の記者会見をする教育委員会、教育長は
どこの市でも全く同じ無責任な人ばかりです。