ゆっくり系動物観察記

ハシビロコウのビルさんとの運命的な出会いを契機に、すっかり動物の虜になった人間の備忘録。

冬休みの宿題〜ラメールは何故食事が来ると吠えるのか?

2018-01-07 22:05:08 | 大宮小動物園
「ホゲッ!」
ラメールは食べ物がやってくる気配を察すると吠えます。


この吠え声は威嚇、警戒しろ!って意味らしいですが、何故喜ばしいことなのに威嚇するのか?威嚇した結果ご飯が無くなってしまうことだってありそうなのに…

ということで冬休みの宿題として自分なりに検証してみようと思います。



仮説1
「エサが来た!」と仲間に知らせている。

確かに何かが来た!、という注意を促す意味と解釈できなくもない。

反論
知らせる相手がピースだけならともかく、争奪戦のライバルになる母さんにも知らせることはラメール的にあきらかに不利益が生じてしまい、ラメールにとってデメリットがある。


仮説2
「侵入者発見!!!」と仲間に知らせている。
エサの有無に関わらず、スタッフの方々がラメールたちの縄張りである放飼場に入る点は侵入者であることに間違いなく、一般的な解釈がそのまま当てはめられる。さらにラメールはチェリーに1番厳しく接したりと他の2頭より明らかに縄張り意識強めなため、吠える習慣が身についたとも考えられる。

反論
同じ侵入であっても、お風呂のセッティングなど食べ物関係以外だと吠えてる気配がない。
(自分の記憶が定かじゃないのですが、吠えてないような気がします。)


仮説3
「早くエサ!!」と威嚇気味に訴えてる。
エサを持って接近するスタッフさんを威嚇すれば少しでも早くエサが食べれる、と思っている。
もしくは、食べ物を持っている→独り占めしている→威嚇して奪取する、という意識が働いている。


反論
わざわざ、エサ待ちの際にラメールを含めて、こっちだよ、と呼んでいるような素振りをしているのに、来たら来たで威嚇するのは違和感がある。

エサ待ちの際の鳴き声「ヒュー、キュルキュル〜」の「ヒュー」は、赤カピ〜中カピが使う呼び声「ヒューィ」と同じ種類の表現だとしたら、明らかに呼んでいる訳ですから、呼んでおいて威嚇するのは奇妙に思われる。


とりあえず3つ仮説を考えてみましたが、果たして正解はあるのだろうか…
ラメールに直接訊いてみたいものです。

「ホゲッ!!」






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