今朝も下駄を履いて新聞受けに行きましたが、吐く息が白くなってきました。
庭の木々も葉を落とし、秋本番となっています。
この寒さが必要なのは燻製づくりなのです。
庭先で4~5時間かけての燻製作りは楽しみの一つですね。
今回は特にワザも必要としない魚類(岩魚やヤマメ)での燻製づくりです。
どうですか?美味しそうに出来ているでしょ。!
作り方を簡単にご紹介します。
良い材料を手に入れるのが一番ですが、私は奥多摩の養魚場から直送してもらいます。
下ごしらえは重要ですね。
腹を割き、はらわたをきれいに取り除きます。
そして、背骨に沿った血合いも指先でシッカリと除き洗い流してください。
これが臭みなどを無くす重要なポイントです。
その後、粗塩を満遍なくすり込み袋に入れて、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
次に、袋から取り出し、塩を流すように水洗いしてください。
きれいな布で水分をふき取り、このネットに入れて、日陰で風乾(ふうかん)します。
この風乾は、冷たい風にさらし身を引き締めさせることに目的としています。
これが大事なんですねぇ~。
だから、寒くなるのを待っているのです。
美味しく仕上げるには、寒い日で一晩かけて乾かすとベストなんですが、2時間程度でもOKですよ。
あとは、割いた魚の腹に楊枝などで広げ、煙の通りをよくします。(写真)
燻製器に吊るして、1時間半くらい燻します。
温度は80度くらいで、チップの上にザラメの砂糖を置いておくと、魚に煙が付きやすくなるとのことです。
私はワインや缶酎ハイ飲みながらの燻製づくりですので、結構いい加減なんですよ。
燻製の煙が、いいツマミにもなりますね。
燻製にするチップはサクラとかクルミ、ナラを使いますが、今ではホームセンターで手に入れることができます。
また、燻製器もステンレス製で5千円くらいでしょうか。
朝、10時過ぎから始めて夕方に燻製が出来上がる頃は、私も出来上がっています。
今日は「寒いから楽しめる燻製づくり」を紹介いたしました。
yuki 36