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布野中清掃ボランティア

2009-03-12 07:00:59 | Weblog
広島ブログ

升井紘の気ままな空間【私のホームページです、一度お出でください】

11日、布野中学校の生徒1,2年生が公共施設などの清掃ボランティア活動を行った。

その内の8名が、歌人中村憲吉の旧居へやって来て、庭の草取りや、歌壇の杭打ちをしてくれ、1時間あまりの活動でとても綺麗になり、感謝している。憲吉の旧居は平成15年に、中村家から当時の布野村に寄付され、翌年市町村合併により三次市が所有するところとなった。

そして、指定管理施設として、布野町まちづくり連合会が管理している。
管理と言っても、家屋と庭の掃除をするのが精一杯で、管理経費の出所がないため、常駐出来ない。そんなことで歌人中村憲吉の旧宅見学者には、必ずしも好評ではない。

というのは、まちづくり連合会の事務職員が不在の土、日は予約がない限り見学できないからだ。会では地域住民の意見などを取り入れて、誰もがいつでも入館出来、文化活動、見学が出来る「中村憲吉記念文芸館構想」をとりまとめ、三次市に提言した。

その主な内容は、現在三次市布野支所内設置で、狭隘のため人気が良くない図書館と、別場所の放課後児童クラブを移設集合させ、憲吉旧居も含め管理の効率化を図ることだ。年々減少する放課後児童クラブ(1年生から3年生まで)は10人を切ると行政の直営から手を放れる。それは目前に迫っており、地域が4年生以上も含めて受け皿となる体制を整えなければならない。

「中村憲吉記念文芸館構想」はなかなか前に進まない。それでも地域は努力を怠ってはならないと思っている。そんな中村邸に中学生が清掃に来てくれたことが嬉しい。清掃活動を終えた彼らは「憲吉邸を訪問された方が、気持ちよく過ごして貰いたいためだ」と結び、帰っていった。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くりき妻)
2009-03-12 09:40:42
古い家に、自然のうちに触れることができる中学生は幸せだと思いました。
もしかしたら、古い家の掃除をするのは初めてかもしれない。
今様の家は、新建材が多用され、樹脂でコーティングされたような材が多く、お掃除もそれをきれいにすることが主でしょうから、木の家を掃いたり拭いたりは、珍しいことなのではないでしょうか・・・。
なにより、みなさんが大事に守ってきた家を触ることができて、本当に幸運だと思います。
彼らの身体の記憶に、きちんと残ると思うのです。
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くりきママさんへ (なんでも辛口 )
2009-03-14 22:49:50
そうなんです。彼らは古い家の掃除なんてしたことのない世代です。
杭打ちなんてやったこともないから、杭の頭を上手く打つことも出来ません。
それでも一生懸命やってくれました。
身体の記憶に残してくれることを願います。
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