玉陽庵 算命学ブログ

★ホームページ★
スマホ版 https://gyokuyouan.com/sp/index.html

女性が社会に復帰する時 - おまけ

2015年05月13日 | 算命学 あれこれ
昨日取り上げたクルム伊達公子さんですが、現役復帰を決める際、ご主人であるミハエル・クルムさんの応援が大きかったと語られていますね(^^)

現役復帰前、グラフやナブラチロワと対戦したエキシビション・マッチに向けて半年前位からトレーニングを始めたクルム伊達さん。
その時、トレーニングを始めてから「笑顔が幸せそうになった」と感じたご主人のミハエルさんが、「もう一回チャレンジすれば?」と背中を押してくれたというのです。

その後も、家事に対する責任感を捨てきれない奥様に「疲れたら外食で良いじゃない」「お茶碗なんて誰が洗っても良いじゃない」と声をかけたり、奥様の活躍を聞いて「キミコの活躍は励みになる」「僕のモチベーションも上がる」と語ったり。
おそらく、クルム伊達公子さんの復帰やその後の活躍は、ご本人の努力はもちろん、夫の精神的な支えも大きいのではないかと思うのです。

お二人のご夫婦としての相性を見てみましょう(^^)

ミハエル・クルムさんの陰占、陽占はこちら。


  戊 己 庚
辰 戌 卯 戌 寅
巳 戊 乙 戊 卯


    鳳閣星 天庫星

貫索星 牽牛星 貫索星

天庫星 石門星 天恍星


お二人は同じ「庚戌」年生まれなので、「律音」の間柄。
そのうえ、奥様は月干支に「乙酉」をお持ちなので、ミハエルさんの「己卯」とは天剋地冲の関係。
「有情の剋戦」はご夫婦としてはとても良い相性ですから、ご縁が深いお二人だと言えるでしょう。

ミハエルさんの西の配偶者の星は「貫索星」。
奥様は中心(胸)の星に「貫索星」をお持ちなので、奥様に不満はないはず。
こういう男性は、「言い出したら聞かない」タイプの女性を配偶者として選ぶのだとか。

一方、奥様の公子さんは西の配偶者の星に「調舒星」をお持ちですね。
ミハエルさんの星には一見すると「調舒星」が無いように思いますが、実は月柱の「乙」は天干の「庚」と干合して「辛」に変化します。
つまり、ミハエルさんの中心星、「牽牛星」の廻りには「調舒星」がもう一つ廻っているのです。
こういう方は、きちんと感受性の強さや繊細さをお持ちですから、奥様も不満はないと思います。

行動領域も、ミハエルさんの大きな行動領域の真ん中を奥様の細い行動領域が走るように重なっていますから、非常に仲は良いでしょう。

十二大従星も、パッと見は奥様の方が点数が高いように見えますが、ミハエルさんは日干土性のため、二つの「天庫星」は「天将星」扱い。
つまり、力量も夫の方が上と、大変バランスが良いのです。

総合的に見て、大変相性が良く、仲良しなご夫婦。

一つだけ気になったのは、同棲、結婚が夫ミハエルさんの天中殺の年であった事。
もしかすると、ミハエルさんは天中殺でなければ国際結婚には踏み切っていなかったのかもしれません。

ただ、こちらも「七殺」と言い、天中殺で結婚や就職をした場合でも、7年続けば「天中殺」そのものが壊れます。
夫婦としてのご縁はきちんとあり、相性も良いお二人ですから、勘違い婚ではなく、ある意味「結果オーライ」のご結婚。

普通、天中殺に結婚をして、お子さんもなく7年続く例は極めて珍しいのですが、国際結婚という「平均外」の形であった事や、この7年目に奥様が現役復帰をするという大きな変化が起きたことも、お二人にとっては良い方向に作用したのかもしれません。

今後も互いに刺激し合える素敵なご夫婦として、第一線でのご活躍を楽しみにしていたいと思います(^^)


※5/14 追記: クルム伊達公子さんの月干支にタイプミスがありました。
        ×「乙卯」→○「乙酉」
        お詫びして訂正致しますm(_ _)m




【玉陽庵ホームページはこちら】
http://www001.upp.so-net.ne.jp/gyokuyou-an/

【ご質問、お問い合わせはこちら】
gyokuyouan@gmail.com
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 女性が社会に復帰する時 | トップ | 激しい鳳閣星 »

算命学 あれこれ」カテゴリの最新記事