玉陽庵 算命学ブログ

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双子について

2014年11月29日 | 算命学 あれこれ
かなり前ですが、「同じ生年月日の人」でも、運命は異なるとお話したことがありました。
両親、兄弟姉妹など、生まれ育つ環境が違うと、人格も運命も違ってくるのだと。

それでは、同じ両親、兄弟姉妹を持ち、家庭環境の同じ双子はどうなるのか?

実は、算命学では双子や三つ子(理論上「双子から十三人子」まで)を占う技法があります。
このように専用の技法が存在することは、もちろん双子の運命は全く同じではない
ということなのですが。

本日の本題はこの点ではありません。

実は、面白い事に、この判断のポイントが「特殊な干支」なのです。
つまり、双子にはある種の特殊性があって当然だという前提があるのです。
(もちろん、本当に持っていなくても判断する別条件は存在します)

確かに、一人で生まれてくる子供の数に比べれば、双子、三つ子で生まれてくる子供の数は
少ないでしょう。
だからと言って、少数派=特殊性と結びつけるような、単純な思想から出てきた技法とは思えないのです。
おそらく、古代の人々は、双子、三つ子を何らかの特別な役割を帯びた者だとみなしていたからこそ
このような前提条件があるのではないでしょうか。

丁度この部分をお教室で習っていた時、恩師がふとこぼした言葉を、良く憶えています。
「最近、双子でこの「特殊な干支」を持っていない子が多いのよ」と。

一体、なぜこんな現象が起きているのかは、想像するしかないのですが。
個人的には、今の晩婚と高齢出産が原因ではないか、と思っているのです。

算命学で、その人の「宿命」の中に「何人の子供がいるか」ということを
見ることができるのですが。
おそらく、2人以上のお子さんが宿命の中に存在する方は、多いと思います。

このような晩婚化が進む前ならば、20代前半に結婚して子供を2-3人産む事は
珍しくなかったですから、その「宿命の子供」をすべて産むことは、それほど難しいことでは
なかったはずです。

ただ、昨今では、3人兄弟も珍しくなりつつあります。
昔は少数派だった一人っ子も、かなり多くなっていますよね。

ただ、それは本心から望んでのことではなく、もっと若ければ体力もあったし、
周囲の援助も期待できて、もう一人産んでいたかもしれない。
そんなケースが、多いように思うのです。


もちろん、ここからは私の想像に過ぎないのですが。
どうしてもその家族と縁があって生まれてくるべき下の子供が、出産時の年齢や経済的理由などで
両親から産んでもらえそうもない時。
それならば、と、上の子の出産に便乗してお腹に入り、本来なら年の離れた兄弟姉妹であるべき
上の子と下の子が、双子として生まれてきているのではないか?

そして、本来は双子ではない二人なので、双子としての特殊なお役目も無く、「特殊干支」も
持たない子たちが多くなってきているのではないか・・・?


もちろん、立証などできるはずのないことですが、町で可愛い双子ちゃんを見かけるたび、
こんな想像が膨らんでしまうのです(^^)
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