今日より明日へ

平成20年7月、肺ガンと宣告された父(74歳)。

平成20年10月25日、永眠しました。。。

父、水を飲む(入院43日目)

2008年09月19日 | 入院
昨日今日と、やたら口数の多い父です。

しかし私達に伝わるのは3分の1程度(もっと少ないかも)。
なかなか難しいです


さて、昨日はお風呂に入れてもらったようです。
サッパリして、気持ち良かったそうです


そして今日は、水飲みに挑戦しました。

口の洗浄の際、看護師さんが「水を飲んでみるね?」と父に尋ねました。
大きく頷く父。

早速冷たい水を容器に入れ、持ってきて下さいました。
(主治医が、むせないようであれば、飲ませても良いと許可したそうです)

最初はほんの少し口の中へ。
あまりに少なかったのか、喉がゴクリといいません。

次はさっきより多めに入れてあげました。
すると、一旦口の中に貯め、ゴクッと喉が動きました。
と…次の瞬間、ゴホゴホゴホ

やはりむせてしまいました。

しばらく咳をし、落ち着いた頃「まだ飲むね?」と尋ねると、首を横に振りました。

せっかく、念願の水が飲めると思ったのに…
父はきっとショックだったと思います。

ちょっぴり悲しい出来事でした。

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4 コメント

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難しいね (いなこ)
2008-09-20 01:26:06
寝たきりになると、水を飲む当たり前のことでもとても難しくなってしまいますね。
喉をゴクリと言わせなくても、わずかに喉を湿らす程度から始めて、
だんだん慣れるようになると思うから・・・
はるちゃんも、お父さんも、ショックだったでしょうね。

焦らずに頑張ってください。
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むずかしい… (カイシャ)
2008-09-21 05:08:35
簡単そうで、気管と食堂とのスイッチむずかしいのですね。シャーベットとかジェリー状では水とは違いますものね…むずかしいですね。
飲ませてあげたいですね。
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◆いなこさん◆ (はる)
2008-09-21 09:24:18
むせた後「まだ飲むね?」と尋ねた時、首を横に振る父が、とっても不憫でした。
いくら点滴で栄養や水分を補給しているとは言え、やっぱり口から飲んだり食べたりしたいよね…
でも… 仕方ないね(>_<)
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◆カイシャさん◆ (はる)
2008-09-21 09:30:36
父は左側が麻痺しているから、喉も左側が上手く動かないかも知れないからと、少し上体を起こして、右側を下にして慎重に飲ませてあげたんだけどね…
なかなか難しいです。

入院したばかりの頃は、しきりに「水…」だの「お茶…」だの言っていたけど、最近は全く言わなくなったの。
諦めてたんでしょうね。

でも飲ませてもらえる事になり、凄く嬉しかったと思う。
それだけに、今回の出来事はショックでした。
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