goo blog サービス終了のお知らせ 

愚石庵

日々思う愚にもつかぬところをぼちぼちと。(ほぼ)毎日更新だけが取り柄。

ベランダ菜園その後

2007年02月14日 | ベランダ菜園
今、ベランダのプランターには水菜、春菊とハコベラ等の雑草、
それに一昨年植えていた赤玉葱の残りが芽を出したものが育っている。
この赤玉葱は苗作りとしてプランターに種まきした物がそのまま居着いて
ピンポン球ほどの玉になったもの。
それが掘り尽くされずに残った。冬になって球根から発芽したのである。
通常こういうのは株分けしてやらないと分球して変形玉葱になるのだけど、
そのまま放置してある。
どちらにしても春菊に紛れて育っている物、あまり大きくはならないだろう。
手をかけすぎるより放任した方が好結果ということがよくある。

放任栽培の水菜の方は、お正月に一度刈り込んで消費済み。
今のは二度目に再生したものである。
こう言うのは大体において葉が硬い。ロクに肥料も入れてないので余計である。
それでも暖冬の日射しを受けて日に日に成長する。
食べてやらないわけにはいかない。
そのまま使うとさすがに硬いだろうと一度茹でてから鍋に入れた。
最初に茹でたとき小さな青虫が二匹ほど浮かんできた。
無農薬栽培でも今まであまり水菜に虫が着いていたことはない。
さすがに暖冬ゆえだろうか。

ついでに摘み取った春菊、ハコベラも塩ゆでにした。
こちらはまだ若いのでそのまま食卓に。
例によって何もつけずに食す。
そのままで口にすることに抵抗感がないほど味がいい。
ハコベラも殆どホウレン草と同じ味がする。
これを雑草と言ってやるのが可愛そうな気もする。
水菜はさすがに少し硬いけどこれも鍋で頂いた。

秋蒔きのタネを春に蒔くと日長の関係ですぐ薹立ちして蕾が出来るが、
早めに収穫してしまえば大丈夫。
かなりタネが余っているので蒔き直してみようと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お茶殻を肥料に

2007年02月08日 | ベランダ菜園
ベランダ菜園愛好家としては、台所の生ゴミをそのまま捨てるのはいささか抵抗があるものです。
しかし、全ての生ゴミを堆肥化するには、それなりの装置か、ある程度の土地面積を要します。
そこで、せめてお茶殻、珈琲かす程度なら何とかしたい。
で、プランターに埋める事に。

土の入ったプランターに穴を掘り、そこにお茶殻を捨てる。捨てた後は発酵促進剤を
パラパラとふりかけておく。
発酵促進剤は好気性のもの、商品名「コーラン」等。

肥料としてもっと上質にするなら、これにダシ昆布、ジャコ、鰹節などの使用済みのモノを投入する。
但し、土の量とのバランスを考えないと小蝿と腐敗による悪臭の発生、という
思いもよらぬ逆襲を受けることになる。
そのためにもしっかり土を被せておくこと。
もう一つの注意点は水分量。水分が多いとこれまた腐敗臭に悩まされることになる。
埋める前にしっかり水切りしておけばまず大丈夫ではあるが。

こうして作った有機質肥料を使って夏野菜を育てるのは楽しい。
ただし、未発酵のモノを使用すると病気の元。ご注意!
じっくりと時間をかけて発酵させること。
発酵は温度と時間の関数でもある。
かくして有機農法は時間もかかるが、このスローな手順をこそお楽しみ頂きたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベランダ菜園/春菊

2007年02月01日 | ベランダ菜園
今年もベランダに置いたプランターでちょこっと野菜を作った。
といっても、夏に枝豆を作った後、秋に何もせずただ春菊の種を蒔いただけ。

タネには光を好むモノと好まないモノがある。
春菊(菊菜)は前者なので、播種後土をかぶせてやる必要もない。
ただ乾燥防止のために新聞紙を一枚のせて重しを四隅に置いておく。
水はその新聞紙の上からどばっと撒いておく。
一応毎日水やりすればいいが、2,3日忘れていても別に構わない。
忘れた頃に発芽する。
ただ、発芽しても新聞紙が被っていては都合が悪いので、これだけは
気をつけて取ってやる。
以後、時々水やりするだけ。肥料は施した方がまぁいいかなぁ程度。
今回は枝豆の後だったので窒素があるだろうと、何もしなかった。

冬場にすくすくとは行かないが、忘れた頃に大きくなってきていて驚く。
大きくなったものを下から漸次切り取って食べる。
後からまた枝分かれして延びてくるから決して根を掘り起こさないこと。

収穫したてを塩湯でしてそのまま食べる。
何もつけないでそれだけで十分。
取り立ての旨さに驚く。

雑草としてハコベラなどが生えてくるが、これもそのままにしておき
七草の時に食べる。
お浸しにしても旨い。

春菊は春までほっておくと、花が咲く。
まさしく菊のような花。
今度はこれを楽しむ。

秋から春まで随分長く楽しめる。
是非一度お試しを。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする