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愚石庵

日々思う愚にもつかぬところをぼちぼちと。(ほぼ)毎日更新だけが取り柄。

秋野菜準備

2007年08月26日 | ベランダ菜園
いつまでも残暑が厳しいけれど、ベランダ菜園は秋野菜の準備時期。
早く蒔き過ぎると暑さにも害虫にも祟られやすいが、そうかといって
気を抜くと蒔き時期を逸してしまう。9月の上旬が勝負所。

秋野菜、種まき一日の遅れは収穫時期1週間の遅れ。
秋が深まると、この差はもっと広がる。

畑であれば、白菜、大根、玉葱なども楽しいが、ベランダのプランター
栽培となればどうしても制約を受ける。
白菜でも品種を選んで数を制限すれば可能ではあるし、大根だって
品種によれば可能ではあるが。

しかし、春菊、水菜、サラダ菜等がプランターには合っている。
プランターに筋蒔きして覆土を掛けすぎない事。春菊なら裸のまま
新聞紙を被せておけばOK。その上から水撒きをしておく。
三日もすれば発芽するから、新聞紙を取る事を忘れずに。

ホウレン草は発芽しにくいので、予め濡らした状態でキッチンペーパーに
タネを挟み、芽切りさせてからプランターに蒔く。
発芽しにくい場合は冷蔵庫に入れてやる。
気温を感知して発芽するから。

肥料管理は元肥を気にするより、液肥を週に一度程度与える事。
これが一番簡単(^^;

忘れては成らないのは間引き。とにかく隙間を上手く作ってやる。
葉と葉がぶつかり合わないように間引く。
間引き菜のお浸しも美味。
これ、作者の特権(^^;


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自家製キウリ

2007年07月06日 | ベランダ菜園
家庭菜園を楽しんで居られる方々は、この季節、キウリやナスが
どんどん取れて使い道に困っておられるのではないでしょうか。

特にキウリは朝取って夕方また収穫せねば、すぐ巨大瓜に化けて
困ります。
プランター栽培の場合、さすがに畑ほどの勢いで実をつける事も
ないのだけど、それでもうっかり取り忘れていると巨大キウリが
できます。放置すると樹が弱るのでお早めに収穫を。

そんなこんなで楽しんだキウリも7月にはいるともうウドンコ病に
犯され、葉が真っ白に粉を吹いたようになります。
それでしばらくして収穫も終わり。意外と短期間に寿命が尽きます。

ところが、昨年はたまたま苗屋さんに耐ウドンコ病というキウリの苗が
あった。これを植えてみたところ、8月の末まで実をならせ続けた
のでした。これが接ぎ木だったかどうか記憶がないのだけど、とにかく
恐るべし、耐性苗!

今年は残念ながらその苗が無かったので、普通の北進キウリ。
これ、食味がすきなのだけど、ウドンコ病の耐性は普通のよう。
でも、もうかなり収穫できたので、一応満足。

自家製取り立てキウリ、最高!(^^;



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一輪挿しトマト

2007年07月03日 | ベランダ菜園
これが昨日の発根トマト。
一輪挿しでテーブルに飾ってある。

普通、花を生けると数日でしおれたり、枯れてきたりするが
根が出てるだけに、トマトは元気。

丁度、サツマイモから芽が出たのを水に漬けて飾るような感じ。
あれも大きくなったのを切り取って畑に植えれば、芋が出来る。

サツマイモの場合は芋の澱粉が栄養になってグングン育つが
トマトは水だけ。
これでどこまで成長するのだろうか。

よく見れば、もう立派にちっちゃな蕾まで着けている。
液肥でも与えてみようか。
水耕栽培トマトになるかな(^^;

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キウリの育ち具合

2007年06月08日 | ベランダ菜園
五月の連休に植えたキウリ。
通常、植え付けから一ヶ月で初ナリが収穫とか言う。
ちょうど一ヶ月が過ぎて、今、花付きの小型の実が二つほど。
明日頃には初収穫できるかな。

盛期には、朝収穫して、もう一度夕方穫らないと大きくなりすぎる。
あっと言う間に巨大な瓜になってしまう。
それはそれなりに食べ方があるけど、やはりキウリらしい大きさの
時に食べたい。
とにかくキウリは気をつけないと、隠れたところで巨大化しているのだ。

取り立てのキウリは実に美味。
そのままでも、もろきゅうでもなんでもいいのだけれど、多く収穫した
ときには、やはり糠漬けにもしたい。

冬越しした糠床なんて気の利いたものがないから、また新しく糠床を
作らねばならない。この床が美味しくなるまでは時間がかかるが、いろいろ
奥の手を使ってとにかくは食べれるようにする(^^;

そうして夏が終わる頃には、とっくにキウリの寿命も終わっているから
スーパーで買ってきたものを漬けることになる。
残念ながらこの糠床を翌年まで持ち越すほどの器用さ?はない(笑)


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ベランダで米作り

2007年05月27日 | ベランダ菜園
家庭菜園で野菜作りをしていると、いずれは米を作りたいと思ってしまう。
小学校でイネのバケツ栽培を経験した人もおられるだろうが、米作りは意外と
簡単と言える。最近では米作りセットなるものも園芸店で購入できるようだが、
容器と土、それに苗があれば後は水だけ。
肥料は、まぁ、適当(^^;

容器は大きい方がいい。入手しやすさから発泡のリンゴ箱がおすすめ。
これに土を半分より多めに入れる。多い方がいいが、水を張るのでその
深さは確保しておかなければならない。

土は凝るなら園芸店で荒木田土を求める。普通の畑土でもかまわない。
水を張ると言うことは畑よりも肥料の効きがいいと言うことだから、
肥料は入れすぎるとよろしくない。若干の培養土を混ぜる程度よしとしよう(^^;

さて、苗はどうするか。稲作は日照温度の積算値で収穫期が決まるので、寒い
地域は田植えが早い。温暖な当地ではこれからの所も多い。
そう言う田んぼに出向いて、苗を貰うが一番簡単。農家は随分多めに苗を
作るので貰うのは難しくない。

凝るなら、玄米から発芽させるのも一方。ある程度の大きさになるまでは
取扱を慎重にせねばならないが、発芽自体は簡単。濡らした脱脂綿に玄米を
置いておけば2,3日で発芽する。

苗さえ手に入れば、水を張った田んぼ?に3,4本ずつ植える。
リンゴ箱なら4株が限度かな。欲張ると生育が悪くなる。

活着後ぐんぐん大きくなるから、見ているだけで楽しい(^^;
ボウフラが湧くから、対策としてはメダカか金魚をそこで飼う。
ただし、その時は水を絶やさないようにご注意あれ。

米作農家からはおしかりを受けるかも知れないが、米ほど手の掛からない
作物はないので、あとは水管理だけ。
時々葉の色を伺って追肥することも必要ではあるが。
雑草が生えてくれば抜いてやるていど。

観葉植物としても結構楽しめるのがイネ栽培。
そして、実は実ってからの方が大変だったりするのだ(^^;


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品種

2007年05月15日 | ベランダ菜園
園芸店に行くと、見たこともない横文字の作物が多く並んでいる。
以前は、見ただけでそれが何かわかったけど、このごろでは
名前を聞いてもそれだどんな作物なのか分からないことが多い。

このイチゴは10年以上も前から、子供を植え替え植え替えし世代を
進めてきた。
現在の品種ならもう少し甘いと思うが、これは昔風の酸味のある味がする。
もっとも、同じ品種でも畑で作るのと植木鉢で作るのとでは
大いに味が違う。
これはナスでもトマトでも言える。
どうやら畑と同じ味になるのがキウリではなかろうか。

朝鮮人参が日本で育たないと言われるように、土が変わると味は
えらく変わるし、世代交代を繰り返すとどんどん元の味から
変わっていくことがある。
韓国産の唐辛子のタネを貰って、育ててみたことがあるが、
本来の味とはひどく違った、日本産のよう一味のような激辛唐辛子
になったことがある。韓国産は本来それほど辛くない。
そして、種を取って翌年蒔いてみると辛さが増したように思えた。

地産地消を言われるが、この精神は品種にも及ばせるべきなのかもしれない。
しかし、そうすると、食料の選択範囲が非常に狭められるという
不幸にも繋がる。
世の中なかなかママなりませぬ。


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無農薬と言うこと

2007年05月07日 | ベランダ菜園
鉢植えのイチゴが赤くなり、無事、鳥の襲撃も避けられた。
さて味見をしてみようと手に取ると、小さな穴が開いている。
案の定、中にナメクジがくるりんと潜んでいた。
外からは全く分からない。
エスカルゴの遠い親戚?だから食べても害はないだろうが、
気分は良くない(笑)

無農薬で野菜を作るとこう言うことは嫌と言うほどある。
きれいに丸くなったレタスも葉をむしっていくと中からナメクジが
出てくる。これをみると大抵の女性は悲鳴をあげるとか(^^;
洗って流せば食用には問題ないのだが。

キャベツ、白菜等のアブラナ科はモンシロチョウの青虫を見つけ次第
捕殺しないとスダレのようになるまで食い尽くされる。
昼間は見えなくて土に潜んでいて、夜這い出してくる夜盗虫というのも
たちが悪い。夜中に懐中電灯片手に捕殺にまわるということもある。

スーパーで買ってきたブロッコリーから虫が出ないのが不思議な程
この野菜も青虫に好まれる。
外からは見えないが茹でるとわんさか浮いてくる(^^;
これも流せばそれでおしまいなのだけどね。

かくして、見た目がいいが農薬を使った野菜をとるか。
農薬の掛かっていない、しかし虫の顔を見なければならない野菜をとるか。
偉大なる決断を強いられるわけである(笑)


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イチゴの敵

2007年05月04日 | ベランダ菜園
植木鉢でイチゴを作っている。
作っていると言っても、それほど世話をしているわけでもなく、
前年の株からでたランナーを切り取り、別の植木鉢に苗を
植え替える。これを毎年繰り返しているだけ。

苗は幾らでも取れるから栽培面積を広げることも可能だが、
なんと言っても植える場所がない。植木鉢だもんね(^^;
でも種の保存のためにとにかく毎年苗を植え替える。

これをしないで前年の株をそのままにしておくと、数はなるが
品質は落ちていく。

で、この季節、どんどん花が咲いて日々実が大きくなる。
最初白かった実がピンクを帯びてくると早い。
あっという間に真っ赤になる。

さぁ、食べ時と思ったとき、見透かしたように早朝ヒヨドリが
やってきてかっさらってしまう。

ネットを掛けて鳥から守ると安全。
しかし、これで安心してはいけない。
外側はそのままで中身だけきれいにくり抜いて食べてしまうヤツ
がいる。
そやつの名は、ナメクジ!
上からも下からも攻められるのがイチゴ。

ナメクジ対策には、お皿にビールをいれて出没しそうな所に
置いておく。事前に打ち水をしておくと効果的。
翌朝、驚くほどのナメクジがビールの池で泳いでいる。

真っ赤なイチゴを口にするのはなかなか大変なのである。
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やはりこの時期、キウリを植えよう

2007年05月03日 | ベランダ菜園
ベランダ菜園で一番に植えたいのは、やはりキウリ。
栽培は容易、しかも取り立てのキウリの味は格別。
これを作らない手はないわけ。

キウリも品種が色々あり、結構色、形、歯触り、風味が異なる。
こればかりは一度作ってみて気に入ったものを探って頂きたいのだが、
苗屋さんで「旨いキウリ」の苗を一度は尋ねてみられるとよい。
あとは運次第かな(^^;

根が深く入っていくのではなく、横に広がる性質なので
できるだけプランターは大きなものがよい。
発泡のリンゴ箱を利用するのも一方。

プランターが大きくなると入れる土も多くなるので重量が増える。
これを避けるためと水はけ(重要)を良くするために底には
発泡スチロールを小石ほどの大きさに砕いたものを敷きつめる。
その上にホームセンターで買ってきた野菜の土を入れるのが簡単。

元肥は玉になった発酵油カスを数個周囲に埋めておく程度にする。
最初から肥料を入れすぎるのは避けたい。
過ぎたるは及ばざるがごとし!
成長の様子を見ながら追い肥で対処した方が無難。

苗は大きめのプランターでも二つ植えるのが限度。
こう言うのは欲張らないのがいい。
植えたら出来るだけ何かで土を覆うマルチをしてやると
乾燥対策、雑草防止になっていい。しかし必須と言うこともない。

キウリはツル性だから、支柱を立ててやらねばならないが、
私はプランターをベランダの物干し竿の下に置く。
そして物干し竿にキウリネットなる目の粗いネットを垂らす。
垂らすと言っても下も固定してやらないと風でブラブラする(^^;

脇芽を摘むとか最後には芯を止めるとか、まぁ、そんなことは
しなくても、いい。してもいいけど(^^;

水やりを忘れずに時々液肥を掛けてやれば、6月半ばには収穫が
始まるはず。

これが意外とベランダの景色を良くするのと、日除けにもなる。
これから気温が上がればぐんぐん大きくなるので、それを見てるだけで
心うれしくなりまする。
お勧めです(^^;
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夏野菜・苗の保護

2007年04月27日 | ベランダ菜園
トマトなどの野菜の苗を植え付けた後は、寒さ対策と同様に
乾燥に対しても気を使う。
水やりもただやればいいというものでもない。

最初によく言われるのは、植え付けた後に水やりするのではなく、
植穴に先に水を撒いておく。その後に苗を植え付ければ根が
自ら水を求めて成長していくというもの。

ま、それにしても翌日からは水やりが必要となる。
根が浅いウチはすぐ水切れするから、といってもやり過ぎは
もっといけないが、、過乾燥にならないように気を使う。

そのために土を露出させないでワラを敷いたりして根本を覆う。
これをマルチという。
昔は稲藁を敷いたが、最近では黒ビニマルチがよく使われる。
これは乾燥防止と雑草防止の一石二鳥の効果がある。
地温が上がるので成長も早まるから一石三鳥かも。

黒ビニマルチはプランターならゴミ袋を代用してもいいし、
畑ならば園芸店で専用の黒ビニール資材を売っている。
ただし、植え付けた後からは使いにくいので必ず植える前に
畑を覆って、周りを土で抑えてから植穴に半切りした空き缶などで
穴を開けること。

もう植え付けてしまった後で、藁も手に入らないなら、
園芸店で売っている腐葉土のまだ完全に土になっていないものを
敷くのも一方。
これも雑草防止にもなる
いずれは土になるので、後処理の心配もない。
見た目も土が露出しているよりずっといい。

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苗・寒さ対策

2007年04月26日 | ベランダ菜園
この所、急に暑くなったり寒くなったり、気温の変化が激しい。
十分準備して夏野菜の苗を植え付けても、遅霜にあっては台無し。
だからこそ、八十八夜くらいまで植え付けを待つということに
するのだけど、少しでも早く植えて早く収穫したいと言うのは人情。

早く植えたときはビニールで覆って簡易ハウス栽培とするのが一計
だが、これは気をつけないと逆に昼の気温が上がりすぎる。

ビニール等という科学兵器?がなかった時代は、苗の周囲に4本の
竹を挿して、この周囲に新聞紙を輪にして巡らした。
つまり屋根のない新聞紙の塀で囲んだだけ。
これでも結構寒さ対策にはなっていたようで、何もしないより成長は
よかった。
これだと、お昼に気温が上がりすぎることもない。
使い終わってから処分に困ることもない。
腐れば土に還るのだから。

土に還る材料を使う。
これも家庭菜園の重要なポイントだ。
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続・トマトの難しさ

2007年04月25日 | ベランダ菜園
トマト作りはむつかしいのだけれど、一点だけなんでこんなに
簡単なの?と思うことがある。

それは挿し木。
野菜に挿し木という表現はおかしいから挿し芽かな?要するに
枝を切って土に挿しておけばそこから発根するのである。
これが実に簡単に根が出るので驚く。
だから、トマトの苗は多く買わない。

少し苗が大きくなると脇芽が一杯出てくる。
これはかき取って一本立ちにするのがトマトの仕立て方。
この時かき取った脇芽を挿し芽するのである。
ただし、あまりに芽が小さいと無理だから、脇芽が10cm程に
なったときにこれをやる。

このようにしてどんどん苗が増産できる。
だから初めから苗は多く買わないのだ。

この挿し芽の利点はタダだというだけでなく、土が着いていないから
根の病原菌を持ち込む心配がないこと。

植え付けるときはサツマイモのように少し寝かせてやるとよい。
そうすると茎からも発根する。

かくして苗の増産は簡単なのに、実を完熟させるのは
なかなか難しい。
だから、やはり、トマトは面白い(^^;
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トマトの難しさ

2007年04月24日 | ベランダ菜園
家庭菜園を志すものにとってトマトは一度は作ってみたい作物であろう。
トマトの栽培はナス、キウリに比べて決して易しくはないのだけど
初心者が初めての畑で作る場合は意外と簡単に収穫できることがある。
これは前作がなく、嫌地、即ち連作障害が起こらないことが大きな
理由の一つと考えられる。

トマトはナス科の植物だから、トマトは勿論、同族のナスやピーマンを前年度に
作った畑では作らない。ジャガイモもナス科だからこれも避ける。

この連作障害を避けるために輪作というローテーション制の畑作をするわけだが、
ナス科、ウリ科、マメ科等の作物を旨く順番に作付けする。
その途中にトウモロコシなどのイネ科の作物を入れて余分な肥料分を
吸わせるのがお勧め。
プランター栽培でも土を入れ替えたり、輪作を守ったりしなければならない。

さて、連作もない、不熟堆肥を根の下に入れたのでもない、だけれども
有る程度大きくなって病気に掛かる。これがトマトのやっかいな所。
露地栽培で雨が直接掛かるとこの病気に掛かる頻度が上がる。
従って、プロの農家は殆どトマトをハウス栽培する。
このことがトマトの旬を真夏ではなくて、それよりも早いものにしている。
今ではトマトの旬は6月ごろ。夏休みにお婆ちゃんの田舎でもぎたての
トマトを食べたのは露地栽培だったからである。

ハウスでなくても雨の掛からないように工夫すれば、それだけトマト栽培の
成功率はアップする。
こういう事が面倒な人は、桃太郎などの難しい品種を諦めてミニトマトにする。
これならかなり容易に真っ赤なトマトを食卓に乗せることが出来る。

花が咲いてから収穫までの期間が長いのもトマトの特徴。
さすがにメロンほどは掛からないが、キウリ、ナスに比べれば
圧倒的に時間がかかる。
とかくにトマトは難しい。
だからこそ挑戦する楽しみが大ではあるのだけど、、。(^^;

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プランターの準備

2007年04月22日 | ベランダ菜園
もうホームセンターには夏野菜の苗が出そろっている。
先日のように急に寒くなることもあるのであわてることは無いが、
急ぐなら、ビニールで覆って簡易ハウスという手もある。

土、水、空気が必須だから粘土質の重い土は避けたいし、逆に砂のような
保湿性の悪いものも問題。
よって粒土調整が必要となる。

ま、土は園芸用に売っている所謂、花と野菜の土でいいのだが、
あまりに安いものは不熟有機物が入っている可能性もある。
これは要注意。

こう言うものが手元にある場合は根の下に来ないように使う。
植え付けた上から空気にさらすように乗せるのなら害は少ない。
時間が経てばその内完熟化する。

同様に肥料は油かすなどの不熟のものは中に入れないで上から置く程度が無難。
化成肥料なら土にそのまま混ぜても害は少ない。
有機肥料にこだわるとこの辺が難しい。

元肥を控えめにして、様子を見ながら追い肥をする。
これが無難な策。

代表的な夏野菜でプランター栽培が可能なのは、トマト、茄子、キウリ等だが、
初心者に優しいのはキウリ、茄子。
水切れさえ注意すればそこそこ収穫出来る。
ただし、プランターでは収穫期が短くなるが、これは仕方がない。
出来るだけ大きいプランターがいいのは言うまでもない。

取り立てのキウリの旨さは作った者しかわからない。

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開花

2007年03月08日 | ベランダ菜園
昨日の話題の彼岸桜が本日開花。
部屋の中でなく外で、ほんの数個であるが花が開いた。

これは暖冬故早まったのかと思ったが、日記をみると実は昨年と同日。
ここ数日の冷え込みがなければ、おそらく昨年より3日程は早かっただろう。
これからゆっくり開花が進み、お彼岸に入る頃に満開になれば、ほぼ
昨年と同じ花期になる。

春の花の開花は種蒔き時期の指標。
4月中旬が蒔き頃というより、その土地でコブシの花が咲いた頃という方が
地域差を勘案していていいわけだ。

家庭菜園を始めた頃は、気持ちがはやるので時期を待たずに早蒔きしたものだ。
遅霜の被害を受けることもあり、早ければいいと言うことはあまりない。
適期に蒔けば育ちやすいし収穫も上がる。

秋蒔きは、またそれなりの事情がある。
夏の炎天下で早めに秋蒔きの準備の畑作りして悪いことはあまりない。
8月下旬から9月に入ればすぐ蒔けるように。
一日の遅れは収穫10日の遅れに繋がったりする。
かといって早く蒔きすぎれば、害虫にやられたりする。

春菊、ホウレン草、小松菜などは何回でも時期をずらせ乍ら蒔けるが、
白菜や大根、玉葱などは蒔き時を気にする。
そして品種によっても異なる。

自然相手の妙とも言える。


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