グレーテルの歩く道

心身のハンデなんて物ともせず、元気に暮らす私の日記♪

K先輩から電話

2016年01月16日 15時51分35秒 | 100個のしあわせ
事業所を突然辞めたK先輩。

今生の別れと覚悟した。

支援員のEさんがアドレスを教えてくれたからメールを出した。

返信なし。


数日後、K先輩から電話がきた!

すごくうれしい!

K先輩は、

「あんた、ヤブ医者に手術されて、リハビリ失敗してそんな身体になったんだよ。

ボクがいいお医者さん紹介してあげるから、治してもらいなよ」

と1時間語っていた・・・。

館長さんの入院

2016年01月16日 15時45分44秒 | お仕事
プレッシャーと必死に闘いながら迎えた仕事始めの日。

事業所に行くと、館長さんがいなかった。

「館長は、心不全の手術のため入院しました。」支援員さんに教えられた。

そういえば、だいぶ前から「心臓がハカハカする」としきりに言っていた。

復帰は3月という。


怒る人不在。

仕事が楽しい。楽園だ。


スピード出世?

2016年01月16日 15時38分33秒 | お仕事
基本的には、時給300円の実習期間が3カ月あるという。

私はなぜか、実習期間2か月で雇用契約を結んで、めでたく時給730円に出来そうだと、

館長さんが言った。

なんでだろう?


その日から、館長さんは、私を一人前にしようと、厳しくなった。

時給300円のままでいいから、もう少し優しくしてほしいと思う時無い事は無かった。

忙しい時間になると、胃が痛んで足が震えるようになった。

必死だった。


初任給をもらった

2016年01月16日 15時33分23秒 | お仕事
はじめてのお給料をもらった。

19500円。

時給300円。毎日お弁当代が400円引かれるとは知らなかった。

館長さんに「身に余る光栄です」と言った。


館長さんは、「こんな身体で頑張って。なんて可愛いのかしら」と、

涙を浮かべながら私を抱きしめてくれた。


しゃべり方はきついけど、いい人だ。


第二のおかあさん。




仕事を始めて以来最悪の日

2016年01月16日 15時12分05秒 | お仕事
就労継続支援A型事業所Oに通い始めて2か月くらい経った日。

少しづつ館長さんに不信感を抱き始めていたころ。

事件は起きた。

館長さんは、毎日病的にヒステリーを起してメンバーさんを些細なことで、

大声で怒鳴り散らしたり、物を投げつけたりしていた。

「なんで障害者にそんな態度をとるのか」私は心の中で勝手に憤っていた。


その日は、パソコン関連の些細なことで、そのヒステリーが初めて私に向けられた。

私は、余りのきつい言い方に、つい反論した。

100倍になって帰って来た。

悔しくて涙が出た。

「なんでも私に言いなさい」常々そう言っていた館長に私は泣きながら言った。


「きつい言い方をされると私は泣きます」

「きつい言い方なんかしていません!仕事中は泣くな!泣く人は辞める!」

16歳の自分ならここで「じゃあ辞めるよ!」と怒鳴り返して帰っていただろうが、

33歳の私は、泣きながらお団子を丸めた。


もう、クビになったと思った。

お仕事見つかってよかったね!って言ってくれたみんなの顔が浮かんだ。

なにより、嬉しそうだったママの顔。

1時間涙が止まらなかった。

お団子を丸め続けた。


仕事を終えて帰る時。

館長さんが、私の顔を覗いて

「もう泣いてないわね。こうやって仲良くなって行くのよ」と行った。

私は、その日初任給をもらったお礼に館長さんに贈り物を持って行っていた。

泣き腫らした目で、館長さんに「あずき蒸気のカイロを渡して、ハグして帰った。

仲直りした。



以前、通所していて辞めたメンバーさんに

「大声で威嚇された」と、訴えられそうになったとは聞いていたけど、

まあまあ、納得。