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5/27(金) 薄商いのなか週末手仕舞い売り

2011年05月27日 07時48分48秒 | Weblog
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 NY株式市場は続伸。

NY市場                     +  8.10ドル
ナスダック                   + 21.54ドル
CME日経225     9,555.00円  +  5.00円
NY原油先物        100.23ドル  (- 1.09)
NY金先物       1,522.80ドル (-  3.90)
半導体株指数       428.24ドル  (+ 4.03)
バルチック海運指数 1,467.00ドル (+ 21.00)
CRB指数         343.33ポイント(- 1.11)
VIX指数           16.09ポイント (- 0.98)
為替 9:00(対ドル円)  81.16円(ユーロ円) 114.79円
外資系注文状況: 1,310株、 買い 1,320万株、 差し引き 10万株の買い越し

日経                  9,562.05円
 始値   - 47.89円    9,514.16円
 高値   + 26.65円    9,588.70円  12:52
 安値   - 68.61円    9,493.44円   9:15
 終値   - 40.11円    9,521.94円   陽クロス

 為替市場でドル・円、ユーロ・円が円高に振れていることが嫌気され、この流れを受けて売り先行。輸出関連株の一角が売り優勢、原油先物相場も反落となったことで、資源関連株もさえない展開。一時9,500円を割り込んだが、売りたたく動きはみられず、底堅さも意識されて売り一巡後は下げ幅を縮めた。個別で拾えるものを拾っているだけのような相場。全体は下げ渋ったものの、方向感が定まったような動きではない。円が急上昇したり、アジア株が急落したりしなければ、週末ということもあって、押される場面もありそうだが、9,500円台も維持できるだろう。週明けの米国市場が休場というのも、様子見ムードを強める要因。来週は米5月雇用統計など重要な経済指標の発表を控えるため、方向感が出てくるかもしれない。月末や、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数の入れ替えが通過すれば、動きやすくもなる。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、22件で金額は305.10億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 週末要因もあって買い手控え気分も強く、戻りの鈍い展開が続いた。底堅さが意識されてプラスに転じる場面もあったが、買い材料難で上値も重く、一巡後に軟化するなど方向感の定まらない展開が続いた。来週は米国や中国で重要な経済指標が多く発表される。米国では弱い経済指標が目立っているため、ある程度は織り込まれていると考えられ、中国の経済指標のほうが注目度は高そうだ。金融引き締めの懸念が強まってくると、相場にはマイナス。ただ、日本株は震災の影響で急落したため出遅れており、米国や、中国の株価と比較すれば、下ブレも大きくないだろう。米国の経済指標が予想よりも悪化しないようなら、悪材料出尽くしとなって戻りを試す動きも期待される。
 市場では「一部主力株への物色は見られるものの、中小型株への広がりが見られず、売買代金が膨らまない。世界的な景気減速感がある中で上値では利益確定売りが出やすく、当面は下げバイアスがかかりやすい」・「何か材料が出たというよりも、週末を控えた薄商いの中で方向感が乏しい」 との声が聞かれた。

                   【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『高下とも長き足には乗るがよし
                短き足には乗らざるがよし』~☆。・+゜゜+・。.

 相場の上下いずれにしても、罫線上、長足の場合はそれに乗り、短足の場合は乗るのを控えること。出にくい時こそ出て、出やすい時は控えるのが相場の常。