ＮＹが＋１２１．０７ドル
ＣＭＥ日経先物２２５は＋１６０円の１２，１２０円
ＮＹ原油先物（１１月限） １０６.８９ドル （－ １.１３）
ＮＹ金先物 （１２月限） ８８８.５０ドル （＋ ６.５０）
為替 （対ドル円） １０６.０８円 （対ユーロ円） １５５.１３円
外資系注文状況: 売り３，１９０万株, 買い２，２００万株,差し引き９９０万株の売り越し
日経
始値 －９．９１円の１１，８８３．２５円 すぐプラ転
高値 ＋１６９．５１円の１２，０６２．６７円 ９：４４
安値 －１７２．１１円の１１，７２１．０５円 １４：５７
終値 －１４９．５５円の１１，７４３．６１円 粗、安値引け
日経平均株価が下げに転じ、前週末比１４９円５５銭安の１万１７４３円６１銭と３日続落した。海外株安が重しとなったほか、米金融安定化策の実効性を見極めたいとする向きやポジション調整売りとの声もあり下値模索の展開となった。
ＧＬＯＢＥＸ（シカゴ先物取引システム）での米株価指数先物の軟調推移や、香港・ハンセン指数安などが重しとなり、後場寄りから下げ転換。米政府と議会が大筋合意した米金融安定化策に対して、公的資金枠の最大７０００億ドルのうち、半分の３５００億ドルは議会に拒否権があるなど、その実効性が疑問視されているほか、「９月中間期末のポジション調整売りが出ている」との声も聞かれ、一時１７２円安となった。市場からは、「英住宅金融機関ブラッドフォード・アンド・ビングレーの経営難など金融不安が欧州に波及しており、警戒感を強めている」との声も有る。
４６６１： オリエンタルランド ７，２３０円 ＋２６０円
売上高が従来の３，６４２億４，０００万円を３，７３９億４，０００万円へ、営業利益は同２８４億円を３０７億１，０００万円へ、経常利益は同２６６億８，０００万円を２８９億４，０００万円へ、当期純利益は同１６２億２，０００万円を１７３億７，０００万円へ、それぞれ上方修正した。第２四半期連結累計期間は、４月にスタートした東京ディズニーリゾート25thアニバーサリーイベントの実施に伴い、テーマパーク入園者数が大幅に増加し、またゲスト１人当たり売上高も好調に推移したことから、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益が、それぞれ前回発表予想を大きく上回る見通しとなった。これに伴い通期の業績予想についても、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益を上方修正した。なお、テーマパーク入園者数の予想も、過去最高の２，６５０万人(前期比４．２％増)と前回発表予想(２，５８０万人)を大幅に上回る見通しとなっている。
５８０１： 古河電工 ５４３円 －４円
中間決算に向けては、すでに１－６月期が上期となる海外子会社の在庫評価損が約３０億円程度の計画比縮小が見込まれるほか、ＮＧＮ（次世代ネットワーク）向けフォトニクス製品が好調な情報通信部門や液晶製造装置向けアルミ厚板が好調な軽金属部門は上振れ傾向で推移しているもよう。エネルギー・産業機材部門は金属市況下落、自動車需要減退の影響などが懸念されるが、中期的には、中国における原発・送変電の拡大余地は大きいとみられ、原発では3-4割、送電線では倍増となる投資額の上方修正観測もあり、中国向け系統変電で先行し、かつ原発の事業機会もある同社の活躍余地は大きいといえよう。
また、電池向けで世界シェアの５５％を占める銅はくの生産能力を３割高めるなど、リチウムイオン電池市場の拡大をにらんだ施策を進めていることも期待される。株価は出遅れ感が強く、信用需給も倍率0.37倍に加えて逆日歩の発生も観測されるなど、水準訂正余地は高いとみる。
５９８１： 東京製綱 ２１６円 －８円
ロープ業界のリーディング・カンパニーであり、ワイヤロープ、タイヤ用スチールコード、落石保護施設、橋梁用ケーブル、太陽電池向けワイヤソー（太陽電池ウエハをスライスする装置）およびソーワイヤ（ワイヤソーの消耗品）などを手掛けている。ワイヤソーは極細ワイヤによるスライス切断装置で、用途として太陽電池などのシリコンウエハー切断に使用されており、関連人気を誘いやすい。
主力のロープやスチールコードでは海外成長市場や差別化商品投入での売上拡大を目指すが、太陽電池向けワイヤソーおよびソーワイヤの中期的な拡大に対する期待は大きい。又、同社はフェローテックとのワイヤソー事業での提携を発表。両社の子会社２社を含めた４社共同で事業を展開していく。ワイヤソーとは太陽電池や半導体向けに、シリコンをウエハー状に切断する装置。近年、中国の太陽電池ウエハーメーカーからの需要が拡大しており、中国企業との取引実績のあるフェローテックと組むことでシナジー効果を狙う。
【今日の格言】
．。・+゜゜+・。☆ ～『おごるなよ、円い月夜もただ一夜』～☆。・+゜゜+・。．
相場で成功する、つまり、美しい満月のように満ち足りた思いは、そういつもあることではない。思い上がれば相場はつまづくのが常で、慢心を戒める格言。
ＣＭＥ日経先物２２５は＋１６０円の１２，１２０円
ＮＹ原油先物（１１月限） １０６.８９ドル （－ １.１３）
ＮＹ金先物 （１２月限） ８８８.５０ドル （＋ ６.５０）
為替 （対ドル円） １０６.０８円 （対ユーロ円） １５５.１３円
外資系注文状況: 売り３，１９０万株, 買い２，２００万株,差し引き９９０万株の売り越し
日経
始値 －９．９１円の１１，８８３．２５円 すぐプラ転
高値 ＋１６９．５１円の１２，０６２．６７円 ９：４４
安値 －１７２．１１円の１１，７２１．０５円 １４：５７
終値 －１４９．５５円の１１，７４３．６１円 粗、安値引け
日経平均株価が下げに転じ、前週末比１４９円５５銭安の１万１７４３円６１銭と３日続落した。海外株安が重しとなったほか、米金融安定化策の実効性を見極めたいとする向きやポジション調整売りとの声もあり下値模索の展開となった。
ＧＬＯＢＥＸ（シカゴ先物取引システム）での米株価指数先物の軟調推移や、香港・ハンセン指数安などが重しとなり、後場寄りから下げ転換。米政府と議会が大筋合意した米金融安定化策に対して、公的資金枠の最大７０００億ドルのうち、半分の３５００億ドルは議会に拒否権があるなど、その実効性が疑問視されているほか、「９月中間期末のポジション調整売りが出ている」との声も聞かれ、一時１７２円安となった。市場からは、「英住宅金融機関ブラッドフォード・アンド・ビングレーの経営難など金融不安が欧州に波及しており、警戒感を強めている」との声も有る。
４６６１： オリエンタルランド ７，２３０円 ＋２６０円
売上高が従来の３，６４２億４，０００万円を３，７３９億４，０００万円へ、営業利益は同２８４億円を３０７億１，０００万円へ、経常利益は同２６６億８，０００万円を２８９億４，０００万円へ、当期純利益は同１６２億２，０００万円を１７３億７，０００万円へ、それぞれ上方修正した。第２四半期連結累計期間は、４月にスタートした東京ディズニーリゾート25thアニバーサリーイベントの実施に伴い、テーマパーク入園者数が大幅に増加し、またゲスト１人当たり売上高も好調に推移したことから、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益が、それぞれ前回発表予想を大きく上回る見通しとなった。これに伴い通期の業績予想についても、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益を上方修正した。なお、テーマパーク入園者数の予想も、過去最高の２，６５０万人(前期比４．２％増)と前回発表予想(２，５８０万人)を大幅に上回る見通しとなっている。
５８０１： 古河電工 ５４３円 －４円
中間決算に向けては、すでに１－６月期が上期となる海外子会社の在庫評価損が約３０億円程度の計画比縮小が見込まれるほか、ＮＧＮ（次世代ネットワーク）向けフォトニクス製品が好調な情報通信部門や液晶製造装置向けアルミ厚板が好調な軽金属部門は上振れ傾向で推移しているもよう。エネルギー・産業機材部門は金属市況下落、自動車需要減退の影響などが懸念されるが、中期的には、中国における原発・送変電の拡大余地は大きいとみられ、原発では3-4割、送電線では倍増となる投資額の上方修正観測もあり、中国向け系統変電で先行し、かつ原発の事業機会もある同社の活躍余地は大きいといえよう。
また、電池向けで世界シェアの５５％を占める銅はくの生産能力を３割高めるなど、リチウムイオン電池市場の拡大をにらんだ施策を進めていることも期待される。株価は出遅れ感が強く、信用需給も倍率0.37倍に加えて逆日歩の発生も観測されるなど、水準訂正余地は高いとみる。
５９８１： 東京製綱 ２１６円 －８円
ロープ業界のリーディング・カンパニーであり、ワイヤロープ、タイヤ用スチールコード、落石保護施設、橋梁用ケーブル、太陽電池向けワイヤソー（太陽電池ウエハをスライスする装置）およびソーワイヤ（ワイヤソーの消耗品）などを手掛けている。ワイヤソーは極細ワイヤによるスライス切断装置で、用途として太陽電池などのシリコンウエハー切断に使用されており、関連人気を誘いやすい。
主力のロープやスチールコードでは海外成長市場や差別化商品投入での売上拡大を目指すが、太陽電池向けワイヤソーおよびソーワイヤの中期的な拡大に対する期待は大きい。又、同社はフェローテックとのワイヤソー事業での提携を発表。両社の子会社２社を含めた４社共同で事業を展開していく。ワイヤソーとは太陽電池や半導体向けに、シリコンをウエハー状に切断する装置。近年、中国の太陽電池ウエハーメーカーからの需要が拡大しており、中国企業との取引実績のあるフェローテックと組むことでシナジー効果を狙う。
【今日の格言】
．。・+゜゜+・。☆ ～『おごるなよ、円い月夜もただ一夜』～☆。・+゜゜+・。．
相場で成功する、つまり、美しい満月のように満ち足りた思いは、そういつもあることではない。思い上がれば相場はつまづくのが常で、慢心を戒める格言。
