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1/15(火) 甘利担当相発言が冷や水

2013年01月15日 08時31分11秒 | Weblog
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 NY市場は、企業決算発表が本格化するなか、業績不安も高まり、まちまち。

NY市場                     + 18.89ドル
ナスダック                    -  8.13ポイント
CME日経225    11,005.00円   +175.00円
NY原油先物         94.14ドル   (+ 0.58)
NY金先物       1,669.40ドル  (+  8.80)
半導体株指数       401.89ドル  (- 0.97)
バルチック海運指数    751.00ドル (+  8.00)
CRB指数         298.12ポイント (+ 1.46)ポイント
米国10年債利回り     1.84%     (- 0.06)
VIX指数           13.52ポイント (+ 0.16)
為替 9:00(対ドル円)  89.45(ユーロ円)  119.69円
外資系注文状況: 売り 1,595株、 買い 3,190株、 差し引き 1,595万株の大幅買い越し

日経                10,801.57円
 始値   +113.08円   10,914.65円
 高値   +150.74円   10,952.31円  10:50
 安値   + 50.09円   10,851.66円  14:49
 終値   + 77.51円   10,879.08円   短陰線

 政府が日銀に対し金融緩和圧力を強めていることを背景に、為替市場で円安基調を好感し、買い先行。米景気回復期待に加え、ユーロ圏経済の先行きに関する悲観的な見方も後退し、海外投資家がリスク資産のウエートを高めているとの見方が多い。主力株だけでなく出遅れの中小型株も買われ全般の底上げにつながった。騰落レシオは再び160%に接近しそうで、株価が11,000円に乗せてくるようなら、目先的な達成感から調整に移る可能性がある。ただし、この間の上昇相場は、一部の外国人の大量買いによるもので、国内投資家は玉回転は利いているが、買い越しに至っておらず、押し目買い意欲は強い。中期的に、政策を買う流れは続くとみる。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、36件で金額は507.90億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で差引き220億円の大幅な売り越し。
 甘利明経済財政・再生相が15日午前の閣議後の記者会見で、過度な円安になれば輸入物価にはね返り、国民生活にマイナスの影響も出てくると発言。これを受け、円安が一服し、輸出関連株中心に利益確定売りに傾いたが、その後、円相場がやや落ち着いたこともあり、引けにかけて戻し気味となった。甘利経済担当相の発言でドル/円は日中約1円振れたが、11月13日からきょうまでの株価上昇と円安の関係では、日経平均は1円の円安で約220円上昇した計算だ。きょうの相場を見る限り、日本株に対する買い意欲は依然根強い。
 市場では「甘利経済再生相の発言で一転円高となり先物売りが続いている。現物市場では前場から大口買い注文が減っており、主力株には買い疲れ感もあるようだ。個人の資金は新興株市場へ流れている」・「(株も為替も)ピッチが速かった。今の円安は、これまでの行き過ぎた円高の是正の範ちゅうを出ていない。米金利が上昇しないにもかかわらず、為替だけが期待で上昇していたわけで、期待だけで1ドル=95─100円まで上昇するのは難しい。米国が今の金融緩和を止めてもいいというスタンスにならなければ、本格的なドル高・円安トレンドにはいかないだろう。経常収支の赤字の問題を指摘する人もいるが、日本には黒字を出せる力はあり、グローバルな景気が戻る過程では、多少戻るとみている」・「国内投資家のポジションは自動車や建設、金融などを大幅にオーバーウエートしており、やや行き過ぎの感がある。ここからさらに同セクターを積み増すことは想定しづらい。アンダーウエートとなっている医薬品や食品など出遅れ内需株に物色が向かわない限り、指数の一段の上昇は難しい」(大手証券)との声が出ている。

                    【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『久しく動かざりし相場が
         動き始めたる時はこれを売るなかれ』~☆。・+゜゜+・。.

 長期間、保ち合っていた相場が動き始めると、ほぼ上昇する傾向にあります。ここで決して売らないようにしましょう。