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12/22(木) 薄商い下で先物売り

2011年12月22日 08時23分01秒 | Weblog
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 NY株式市場は、オラクルの決算が失望されハイテク株は下げたが、ダウは押し目買いで値を戻した。

NY市場                      +  4.16ドル
ナスダック                    - 25.76ドル
CME日経225     8,475.00円   + 30.00円
NY原油先物        98.67ドル   (+  1.43)
NY金先物       1,613.60ドル  (-  4.00)
半導体株指数      354.45ドル    (- 4.28)
バルチック海運指数 1,856.00ドル   (- 22.00)
CRB指数         303.90ポイント (+ 2.23)
VIX指数           21.42ポイント (- 1.79)
為替 9:00(対ドル円)  78.10円 (ユーロ円) 101.82円
外資系注文状況: 1,240株、 買い 1,360株、 差し 120万株の買い越し

日経                  8,459.98円
 始値   - 30.44円    8,429.54円
 高値   - 23.39円    8,436.59円   9:31
 安値   - 76.02円    8,383.96円  14:39
 終値   - 64.82円    8,395.16円   短陰線

 海外市場が高安まちまちと手掛かり材料に乏しい中、前日上昇の反動から売り先行。3連休前の手仕舞い売りにも押され、弱含みで推移したが、売りたたくような投資家も不在で、下値は限定的だった。連日で取引時間中の値幅が小さく、早々と手仕舞いを出す動きもある。残っている個人投資家も値動きの良い新興市場で手掛けており、一部市場は悪循環に陥っている。焦点とされた25日移動平均線を上回る展開は期待しにくいが、下降トレンドの動きは出ていないので、ここから大きく下ブレることはないだろう。年明けには米国で経済指標の発表も多い。主力株を積極的に手掛ける地合いではないため、薄商いのなかで上値を、という流れにもなりにくい。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、30件で金額は192.30億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅買い越し。
 3連休前のポジション調整の売りに下げ幅をやや広げ、8,400円を割り込んだ。薄商いで全体的に動意の乏しい展開が続いき、中国株の弱含みも重しになった。中小型株への物色は旺盛で、資金の回転が利いてくれば大型株も動きが良くなってくるだろう。ただ、これは中・長期的にみた場合であり、年内にこうした動きがみられるとは考えにくい。特に来週の初めは米英が休場ということもあり、今週のように薄商いで動意薄の展開が想定される。米国株次第でレンジは変わるだろうが、材料となる経済指標も年明けに集中しているため、日米とも動きは期待できない。
 市場では「朝方には国内勢から中小型株中心に売りが観測されたほか、直近上昇銘柄への利益確定売りがみられる。ただ、個別株物色が中心で基本的には全般は値動きに乏しい展開」(国内証券)との声が聞かれた。
 
                   【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『万人があきれ果てたる値が出れば、
                 高い安いの境なりけり』~☆。・+゜゜+・。.

 バブルの時、好業績をはやされて電力、証券、銀行株は史上空前の値をつけた。証券界では、どんな尺度で、どんな経験則からいっても通用しないと浮かれ調子になったが、大相場は続かない。「万人があきれ果てたる値」がついたあとの結果は、どうだったか。格言でいみじくも、こうした場合の危険性を指摘してくれている、ということをいっているのである。