08年10-12月期の米GDP速報値は2期連続で減少、過去27年間で最大の落ち込みとなったが、懸念されたほどの減少幅とはならなかった。しかし、個人消費の落ち込みや輸出の急減、在庫の積み上がり等が改めて示されたことで景気の回復が先にずれ込むとの見方が広がり、プラスで寄り付いた指数は間もなくマイナスに転じた。
シカゴ購買部協会の1月の景気指数やミシガン大学調査の1月の消費者信頼感指数確報値が予想を下回ったこともマイナス材料。この日発表された企業の決算も景気の先行きに対する懸念を強めることになった。また、政府が構想している「バッドバンク(金融機関の不良資産を買い取る専門銀行)」について、CNBCテレビが実現は難しいと報じている。
NYは -147.15ドル
CME日経225先物 7,895円 - 45円
NY原油先物(2月限) 41.68ドル (+ 0.24)
NY金先物 (2月限) 928.40ドル (+21.90)
半導体株指数 208.26ドル (- 4.07)
バルチック海運指数 1,070ドル (+34)
為替 9:00 (対ドル円) 89.74円 (対ユーロ円) 114.32円
外資系注文状況: 売り2,330万株、買い1,080万株、差し引き1,250万株の売り越し
日経 7,994.05円
始値 - 85.54円 7,908.51円
高値 + 38.30円 7,955.75円 11:00
安値 -198.78円 7,795.27円 9:51
終値 -120.07円 7,873.98円 両髭短陰線
米株安・寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)も売り越しと伝わると、主力銘柄の決算悪を背景に売りが先行したが、7800円割れの水準では買い戻しに支えられた。先物にまとまった買いが入ると、下げ幅を縮めた。景気悪化懸念に売りが先行したが、中国の景気刺激策が報じられ、相場の下支え要因となり、前場は高値引けで終えた。新興国関連銘柄は注目されるものの、今の相場では一本調子とはいえず、ジリ高となりそうだ。ただ、下方修正した銘柄の中で底堅いものもあり、一部の主要銘柄は業績悪化が織り込まれているとみられる。
昼の立ち会い外バスケット取引は、14件で金額は483.84億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心でフラット(売買均衡)。
香港ハンセン指数の急落や、対ユーロでの円上昇を背景に下値模索の展開となった。7,800円近辺では先物にまとまった買いが入るなど相場を支え、下げ渋ったが、戻りは限定された。BOE(英中銀)・ECB(欧中銀)の理事会や、米国の雇用統計など重要経済指標を控えるなか、中国の追加景気刺激策は買いが継続するほどの内容ではない。米国の『バッドバンク』(不良資産買い取り銀行)についても構想に不透明感が増しており、米金融システムへの不安が解消されない現状で上値は追いにくいのだろう。。「下げ渋ってはいるものの、市場は来期の業績悪化を織り込み切れておらず、買い向かう投資家は少ない。短期資金は値動きの良い材料株などに向かっている」(大手証券)との声が出ている。
4564: オンコセラピー 154,100円 +20,000円
先週末に同社のガンワクチンの全世界での開発販売権を塩野義製薬が買収するとの報道を受けストップ高となっていた。本日もストップ高で寄りつくが寄り後は手仕舞い売り優勢で垂れていた。しかし同社は14時に今期業績の上方修正を発表。塩野義製薬からの一時金が発生したことが主な要因。これを受け、再び物色されて結局ストップ高引けに。正式に契約を発表したことを改めて好感されているようであり、早速業績への寄与が出て来たことから、将来的な業績寄与への期待感が強まった模様。
4118: カネカ 471円 -15円
塩ビ・ソーダから出発。樹脂、高分子・発酵で多角製品構成。医薬・食品素材が収益柱に。海外重視1月25日、太陽電池事業の生産能力増強を発表、材料視されている。100%出資子会社であるカネカソーラーテック(本社兵庫県豊岡市)に100億円強の設備投資を行い、変換効率が12%と薄膜系では世界最高水準にある薄膜系太陽電池の年産能力を80メガワット増強し、150メガワットとする。 併せて、欧州拠点設置の検討および新世代太陽電池開発などを担当する薄膜研究所(仮称)の設立準備の開始も発表。
【今日の格言】
.。・+゜゜+・。☆ ~『買い落城の安峠売り落城の高峠』~☆。・+゜゜+・。.
買方が投げた時が安値のどん底で、売方が総踏みとなった時が天井である。その天底を見計らって売買を仕掛けるのがコツ。勝ちは六分をもってよしとす
シカゴ購買部協会の1月の景気指数やミシガン大学調査の1月の消費者信頼感指数確報値が予想を下回ったこともマイナス材料。この日発表された企業の決算も景気の先行きに対する懸念を強めることになった。また、政府が構想している「バッドバンク(金融機関の不良資産を買い取る専門銀行)」について、CNBCテレビが実現は難しいと報じている。
NYは -147.15ドル
CME日経225先物 7,895円 - 45円
NY原油先物(2月限) 41.68ドル (+ 0.24)
NY金先物 (2月限) 928.40ドル (+21.90)
半導体株指数 208.26ドル (- 4.07)
バルチック海運指数 1,070ドル (+34)
為替 9:00 (対ドル円) 89.74円 (対ユーロ円) 114.32円
外資系注文状況: 売り2,330万株、買い1,080万株、差し引き1,250万株の売り越し
日経 7,994.05円
始値 - 85.54円 7,908.51円
高値 + 38.30円 7,955.75円 11:00
安値 -198.78円 7,795.27円 9:51
終値 -120.07円 7,873.98円 両髭短陰線
米株安・寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)も売り越しと伝わると、主力銘柄の決算悪を背景に売りが先行したが、7800円割れの水準では買い戻しに支えられた。先物にまとまった買いが入ると、下げ幅を縮めた。景気悪化懸念に売りが先行したが、中国の景気刺激策が報じられ、相場の下支え要因となり、前場は高値引けで終えた。新興国関連銘柄は注目されるものの、今の相場では一本調子とはいえず、ジリ高となりそうだ。ただ、下方修正した銘柄の中で底堅いものもあり、一部の主要銘柄は業績悪化が織り込まれているとみられる。
昼の立ち会い外バスケット取引は、14件で金額は483.84億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心でフラット(売買均衡)。
香港ハンセン指数の急落や、対ユーロでの円上昇を背景に下値模索の展開となった。7,800円近辺では先物にまとまった買いが入るなど相場を支え、下げ渋ったが、戻りは限定された。BOE(英中銀)・ECB(欧中銀)の理事会や、米国の雇用統計など重要経済指標を控えるなか、中国の追加景気刺激策は買いが継続するほどの内容ではない。米国の『バッドバンク』(不良資産買い取り銀行)についても構想に不透明感が増しており、米金融システムへの不安が解消されない現状で上値は追いにくいのだろう。。「下げ渋ってはいるものの、市場は来期の業績悪化を織り込み切れておらず、買い向かう投資家は少ない。短期資金は値動きの良い材料株などに向かっている」(大手証券)との声が出ている。
4564: オンコセラピー 154,100円 +20,000円
先週末に同社のガンワクチンの全世界での開発販売権を塩野義製薬が買収するとの報道を受けストップ高となっていた。本日もストップ高で寄りつくが寄り後は手仕舞い売り優勢で垂れていた。しかし同社は14時に今期業績の上方修正を発表。塩野義製薬からの一時金が発生したことが主な要因。これを受け、再び物色されて結局ストップ高引けに。正式に契約を発表したことを改めて好感されているようであり、早速業績への寄与が出て来たことから、将来的な業績寄与への期待感が強まった模様。
4118: カネカ 471円 -15円
塩ビ・ソーダから出発。樹脂、高分子・発酵で多角製品構成。医薬・食品素材が収益柱に。海外重視1月25日、太陽電池事業の生産能力増強を発表、材料視されている。100%出資子会社であるカネカソーラーテック(本社兵庫県豊岡市)に100億円強の設備投資を行い、変換効率が12%と薄膜系では世界最高水準にある薄膜系太陽電池の年産能力を80メガワット増強し、150メガワットとする。 併せて、欧州拠点設置の検討および新世代太陽電池開発などを担当する薄膜研究所(仮称)の設立準備の開始も発表。
【今日の格言】
.。・+゜゜+・。☆ ~『買い落城の安峠売り落城の高峠』~☆。・+゜゜+・。.
買方が投げた時が安値のどん底で、売方が総踏みとなった時が天井である。その天底を見計らって売買を仕掛けるのがコツ。勝ちは六分をもってよしとす