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1/6(金) 断続的な先物売りで下げ強める

2012年01月06日 08時16分29秒 | Weblog
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 NY市場は、まちまちでほぼ変わらず。

NY市場                      -  2.72ドル
ナスダック                    + 21.50ドル
CME日経225     8,505.00円   +  5.00円
NY原油先物       101,81ドル   (- 1.41)
NY金先物       1,620.10ドル  (+  7.40)
半導体株指数      374.17ドル    (+ 5.51)
バルチック海運指数 1,426.00ドル   (-126.00)
CRB指数         308.54ポイント (- 5.26)
VIX指数           21.48ポイント (- 0.74)
為替 9:00(対ドル円)  77.19円 (ユーロ円) 98.74円
外資系注文状況: 売り 1,350株、 買い 990株、 差し引き 360万株の売り越し

日経                  8,488.71円
 始値   +  0.27円    8,488.98円
 高値     始   値
 安値   -139.38円    8,349.33円  14:18
 終値   - 98.36円    8,390.00円   小陰線

 欧州市場の弱い動きや米国市場がまちまちだったこともあり、手掛かり材料に乏しい状況のなか、小幅反発。ユーロ安が一段と進んでいることから、輸出関連企業の収益悪化を懸念し売り優勢となった。国内では3連休を控え、米国では雇用統計の発表前ということもあり、下値で拾う動きも目立たず、8,400円を割り込む場面もあった。今晩発表の米雇用統計次第ではあるが、対ユーロで強い円も、対ドルでは上値が重く、米国株もしっかりしていることから、日経平均の下値は限られる見通し。ただ、来週はECB(欧州中央銀行)理事会や、イタリアなどの国債償還があり、欧州に目を向けざるを得ない。ユーロを売る材料には困らない状況にあり、上値の重い展開が続くだろう。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、26件で金額は312.30億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅売り超し。
 先物への大口の売りに押されて下値を模索した。米11年12月雇用統計の発表を控えていることや、ユーロ・円の停滞などで買い手控え気分も強く、下げ幅を140円近くまで拡大する場面があった。欧州問題は今年いっぱい付き合っていくことになるだろうし、ヘッジファンドもその間リスク・オフで過ごすわけにもいかない。どこかで区切りを付けなければならなくなる。米企業決算の観測記事も出てくるだろうが、欧州では国債入札や、ECB(欧州中央銀行)理事会を控える。今晩発表の米雇用統計が強い内容だったという前提で、来週は欧州債務問題を警戒したリスク・オフと、米景気や企業業績の回復を期待したリスク・オンとが交錯することになるだろう。
 市場では「3連休前で全体的に手掛けにくいなか、主力どころを中心に利益確定売りが出ている。一方でKLabなどの直近IPO銘柄やDNAチップ研究所などバイオ関連株に資金が集中する構図が強まっている」・「先物に大口売りが断続的に出て裁定解消売りを伴い下げ幅が拡大している。CTA(商品投資顧問業者)による仕掛け的な売りとの観測が出ている。3連休を控えて買いが入りにくいタイミングを狙ったようだ」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 

                  【今日の格言】
        .。・+゜゜+・。☆ ~『休むも相場』~☆。・+゜゜+・。.

 相場には「買う」と「売る」の他に、もうひとつ「休む」という勝負法があるという格言。中途半端に取引をおこなうくらいなら休んで冷静に全体を見たほうが余程有益であるということ。