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3/30(金) 円高警戒や鉱工業生産下振れ

2012年03月30日 07時52分43秒 | Weblog
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 NY市場は、ほぼ終日下落していたが、取引終了前の30分間で切り返し反発した。

NY市場                     + 19.61ドル
ナスダック                    -  2.63ドル
CME日経225    10,115.00円   +  5.00円
NY原油先物        102.78ドル   (- 2.63)
NY金先物       1,652.40ドル  (-  5.70)
半導体株指数       436.85ドル   (+ 0.75)
バルチック海運指数   930.00ドル   (+  8.00)
CRB指数         305.94ポイント (- 5.53)
VIX指数           15.48ポイント (+ 0.01)
為替 9:00(対ドル円)  82.29円 (ユーロ円)  109.59円
外資系注文状況: 売り 2,660株、 買い 1,790株、 差し引き 470万株の売り越し

日経                 10,114.79円
 始値   - 25.69円   10,089.10円
 高値   -  3.70円   10,111.09円  10:27
 安値   - 81.60円   10,033.19円   9:39
 終値   - 31.23円   10,083.56円   クロス

 米国株はまちまちだったが、外為市場での円高警戒や鉱工業生産下振れで、売り先行。売り叩くような動きはみられていないが、買い上がる材料も乏しい。中国の景気減速懸念と米景気の楽観論後退を背景とする円高警戒が最大の売り材料だろう。ドル/円が81円台に入り、チャート上は80円台も視野に入る。円高が止まらないと日本株は一段の調整リスクが高くなる
 昼の立ち会い外バスケット取引は、28件で金額は220.73億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅買い越し。
 見送りムードが強く、戻りは鈍かった。上海総合指数が底堅く推移する一方、ドル・円は82円前後と弱含み、日経平均はマイナス圏で神経質な展開が続いた。盛り上がりには欠けたが、ドル・円が82円を割り込んでも下値は限られ、しっかりした展開だった。個人投資家が中心なので、全体の方向性がつかみづらかったのは仕方ない。来週から名実ともに新年度入りとなるが、すぐに相場が本格的に動くとは考えにくく、しばらく焦点のボケた展開が続くかもしれない。肝心なのは週末発表の米3月雇用統計だろう。米国では弱い経済指標が目立っているため、ここで強い流れを取り戻せるか否か注目される。
 市場では「年度末要因で証券会社の自己売買部門が動けず売買高が膨らまない中、先物に小口売りが続き上値を抑えられている。年度末のドレッシング期待もあるが、すでに水準が高く無理に株価を押し上げる必要もなさそうだ」との声が出ている。

                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『上げ基点は買い、
                   上げの極点は売り』~☆。・+゜゜+・。.

 相場は、世の中の空気が弱気に転じた時は、底値を打って上昇するものです。その逆に、世の中が高揚し、高騰しそうに思われる時は、必ず下る傾向にあります。上昇相場では下ることだけを考え、安値相場では上がることだけを考えましょう。