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12/1(水) 材料まちまちで狭いレンジでの揉み合い

2010年12月01日 08時35分21秒 | Weblog
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 NY株式市場は、欧州の金融不安拡大が圧迫材料となり続落。

NY市場                    - 46.47ドル
CME日経225     9,945円     -  5.00円
NY原油先物         84.11ドル  (- 1.62)
NY金先物       1,386.10ドル (+ 18.60)
半導体株指数        390.12ドル  (- 5.03)
バルチック海運指数 2,099ドル     (- 46.00)
CRB指数        301.41ポイント (- 1.48)
VIX指数          23.54ポイント (+ 2.01)   
為替 9:00 (対ドル円) 83.69円(ユーロ円) 108.77円
外資系注文状況: 売り 1,680株、 買い 1,770万株、 差し引き 90万株の買い越し

日経                  9,937.04円
 始値   +  2.76円    9,939.80円
 高値     終   値
 安値   - 18.49円    9,918.55円  10:29
 終値   + 51.01円    9,988.05円   小陽線高値引け

 欧米株式市場の下落に対して、海外投資家が出遅れている日本株を物色していることなど、強弱感が対立し前日終値近辺でのスタート。200日移動平均線に接近する場面では下げ渋り、プラス圏に浮上する場面もあったが、上値も限定的で、前日終値を挟んで揉み合いとなった。ドル・円の下落にも底堅い印象。前日の大幅安の反動で、押し目では買い意欲も根強いようだ。企業も前提為替レートを円高に見直しており、1ドル=80円としているところも多い。83円台も売り材料とは言えない。一方、午前10時ごろに中国の11月製造業PMI(購買担当者景気指数)が発表され、市場予想をやや上回った。利上げへの警戒感も高まるが、金融引き締めは過度のインフレを抑えるためのもので、足元の景気が良いということでもある。しっかり織り込んでいければ、過度の下値不安はない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、23件で金額は288.38億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅買い超し。
 先物への断続的な買いを支えにジリ高歩調となった。対ユーロでの円の強含みや、上海総合指数などアジア株の戻りの鈍さを背景に、日経平均も動意の乏しい展開が続いたが、引けにかけて切り返しの動きとなった。円高基調にもかかわらず、むしろ強い相場になった。すでに1ドル=80円台も織り込み済みで、欧州の問題も織り込みつつある。おそらくギリシャがデフォルトしたとしても織り込み済みだろう。現時点で売り材料となり得るのは朝鮮半島の情勢緊迫化の拡大くらいだ。仮に週末発表の米11月雇用統計が悪化してドル・円が80円台まで下落するようなことになれば、日経平均も調整するだろう。それでも9500円台がメド。この水準まで戻されたら押し目買い好機。
 市場では「中国PMIが予想を上回る改善となり、金融引き締め警戒もあることから、中国株式の反応や米経済指標をみながらの展開となる」・「トヨタ、ホンダ、ブリヂストンなど自動車関連銘柄に海外勢とみられる買いが継続している。ただ手掛かり材料は乏しい。1万円近辺の上値では売り注文も多く買い上がりにくい」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 

                   【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『下がる理も時至らねば下がるまじ、
                売りせきするは大たわけなり』~☆。・+゜゜+・。.

 どんなに悪材料があっても其の時が来なければ中々下がらない。売り急ぐのは愚かなことである。株式相場は売り方と買い方の戦い。どちらが勝つのかその行方がはっきりと判明するまで動いてはならない。


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