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7/28(火) 利益確定売りに押され反落

2009年07月28日 07時15分02秒 | Weblog
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 NY株式市場は冴えない内容の企業決算が重しとなったものの、新築住宅販売の大幅増加が支援材料となり、小幅上昇。

NY市場                     + 15.27ドル
CME日経225   10,175円      + 95.00円
NY原油先物        68.38ドル   (+ 0.33)
NY金先物        953.50ドル   (+ 0.40)
半導体株指数       300.88ドル  (+ 1.76)
バルチック海運指数 3,407ドル    (+ 62.00)
CRB指数         252.49ポイント(+ 0.58)
VIX指数           24.28ポイント(+ 1.19) 
為替 9:00 (対ドル円)  95.20円  (対ユーロ円) 135.55円
外資系注文状況: 売り2,950株、 買い3,020万株、 差し引き70万株の買い越し

日経               10,088.66円
 始値   + 28.23円  10,116.89円
 高値    始    値
 安値   - 39.03円  10,049.63円  12:59
 終値   -  1.40円  10,087.26円   下髭の短陰線

 米国市場が小幅上昇したことで買い先行したが、朝高後は利益確定売りに押され、小安い水準でもみ合いとなった。円相場が1ドル=95円台まで下落したため、輸出関連株の一角は買いが先行したものの、円の下げ渋りに買い進む勢いも欠けた。子育て関連などのテーマ株を物色する流れはあるが、日経平均は先物で水準を切り上げた面もあり、これまでの連騰にロングポジションを取りにくい状況。半面、景況感は好転しており、下値も限定的。きのう海運大手3社は業績の下方修正を嫌気されて売りが優勢となったが経営サイドが消極的に見積もったことに対する失望売り。市況次第では改善が期待できるとの見方もあり、ほかの企業の業績下ブレを懸念する声は少ない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、17件で金額は172.02億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 手掛かり材料難で小安い水準で動意の乏しい展開が続いた。日立グループの再編期待や、JFE(5411) 、ヤクルト(2267) など一部の企業決算を好感した買いが相場を支え、一時プラス圏に浮上する場面もあったが、利益確定売りに上値も重かった。一方、TOPIXは1.87ポイント高い930.13ポイントと8日続伸。民主党マニフェストの公開をきっかけに、子育て関連、不動産関連銘柄が物色されたが、手掛かり材料難のなかでちょうど良いだけで、一過性のもの。前日に1万円台を回復し、年初来高値を更新したものの、TOPIXはいまだに上値が重く、いまの時点で日経平均1万円台で値固めという期待は持ちにくい。日本株では内需株の出遅れ感が強い。製造業は生産調整も奏功し、底打ち感が出ているが、内需株は不透明。仮に高速道路が無料になろうとも、それが内需の刺激策になるのかは疑問。
 市場では「銀行株にエネルギーが集中しており、ハイテク株などは徐々に下落する銘柄が目立ってきた。出遅れ感のあった銀行株に資金が回ってきたことで循環物色も一巡し、上昇相場もいったん終わりになるのではないか」・「今晩の米株反落リスクに対する警戒感がある。上を買う材料はないが、下に売るのもリスクを伴うため、やや方向感のない展開となっている」(大手証券トレーダー)との声が出ている。



◎7月米消費者信頼感指数は46.6、前月は49.3=コンファレンス・ボード

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT851137720090728


                   【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『三猿とはすなわち見猿、
                  言猿、聞猿の三なり』~☆。・+゜゜+・。.

 これは「三猿金泉録」の由来の言葉である。総強気で相場が上昇している時はこれに巻き込まれることなく売り場を探し、下落しているときには買い場を・・・となる。人に言わないというのは言うことによって確信になってしまうこともあるし、反対意見を聞いて動揺することもあるからです。平常心を持って相場に臨めという趣旨。


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