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形あるものはいつか壊れると(スカイライダー補修記)

2016-07-07 22:37:43 | おもちゃ・食玩・フィギュア
人はいうけれど。



フィギュアーツのスカイライダー(後期版)の引き出し式な股関節がプラプラになってました。
左右の足の接続ボールジョイントではなく、中央部分が緩くなった模様。
乱暴にブンドドしたわけでもなく、緩む心当たりもありません。
よく見たら中央の軸に通すリング状の部分が割れて、足が引き出されてダランと下がった状態に。
うむ、我ながら文才がないので自分で読んでも分かりにくい。

とにかく、過去のフィギュアーツの股関節は経年劣化?で壊れやすいとだけ覚えれば大丈夫(何が?)。

修理しようと思ってwebで情報をあさるも、同じように割れた報告はあっても自力で修理した記録はなし。
メーカー送りしかないですかやっぱり。でも結構前に買ったんだよなあ…

やれるかどうかわからないけど、自力で補修を試みる。
まず股関節を分解してジョイントを取り出すのですが、そのために腰パーツを外さなければいけない。
そして腰パーツは前後分割で、ねじ止め。そのねじ穴はお尻の部分でフタで隠されている。
更にフタは接着されてなかった(と思う)けど、ピッタリ嵌っていて外す術がない。って何この嫌がらせ。


ピンバイスでフタに穴を開け、棒を突っ込んでテコの要領でフタをこじ開ける。
フタの場所とかやり方が果てしなく誤解を招きかねない気がするが気にせず先へ。
ネジを緩めて腰パーツを外して股関節ジョイントを取り出す。左右のパーツ両方とも受け口のリングが割れてるよ。
こりゃ材質の選定ミスじゃないですかね?

そういやガタックもいつの間にか足がもげてたけど、同じ理由だったんじゃないか?おのれバンダ(略)

さて、問題の箇所はよーくわかったけど、代替パーツがないと話になりません。
他のフィギュアーツから強奪するしかないけど、それは無茶というものだし。


そこで、ほぼ同じ大きさの球体関節を使う事に。ちょうど手元にあったホビーベースの球体関節の一番小さい奴。
※写真のひとつ欠けてる奴です。
これのど真ん中に穴を開けて組み込もうという考えです。破損した本来の股関節パーツから左右の足の接続用の
ボールジョイント部を切り飛ばしてピンバイスで穴を開けて球体関節に差し込んで瞬着で止めます。

スンナリとは腰パーツ内に組み込めなかったのでデザインナイフで切ったり削ったり。
なんかね、細かいところがよく見えないのですよ。老眼にはなりたくないものですな(泣)

なんとかパーツ同士の干渉がなくなったら元通り組んで完成。ネジのフタに無残に開いた穴は見なかった事に。
埋めてもいいんですが、いつまた股関節が崩壊するかわからないので。

さすがに元通りにならず、隙間が開いてしまってますが股関節が復旧しました。
めんどくさがりやなのでこれでよしとします。
実は額のアンテナが片方折れてしまって直したんですがうまく行かず、頭部が瞬着まみれになって
テンション駄々下がりなのは秘密。

時を同じく、マテリ子さんの右手首のピンがもろっと折れたので、こちらも修理しようとしたのですが、
この手首はもっと極小球体関節でサイズ的にも代替品が我が家にはありませんでした。
リボ玉で極小パーツがあったけど、今は入手不可能っぽいです。
なので折れたのと同じ太さのピンを探して瞬着で折れた部分にぶっさして固定。当然ながら動きません。
いつか手首関節が注文できる日まで我慢だマテリ子さん!

久しぶりに手を動かした(というほど大した事ではない)のですが、それなりに苦労したので愛着も沸きます。
まあ、ようつべ東映公式でスカイライダー配信中なので直す気になったのは否定しません。
そうじゃなかったら放置だったかも・・・直ったのでよしとしましょう。



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