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2019-07-06 06:41:54 | チャン・グンソク

ランキングBOX編集部@rankingboxさんtwitter 2016年7月6日
チャン・グンソクさんのライヴに行ってきました!ツアースタートしたばかりなので、詳細はお伝えできませんが、更に進化した姿を見せてくれました^o^レポートお楽しみに♩ #チャングンソク #JANGKEUNSUK
@jksjapan



【ライヴレポ】チャン・グンソク、サマーツアーがスタート!ファンへの愛と進化を感じた夏の夜





チャン・グンソクが夏のスペシャルライヴ『JANG KEUN SUK ENDRESS SUMMER 2016』を5日、東京・国立代々木競技場第一体育館からスタートさせた。

メインステージを覆う大きな紗幕にツアーのメインビジュアルでもあるチャン・グンソクの横顔が映し出され、ミラーボールが会場中にきらめく星を放つ。開場に入った瞬間から“ENDLESS SUMMER”の世界に誘われ、ライヴへの期待が高まる。

暗転すると海の映像の向こうに、バンドのシルエットが青く浮かび上がり幻想的な深海の中にいる感覚。輝くゴールドの衣装に身を包み、髪を短く切ったグンソクが登場すると、オープニングから軽快なロックチューンを立て続けに繰り出し、会場は総立ちで興奮のるつぼに。

韓国の最新主演ドラマ『テバク』の撮影が3週間前に終わったばかりで、昨年11月のライヴから実に7ヶ月ぶりの来日だというグンソクは、「テンションがめっちゃ上がっていて!」と、スタートから興奮気味にトークも飛ばす。「代々木第一体育館は、2年前にTEAM Hでイベントに参加して以来。チャン・グンソクとしては初。夏の初めにウナギ(ファンの総称)に会いたくて、ウナギのために幸せな歌を歌いたい」と、近況を報告した後は甘い歌声を聴かせる。

チャン・グンソクといえば、先日、音楽活動の場を世界へ広げるためにユニバーサルミュージックへの移籍、そして3ヶ月連続リリースを発表して大きな話題となったばかりだが、なんと、このツアーでその中から8月10日に発売される移籍第一弾シングル「Darling Darling」と「渇いたKiss」を初公開&初パフォーマンス!「Darling Darling」について、「チャン・グンソク名義では5年ぶりのシングル。今までビジュアルロックとかモノクロの雰囲気の音楽をやってきたけど、韓国年齢で30歳になったので、新しい音楽の世界に挑戦したくなった。これからは、30代のかわいいところを見せたい」と語ったが、同曲はこの数年の彼の世界観とはまったく異なる、ポップでカラフルな楽曲。まさに、アジアプリンスの称号にふさわしい、キラキラの世界観。俺様グンソクから一変して、キュートに歌う恋の世界に胸キュン間違いなしだ。

ライヴの中盤には、8名のストリングスが登場。「4人の韓国人、4人の日本人で構成されたストリングスで、日韓のハーモニーを奏でたい」というグンソク。彼が出演したドラマ『美男<イケメン>ですね』や『ベートーベン・ウィルス〜愛と情熱のシンフォニー〜』など、ソロ歌手としてデビューする前にドラマで歌った曲や、チャン・グンソクとしての初コンサートから歌ってきた思い出の曲などを感情たっぷりに、しっとりと歌い上げた。「いつも歌うときに本物の真心を込める」というこれらの曲に、ストリングスの柔らかな響きが彩りを添えたが、こういう甘い歌声のバラードをじっくり聴けたのも久しぶりのような気がする。

音楽プロデューサー、ビッグ・ブラザーとのユニットTEAM Hの曲もバンドアレンジで演奏されたが、バンドが奏でるダンスミュージックも新鮮。TEAM Hの曲でクラブのように盛り上がる中、グンソクがセグウェイでフロアに登場。アリーナのファンは、目の前を通るグンソクに大熱狂し、彼のリードで会場中が大合唱で盛り上がった。

7月20日までツアーは続くので、曲目など細かいネタバレができないが、今回のツアーは、久々に“歌手”としてのグンソクが感じられる構成となっている。熱狂を生み出すTEAM Hとも、ミュージシャンとしての強烈なカラーを見せるCRI SHOWともまた違うチャン・グンソクの世界だ。生バンドとストリングスという厚みのあるサウンドに絡み合う歌声。なじみの曲もバンドのアレンジで、印象をガラリと変える。アリーナという大きな会場にふさわしいライトやレーザー、映像の演出など、彼を取り巻くすべてが完璧だ。しかし、一番輝きを放っているのは、チャン・グンソクという存在。ウナギへの愛が溢れるトークや眼差し、そして、歌手、パフォーマーとして魅せる天性の才。やはり、彼はスターであり、王子だ。8月のシングルでは、アイドル然としたキュートな曲まで用意している。チャン・グンソクという沼から、ウナギは抜け出すことができない。それを再確認させるライヴだった。

写真/Frau International 文/坂本ゆかり


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