ここしばらく色々あって
途中になっていた出産記録の最終回です。
出産後、娘にゆっくり会えたのは丸一日経ってからでした。
でも、お腹の傷の痛み(子宮摘出による深部痛)と
貧血・硬膜外麻酔の副作用による頭痛のため
お乳をあげるのはもちろん、抱くことすらできず
横たわる私の隣に寝かせてもらい、
顔や頭をなでるだけで精一杯…
ゆっくりとは言ってもわずか10分。
元々、衛生面や防犯上の理由から授乳の時以外
お母さんでも赤ちゃんには触れないと言う方針の病院なので
病室に連れてきてもらえるだけでも
かなりの配慮ではあるのですが…。
ましてや、
初乳が間に合うのかどうか不安で仕方ありませんでした。
そんな私の焦りを感じてくれたのか
入院室付きの看護婦さんが
毎日、桜雪の写真を撮ってくださり
部屋へ届けてくださったり
「他のお母さんには内緒ね」と言いながら
他のお母さん達が授乳室へ行く時間になると
桜雪を私の部屋へこっそり連れてきてくださいました。
初めての授乳は出産後4日目の夕方
薬を飲んでなんとか頭痛を押さえ込み、
体を起こせるようになったので
朝からおっぱいマッサージをしてもらい
ようやくお乳をあげることができました。
涙が出るほど痛かったおっぱいマッサージも
桜雪がノドを鳴らしながらおっぱいを飲んでくれ、
新生児室に帰って行った後、看護婦さんが
「10g体重が増えてたよ。がんばったね。」
と伝えに来てくれた時はうれし涙に変わっていました。
結局、退院したのは13日
10日間に及ぶ入院でした。
退院日の前日、抜糸をしに私の部屋まで来てくださった豪快Drに
「先生、明日退院なんで一緒に写真を撮ってください」
とお願いすると、ものすごく嬉しそうな顔で
「わしなんかと一緒でええんか?!」
「だって、先生はうちらの命の恩人ですから」
「そんな、たいそうな。でも、嬉しいわ。後でまた来るわ。」
と言って診察へ向かわれました。
そして、昼休み
お世話になった看護婦さんや助産師さんも含めみんなでパチリ
本当にお世話になりました。
途中になっていた出産記録の最終回です。
出産後、娘にゆっくり会えたのは丸一日経ってからでした。
でも、お腹の傷の痛み(子宮摘出による深部痛)と
貧血・硬膜外麻酔の副作用による頭痛のため
お乳をあげるのはもちろん、抱くことすらできず
横たわる私の隣に寝かせてもらい、
顔や頭をなでるだけで精一杯…

ゆっくりとは言ってもわずか10分。
元々、衛生面や防犯上の理由から授乳の時以外
お母さんでも赤ちゃんには触れないと言う方針の病院なので
病室に連れてきてもらえるだけでも
かなりの配慮ではあるのですが…。
ましてや、
初乳が間に合うのかどうか不安で仕方ありませんでした。
そんな私の焦りを感じてくれたのか
入院室付きの看護婦さんが
毎日、桜雪の写真を撮ってくださり
部屋へ届けてくださったり
「他のお母さんには内緒ね」と言いながら
他のお母さん達が授乳室へ行く時間になると
桜雪を私の部屋へこっそり連れてきてくださいました。
初めての授乳は出産後4日目の夕方
薬を飲んでなんとか頭痛を押さえ込み、
体を起こせるようになったので
朝からおっぱいマッサージをしてもらい
ようやくお乳をあげることができました。
涙が出るほど痛かったおっぱいマッサージも
桜雪がノドを鳴らしながらおっぱいを飲んでくれ、
新生児室に帰って行った後、看護婦さんが
「10g体重が増えてたよ。がんばったね。」
と伝えに来てくれた時はうれし涙に変わっていました。
結局、退院したのは13日
10日間に及ぶ入院でした。
退院日の前日、抜糸をしに私の部屋まで来てくださった豪快Drに
「先生、明日退院なんで一緒に写真を撮ってください」
とお願いすると、ものすごく嬉しそうな顔で
「わしなんかと一緒でええんか?!」
「だって、先生はうちらの命の恩人ですから」
「そんな、たいそうな。でも、嬉しいわ。後でまた来るわ。」
と言って診察へ向かわれました。
そして、昼休み
お世話になった看護婦さんや助産師さんも含めみんなでパチリ
本当にお世話になりました。