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浄泉寺〔開基500年平成大再建完了!〕

本堂再建新築工事の進み具合を記録することから始め、今は浄泉寺のブログとして、時たま更新しています。

平成24年8月後半の掲示板

2012-08-15 11:20:50 | 日記

掲示板の言葉をしばらくぶりに考えました

 

「残暑の中、今を盛りの蝉 元気

前後に春 秋の あることすら 知らずに」

 

はじめ残暑と酷暑をミックスして、「残酷暑」としてインパクトがあるように

考えていたのですが、いよいよ掲示しようと思った時に、ちょっと印象が

きつすぎると思い、「残暑の中」に変更しました。

この言葉は、中国の古いことわざとして有名で

よくお説教で引用される

惠蛄春秋を知らず

からとりました。

惠蛄(けいこ)とは中国で蝉のことだそうです。

(私の姉は敬子といいますが・笑)

夏に生まれ(幼虫としては数年間地中に過ごしていますが)

夏に死ぬ蝉にとっては、この世界は夏だけと思っているでしょう。

いや、夏という季節観もないのです。

しかし、蝉より長生きする我々人間からしてみれば

あと数日で死んでしまうのに、あんなに一生懸命に ないて・・・

 

かわいそうやな・・・短い命やな・・・哀れやな・・・

中には、いま調子に乗ってはしゃいでるけどアホあなぁ

と思う人もあるでしょう。

 

しかし、我々、蝉のことを哀れんだりバカにしたりできるでしょうか?

人間の考えられる世界の範囲が世界(宇宙)だと思って生きています。

20歳を過ぎれば、人生の残暑でしょう。やがて秋は来ます。

命の異常気象により、急に秋や冬になるかも知れません。

そんな意味を込めて、はじめ「残酷暑」としていました。

命の夏の終わりは残酷なほど急激に容赦なくやってるのです。

そして、そのあとの秋は・・・

それを、蓮如上人は「後生の一大事」と警告されています。

 

 

 

来る平成24年8月26日(日)午後1時より

浄泉寺布教大会があります。

まだ残暑が続いている今こそ、ご聴聞させていただきましょう。

外は暑くても、新本堂内は、エアコン&椅子席で快適です。

浄泉寺門徒以外の方も、お気軽にお参りくださいね

 

 

 

 


サマースクール終了

2012-07-30 17:36:43 | 日記

今朝、今年のサマースクール終了しました。

最後のお楽しみ会は

6年生8人による調声(ちょうしょう・導師のこと)で正信偈のお勤めのあと、

6年生への卒業トロフィー&記念品授与

参加者全員へ、出席カード・参加賞・くじ引きカード配布

なむなむクイズ大会

くじ引き会

そして、時たまお参りを手伝ってくれている、法性寺住職のマジックショー(写真)

で、盛り上がりました。

みんな、よくお経を覚えました。

また、今日は楽しかったね。

また来年もおいでよ

 


今年もサマースクール開催中

2012-07-29 01:56:43 | 日記

久々の投稿です。

今年は、大変な暑さが続いております。

連日、35度を上回る勢いです。

皆様、熱中症に気を付けてお過ごしください。

さて、今年も、サマースクール開催中です。

 

朝7時半から8時10分までの40分間、正信偈、らいはいのうた、恩徳讃の練習をしています。

今年は、7月21日から30日までです。

お経の練習の合間に、仏様のお話をちょくちょく入れて、

最終日のお楽しみ会の時に、そのお話からクイズを出します。

熱心に聞いている子は当然わかるのですが、ボーとしている子にとっては

難しい問題です。

高得点者には、豪華賞品が・・・

 

今年の参加者は40人ちょうど、

なんと今年は中学生が4人も来ています。

 

 


5月の掲示板Ⅱ

2012-05-08 09:46:49 | 日記

永代経が終わり、5月の言葉を変えました

「新緑のさわやかな風に浄土を憶(おも)う」

おもうを「思う」や「想う」としなかったところが

この言葉の深い意味(エヘン)があるのです。

 

正信偈の「憶念弥陀仏本願 自然即時入必定」からとりました。

意味は「阿弥陀如来の願いに心をよせるものは、

その時に(しかもそれに気づかずそのまんま、ごく自然に)

往生が決定した者の仲間に入る」という意味です。

 

そう読むと、深くありがたいでしょ。

・・・深き み法(のり)にあいまつる 身の幸(さち)なにに たとうべき・・・

ナマンダブ


5月の掲示板

2012-05-05 01:29:18 | 日記

先日5月1日、2日と、浄泉寺永代経でありました。

今年のご講師は黒田真隆先生。

楽しい中にも、ありがたいお話をいただきました。

 

永代経とは、代々お経が読まれ続けますようにとの願いを込めた法要です。

正式名称は永代読経法要。

ご先祖を忍びつつ、お経を聞く。いわばお寺での合同の法事です。

もちろん各家でも法事をお勤めいただくのですが、

ぜひお寺にもお参りくださいという行事です。

今年も初参式、2日目は小学1年生対象の入学祝いも組み込み、

初日100人以上、2日目120人以上のお参りがあり、にぎにぎしくお勤めできました。

そこで5月の言葉

「永代経 亡き人の笑顔しのびつつ 読経の声に 手を合わす  〈南無阿弥陀仏〉」

にしました。