
フジモデル製真鍮キットのマニ36(スロ60改)の製作の第2回です。
前回までの作業はこちら。
「16番・フジモデル マニ36(スロ60改)の製作 その1」

車体の製作が一段落したので床板の作業に入ります。
真鍮製の床板は重いのでプラ板に置き換えます。
t0.5と0.3を所定の形に切り出して接着剤でガッチリと貼り合わせます。


ボルスターもプラ板からの工作です。

台車を取付けて様子をみましょう。


車体の傾きや車高も問題無さそうです。


ついでに連結器も準備しちゃいます。
カトーカプラーを利用する為、床板にスペーサーを設置して高さを調整します。
こちらも問題無さそうですね。

細かいパーツの製作に入ります。
幌はキットに含まれている物を利用しましたが、そのままでは左側の物のように側面に蛇腹の表現が無く寂しいので
右側の物のようにグリーンマックスのコルゲート板を貼り付けておきました。

貫通路はt0.3とt0.14のプラ板から。

側面扉下に付くステップは0.6mm径の真鍮丸線を削り3面に平面を作った物をコの字形に曲げた物です。
脱線転覆時に車体へダメージが行かぬ様にとの淡い期待を込め、塗装後にゴム系接着剤にて取り付ける予定です。


渡り板はカトーのスハ43を参考にプラ板と紙からそれっぽく作りました。

床下機器ですが、模型店へ赴いて揃えるのは当面先の課題とし、手元にあった中村精密のダイキャスト製の物を複製してお茶を濁します。


ゴム型が出来ましたがそのままでは複製するのに手間なので各々の機器毎に分割します。
透明の型はお湯まるでコピーしたカトースハ43のかっこいい蓄電池です。

分割したゴム型をさらに切断して複製物を取り出しやすいようにしました。

複製には例によってポリパテを使用。硬化するまで臭いですが使い慣れたこれが一番です。

複製した機器類をプラ板から作った床下機器取付板に貼りました。
水タンクはもうちょっと工夫して見た目の良い物にすれば良かったかなと反省。
なお機器の配置は適当です。
以上、次回へ続きます。
続きはこちらへ。
「16番・フジモデル マニ36(スロ60改)の製作 完成」