住所:巨済市 古賢洞 古賢里 90-8
(거제시 고현동 고현리 산 90-8)
(コジェシ コヒョンドン コヒョンリ 90-8)
Tel:+82-55-639-8125
巨済捕虜収容所は、巨済市 古賢洞 古賢里に位置しており、朝鮮戦争後の1950年11月に作られた。共産党捕虜収容を目的に作られた巨済捕虜収容所は、北朝鮮軍捕虜15万人、中国共産捕虜2万人で最大約17万3千人の捕虜を収容した。その規模に値するだけの多くの痛みを抱えている場所で約300人の女性の捕虜もいたと知られている。
当時この収容所では、親共産党捕虜と反共産党捕虜が反目しあいお互い殴りあったり殺人事件が頻繁に発生したという。1952年5月7日には、収容所の司令官Francis.T.Dodd准将が捕虜らに拉致されて4日後に釈放されると言う事件も発生した。
Dodd准将が拉致されてから4日後に釈放されることで全世界が注目したこの暴動は一段落したが、1953年6月18日にはイ・スンマン大統領が反共産党捕虜27,389人を釈放させ、1953年7月27日に休戦協定を結んで収容所は閉鎖された。
この施設は、1983年12月に慶尚南道文化財資料第99号と指定保護された。古賢総合高等学校と古賢中学校の間にある警備中隊幕舍の残骸があった場所に捕虜収容所遺跡公園として造成した。この公園は、25,916坪の土地に展示館17棟、幕舍再現14棟、当時の写真と装備及び衣服などを収集展示している。6.25動乱と捕虜収容所に対する映画も部分的に上映している。
2001年6月には、映画「黒水仙」がこの捕虜収容所で撮影された。
規模
敷地面積:85,644平方メートル(25,916坪)
展示面積:展示空間3,045平方メートル(17棟)
展示規模:幕舍再現4,438平方メートル、武器及び装備展示