【地区シニア・レンジャー会】小川荘と蓮沼海岸 被災地見学

地区シニア・レンジャー集会で千葉の被災地である蓮沼海岸の見学に行ってきました。
10月に地区レンジャー集会で被災経験をされた、11団の小川リーダーから被災したときの状況についてお話を聞き、実際に被災地を見学することになりました。
まずは小川リーダーが経営されている小川荘に集まり、改め小川リーダーから蓮沼海岸での被災状況や小川リーダーの経験、また日頃私たちができる防災対策についてお話ししてくださいました。
その後、きれいに修復されている小川荘を被災した直後に撮影した写真を見比べながら、見学しました。
きれいに修復され、被災したと思えないのですが、所々波が来た跡が柱に残っており、「こんなところまで海水が来たのか」と信じられない気持ちを隠せませんでした。

昼食では小川荘特製のどんぶりをいただき、食後は折り紙のクラフトを教えてもらいました。

昼食後は蓮沼海岸へ行き、浜辺の清掃を行いました。
清掃をしながら、今は穏やか見える波がたくさんのものを飲み込んでいった・・・という事実に驚きながらも、「自然はすごいな」とも感じました。

小川リーダーからは「ガールスカウトはどんな時も冷静に、みんなを引っ張っていく」ことができると教えていただき、いざという時に日頃のスカウト活動が活きることを教えていただきました。
ガールスカウトのモットーは「そなえよ、つねに」。
３・１１のような時こそ、冷静に判断ができ、他の人々のために役立てる人になりたいと思った1日でした。