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Feelin' Groovy 11

I have MY books.

最後のメッセージ

2005-09-29 | 村上春樹
「村上モトクラシ」HP内で
明日(9/30)の15時に村上春樹さんから最後のメッセージが
upされるとのこと。
そこには春樹さんから私たちへ
「究極の2択」アンケートの質問が届くのだそうだ。
それだけは参加せねば。。。


「幸せだった?」

2005-08-17 | 村上春樹
「遠くから見れば、」と僕は海老を呑み込みながら言った。
「大抵のものは綺麗に見える。」
     (『1973年のピンボール』村上春樹著 講談社)


久しぶりに「1973年」ですが
これは(もっともだ)と思う反面、少しコワイとも思う。
今を何年後から見通している感じがする。
そんなものの考え方をして生きていたら
すべてのことが許せそうであるが
なんだか生き生きと人間らしく生きられない気もする。

かえるくん、東京を救う

2005-08-15 | 村上春樹
かえるくんと片桐さんの会話。


「片桐さん、実際に闘う役はぼくが引き受けます。
 でもぼく1人では闘えません。ここが肝心なところです。
 ぼくにはあなたの勇気と正義が必要なんです。
 あなたがぼくのうしろにいて、
 『かえるくん、がんばれ。大丈夫だ。君は勝てる。君は正しい』
 と声をかけてくれることが必要なのです」

「(中略)片桐さんにやってほしいのは、まっすぐな勇気を
 分け与えてくれることです。
 友だちとして、ぼくを心から支えようとしてくれることです。 
 わかっていただけますか?」
(『神の子どもたちはみな踊る』より「かえるくん、東京を救う」
  村上春樹著 新潮社)

初めてこの本を読んだ時は「かえるくん」のキャラクターに
こころ奪われて内容を深く考えていなかったけれども、
今回読み直したら、上記箇所でハッとしました。
実際に闘うのは自分自身だけれども
心の支えがあるのとないのとでは大違いだもんね。
「スタンド・バイ・ミー」の世界に通ずるものです。



そしてこちらも。

 ♪瞳を閉じれば あなたが
  まぶたのうらにいることで
  どれほど強くなれたでしょう
  あなたにとって私も そうでありたい
       (レミオロメン「3月9日」)
  「3月9日」の全歌詞はこちらへ

もとは友達の結婚式のために作った曲らしいですが、
同じことですね。

 

そろそろ

2005-07-13 | 村上春樹
今週の【村上モトクラシ大調査】
「自分の知っている村上ファンはこんなところが登場人物と共通している」
 と思うものをお選びください。
だった。

自分のことで考えると、私は「内面」だろうと思う。

  思春期半ばのある時点から、ぼくは他人とのあいだに
  目に見えない境界線を引くようになった。
  どんな人間に対しても一定の距離をとり、
  それを縮めないようにしながら
  相手の出かたを見届けるようになった。
  人々が口にすることを鵜呑みにしないようになった。
  ぼくが世界に対する留保のない情熱を見いだすのは
  本や音楽の中に限られていた。
     (『スプートニクの恋人』村上春樹著 講談社)

こういうところが、だ。
20歳過ぎからは線を一部取っ払うことができるようになったが
こういう部分はまだ持ち合わせていて、
なんとかしなくちゃなぁと思っている。
だんだん春樹さんの本の登場人物も変ってきているしね。



『風の歌を聴け』の冒頭にある文章のような気分

2005-07-10 | 村上春樹
以下、前記事補足。


  「完璧な文章などといったものは存在しない。
   完璧な絶望が存在しないようにね。」
   (中略)
   しかし、それでもやはり何かを書くという段になると、
   いつも絶望的な気分に襲われることになった。
   僕に書くことのできる領域はあまりにも限られたもの
   だったからだ。例えば象について何かが書けたとしても、
   象使いについては何も書けないかもしれない。
   そういうことだ。
   (中略)
   しかし、正直に語ることはひどくむずかしい。
   僕が正直になろうとすればするほど、正確な言葉は
   闇の奥深くへと沈みこんでいく。