こころ綴り
「 渚MEMORY 」
厳かに 煌めき彩る 七月の渚
誓ひを軛きて
ふたりが寄り添ふ
海原スクリーンを纏ふ
沈みゆく陽の光りを 迎え待ってる
キラ キラ 海の華が咲き乱れ
時(とき)の流れにさえ
止まったかの如く 忘れつつ
ふたりで 手を取り合ひ
白い鳴き砂を踏み締めてる
残された足跡を
寄せては返す細波が
意地悪をして消してゆく
歓喜の涙を覚える 夕の渚
彼方が優しく
肩を抱いてくれている
しあわせ彩り染まる
夕の陽の海を
いつまでも
時をもて遊ばせながら
愛でていたいな
ふたり で ・・・
「 七月の花嫁の愛でる渚は
ふたりだけのシンフォニー
渚MEMORY 」
花嫁シリーズ
文月 夏のヒトコマ
七月の花嫁
詩女 恵美子
君影美孔雀