長月晦日
【 湿原の女王 鷺草(サギソウ) 】 … 君影美孔雀
こころ綴り
「母に寄り添い天昇り逝く鷺草」
貧乏で両親共働きの築130年もの借家の庭先に
働き詰めの荒れた母の手を労うように
無垢な鷺草が可憐に咲いている
母の楽しみでもあるナチュラルガーデニング
そのうちのひとつが鷺草を優しく育てることだった
わたしにも株分けしてくれて
育て方も確りと教えてくれて
母の笑顔とともに
わたしに手渡してくれました 「鷺草」 を!
株分けしてくれた鷺草を
まるで
母と一緒に居るかのように
大切に! とっても大切に!!
愛しく何年も育ててきたよ
でも、
水苔が上手く間引けなくて
とうとう鷺草が消えて仕舞いました
時を同じく
わたしの愛する母の最期を迎えました
『 母に寄り添い天へ舞い昇って逝ったのかも知れない
きっと ・・・ 』
♥️ 愛する母へ贈る
娘 恵美子からの感謝詩 🍀
【 兵庫県 姫路市では、市のシンボルである白鷺城(姫路城)にふさわしい花として、昭和41年8月にサギソウを姫路市花として制定を致しました 】
無垢なる華
姫路城映す
鷺草や
「湿原の女王、そして、姫路のシンボル白鷺城を映す鷺草に魅せられております 恵美子より✒️」
サギソウは、ラン科サギソウ属の湿地性の多年草の1種で、ミズトンボ属に分類されることも御座います。
別名が「サギラン」
・ 分類
・ 界 : 植物界 Plantae
・ 門 : 被子植物門 Magnoliophyta
・ 綱 : 単子葉植物綱 Liliopsida
・ 目 : ラン目 Orchidales
・ 科 : ラン科 Orchidaceae
・ 属 : サギソウ属 Pecteilis
・ 種 : サギソウ H. radiata
・ 学名 …
Pecteilis radiata (Thunb.) Raf.
Habenaria radiata (Thunb.) Spreng.
・ 和名 … サギソウ
サギソウは夏の季語にあげられるほど昔から身近な植物です。
この植物は日本の固有種で湿地に生育をしております。
茎は高さ15~40cmになり、茎の下部に3~5枚の細長い葉をつけます。
7月~8月に純白の花を1~3個咲かせます。
花の大きさは約3cmで、白鷺が両翼を広げて舞っているような姿をしています。
サギソウは日本各地の湿地で見ることのできた普通のランで、本州の41都府県に自生していた種ですが、現在では3県で絶滅し、7県で現状不明になって仕舞いました。
サギソウが好む低地の湿地は、戦後大規模な排水工事や埋立工事によって次々に消失し、田畑や住宅地、工業用地へと姿を変えていきました。 また、その美しい花は園芸目的の採集をまねき、数を減らすことになりました。
しかし、サギソウは繁殖力の強い植物です。
天然記念物として保護されている湿地では、サギソウの群落はそれまでどおり維持されております。
自生地を適切に保全し、違法採集をなくすことがサギソウの保全につながります。
サギソウは日本のランの中では栽培の容易な種で、昔から園芸品種がつくられてきました。
夏に近くなると、葉に白い斑の入った園芸品種の鉢植えが店に出回ります。
兵庫県姫路市では、かつて自生地があり、姫路城が白鷺城の別名をもつことから市の花に、東京都世田谷区では奥沢城にまつわる伝説から区の花に、それぞれ指定されて御座います。
🌱 サギソウの花言葉は「清純」「繊細」「夢でもあなたを想う」。
「清純」「繊細」の花言葉は、白く清らかな花色と細かな切れ込みの入った優美な花の姿に由来するといわれます。
また、 サギソウの花言葉は「無垢」、「清純」、「繊細」、「神秘的な愛」、「夢でもあなたを想う」、「芯の強さ」などがあります。
「夢でもあなたを想う」という花言葉は、世田谷城主吉良頼康に嫁いだ常盤姫の悲劇からきているといわれています。
詩人名
君影美孔雀 ♍
( きみかげ の くじゃく )
【 詩女名 恵美子 】
🎨 全く師を持たない主義
プチアマ 自己自画画家名
ニャンコ姫 LOVE-GREEN 🍀
■ Goo Mobile
君影美孔雀 ♍
こと 恵美子より微笑み返しと感謝を込めまして✏(⌒‐⌒)🍀