GreenPauseの風便り

ハーブ&アロマテラピーの魅力にぞっこんはまってしまった薬剤師が、植物の不可思議な世界の扉を開いていきます!!!

ホメオパシー講座を受講してきました!

2010-03-13 21:17:58 | グリーンパウゼのホームページ紹介
今日は、日本ホメオパシー医学会のホメオパシー講座を受講してきました。

テーマは、「不安」

「不安」がもたらす、さまざまな身体症状と

そうした症状に出される、3種類のレメディ像について、詳細に学習しました。

「不安」をもたらす心の深層心理は、興味深い。

あるレメディでは、

ポジティブな状態の場合、エネルギッシュで、活動的。明るく、仕事熱心であるが、

さまざまな理由からネガティブな状態に陥ると、傷つけられやすくなり、激しく怒ったり、

イライラしたり、急きたてられるように仕事をしたり、人から見られるのを極度に嫌がったり、落ち着かず、神経質な状態になる。

自分をちゃんと理解していないから、相手の想いもわからない。

また別のレメディ像では、

心の奥底で「安全」を望んでいるので、物質的欲求が強くなり、お金や食べ物に対して貪欲になったり、

細かいことにこだわりすぎるようになる。見捨てられることをとても恐れている。

「死」や「健康」への不安が強くなり、落ち着かず、過敏になったりする。

同じ「不安」な状態でも、このように、微妙に違いがあるように、

出てくる身体症状も、異なってくる。

ホメオパシーでは、このように、身体症状だけでなく、心の状態や体質までも、細かく見ていくので、レメディを見つけるのは、なかなか難しいのですが、

ピタッと適合すると、ミラクルな改善が示されます。

ホメオパシーやフラワー療法を学んでいくと、人を深く深く、

見つめていくようになりますね。

帰りの電車の中では、「不安」という状態に対する他の自然療法、

つまり、フラワー療法、アロマテラピー、東洋医学、また宗教の観点から考えてみました。

それぞれ、全く、とらえ方が異なるのです。

人間の心の複雑さ、自然療法の奥深さを垣間見た気がしました。

それぞれの自然療法には、それぞれ得意、不得意があり、

一つの自然療法が全てをカバーできるわけではありませんが、

ホメオパシーは、かなり有力で、「最後の砦」となる有用な自然療法であることにまちがい気がしています。

しかし、だからこそ、慎重に使用する必要があります。

特に、重度の疾患にかかっている人に対して、医学の知識がない者が安易にホメオパシーを処方してはいけないように思います。

現代医学とホメオパシーは、上手に併用すべきものなのでしょう。

科学的な目と、科学を超える目の両方が必要なのです。

どの分野も、深遠で、学ぶことに際限がありませんが、

一生かけて、じっくり取り組んでいこう!と思いました。

ナチュラルケアサロン「グリーンパウゼ」
http://greenpause.com







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