GreenPauseの風便り

ハーブ&アロマテラピーの魅力にぞっこんはまってしまった薬剤師が、植物の不可思議な世界の扉を開いていきます!!!

滝に打たれて、眼を覚ます

2009-05-21 19:55:04 | つれづれ日記
画像は、今日の「払沢の滝」

心から尊敬する師、紀野一義先生が毎朝毎夕、水をかぶっておられるという話をうかがい、私も数年前から、毎朝、水をかぶるようになりました。

先生は、戦時中、上官から「死を覚悟しなくてはならないときは、清浄な川の流れで身を清め、一番きれいな下着と服を身につけ、戦地に赴くといい。」と言われたのだそうです。

先生は、その言葉を守り、「命をかけなければならないな」と思うときは、いつも「みそぎ」を行い、すがすがしい心と体で、戦場に向かわれたそうです。

戦争が終わり、奇跡的に生きて帰ってこられた後も、一日一日を命がけで生きていくために、眼の前で亡くなられた大勢の兵士たちの志を無駄にしないために、毎朝毎夕、ご高齢になられても「みそぎ」を続けておられるのです。

お国のために散っていったたくさんの特攻兵、魚雷で沈められ海の露と消えた海軍の兵士たち、原爆の業火に焼かれた長崎や広島の犠牲者の方々。
戦時中、志半ばで若くして亡くなった学生たち、生きたくても生きられなかった大勢の方々の無念を思うと、いい加減な生き方はできない・・・・・。

先生のお話には、深く感動いたしました。

「わたしもやろう!!! 「みそぎ」をやれば、少しは強くなれるかもしれない」
迷いの真っただ中にいた私は、思い立ったその日の夜から水をかぶるようになりました。

そして1年ほど経ったころでしょうか・・。
私は、先生に手紙を書いたのです。
「水かけを1年つづけました。おかげさまで、心が強くなったような気がします。」と。

夏の水掛けは、気持ちが良いのですが、1月や2月の厳寒の朝に、凍るような水をざぶざぶかけると、全身が発赤し、切られるように痛くなります。

あまりの冷たさに、ほとんど毎朝、「今日はやめよう」「今日でおしまい」と逃げたくなってしまうのです。
この「みそぎ」の儀式は、大変なことなのです。

それでも何とか1年も続けたのですから、きっと先生は、私をほめてくださるにちがいないと思っていました。

ところが・・・。
先生は、「水かけをやったからと言って、別にどってことはない。」と一言。
あっさり切り捨てられてしまったのです。
大変、ショックでした。

先生は、私の中にある不純な動機「認められたい。自慢したい」という思いを見抜かれたのでしょう。

先生に、一刀両断され、精神的に頭から水をぶっかけられたような気がして、全身の血が引きました。

一晩、寝込むほどの衝撃です。

「水掛けをしたからといって、別にどってことない」
その言葉は、骨の髄までこたえました。

その日以来、何か付きものが落ちたみたいに、私の「みそぎ」は変わりました。

そっかーー。水掛けしても、どってことないのか・・・。

「みそぎ」は、誰のためでもない、毎日毎日、ただ淡々と行うべきもの。

水を全身にかぶり、これまでの良いことも悪いこともすべてリセットし、
毎朝、「今日も一日、がんばろう!!! 」と
すがすがしい心持ちで新鮮に一日をスタートします。

最近では、この「みそぎ」を行わないと、一日中、ムズムズして気持ちが悪いのです。

あのとき、先生にほめてもらわなくて、本当に良かった。

命がけで真摯に生きておられる師の言葉だからこそ、心魂に達するのです。

頑固にまとわりついた心のシミや汚れは、自分ではなかなか落とせないものです。
時には、こうして滝に打たれることも必要かもしれません。

私は、師の美しい滝に打たれることで、シャキッと眼が覚めたような気がします。

















コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おもてなしの花、第二弾

2009-05-19 14:44:27 | グリーンパウゼのお花たち
おもてなしの花、第二弾。

お庭に咲いているお花たち(ノースポール、ホクシャ、ヘリオトロープの花と、ゼラニウムの葉っぱ)を竹籠にいけてみました。

生け花やフラワーアレンジメントなど習ったことのない素人の私でも、こうして、さわやかな初夏の風情を演出できるのですから、素朴なお花たちが持つ自然の力のおかげのような気がします。

お客様のいらっしゃる5分前に、アロマランプを灯し、心が癒されるラベンダーと明るい気分にさせてくれるマンダリンの香りを漂わせます。

そして、今日は、お菓子の代わりに干しアンズ、紅茶や煎茶の代わりにほうじ茶をお出して、体に優しいおもてなしをしました。

お金をかけなくても、精一杯の歓迎の心を持てば、お客様と過ごす時間は豊かなものになるんですね。

自然の風情を喜び、人生を語り合う。

慌ただしい時代だからこそ、時にはゆったりと、自然を感じながら、気の合う友人と過ごす贅沢なひとときをこれからも大切にしていきたいと思います。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイムの花って、かわいい!!!

2009-05-19 13:44:26 | ハーブ類
初夏を迎え、グリーンパウゼのキッチンハーブ達が、次々に開花しています。

最初に開花したのは、ルッコラでした。
ルッコラの花は、地味~~~~~~な感じでした。
次に開花したイタリアンパセリ、スープセロリも、雑草のような地味~~~~~な花でした。

けどタイムの花は、画像のように、ちっちゃくて、めちゃかわいい。
この子は、昨年購入したコモンタイムですが、りっぱに鑑賞用としても役目を果たし、なかなか愛嬌もあります。

私がタイムと初めて出会ったのは、今から数年前、メディカルハーブ講座においてでした。

講座では、乾燥させたタイムをアルコールに漬け込んで、風邪予防のためのうがい薬を作りました。

アルコール抽出液をコップの水に数滴落としてできるタイムのうがい薬は、市販のうがい薬よりも刺激がマイルドだし、体にも優しいので、重宝しました。

実は、タイムには、強い殺菌効果があるんですね。

またタイムは、胃腸の刺激促進剤でもあります。

つまりタイムを料理に使うと、肉などの腐敗を遅らせたり、消化を助けたりと、大変、理にかなったことなんですね。

先日、わたしは、タイム、オレガノ、イタリアンパセリ、ローズマリーをちぎってきて、みじん切りにし、豚ひき肉と合わせて、手作りソーセージを作りました。

これが、なかなかスパイシーで、美味。しかもおしゃれ。

料理の腕が、ワンランクアップしたかのような錯覚に陥りました・・・。(^^);








コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛しきバラのために闘う!!!

2009-05-18 13:27:11 | ハーブ類
バラ科
バラ(学名 Rosa damascena)

この子は、うちに来て3年目くらいでしょうか・・・・。
ようやく今年、見事に開花し、たくさんのつぼみがついてくれるようになりました。

購入した当初は、まだ30cmほどの小さな苗で、なんとか鉢植えしたものの、育て方がわかりませんでした。

バラは日本の気候では育てにくい上に、この子は農薬の使えないハーブですから、2年間は花を上手に咲かせることができませんでした。

バラなのにハーブって、不思議に思われるかもしれませんが、実はこのバラは、鑑賞用のバラではなく、精油ローズの原料になるRosa damasceneという品種のオールドロースなのです。

そうなんです。
見た目も美しいけど、香りも絶品。
ローズの香りには、女性の悲しみを癒し、自信と想像力を高めてくれる効果があります。

それが、今年は、こんなに美しく花開き、たくさんのつぼみもついてくれたのです。

ところが、
昨日、とんでもない光景を見てしまいました。

大切に育ててきたこのバラの葉が、無残にも3分の1ほど食べられて、すかすかになっていたのです。
よくよく見ると、無数の芋虫がついているではありませんかああああ。

老眼のわたくし、うかつにもこんな状態になるまで、全く気がつかなかったのです・・・。

敵は、わずか2cmほどの体長ですが、圧倒的な数でたむろっています。

このままだと、あっという間にバラは全滅してしまうでしょう。

絶対、そんなことさせられない。
せっかくついた蕾は、すべて開花させてあげなくちゃなりません。

でも、わたくし、この手の虫は大の苦手。ど、どうしよう・・・。

最初は、なんとか平和的に解決しようと、木酢やハーブ液でできた無農薬スプレーをかけてみました。

しかし彼らは、そんなスプレーなど、へっちゃらで、平然と葉っぱをむしゃむしゃ食べています。
やっぱ、無農薬スプレーじゃ効果はないんだーー。

ではもう、最後の手段、「捕殺」しかありません。

でも、でもでも、私はこういったことが大の苦手。
どうしよう・・・・。

・・・と途方にくれていると、なんと天の助け、主人がお箸を使って、ぜ~~~んぶ捕獲処理してくれたました。
20~30匹はいたと思います。

主人がこれほど頼もしく思えたことはありません。
うう・・・、感謝。

でも、敵はそれだけでは壊滅できませんでした。

なんと、今朝見てみると、3mm程度の虫が、2匹、葉っぱの後ろでうごめいているではありませんかあああああああ・・・・、どうしようおおおおお。

このまま放っておけば、あっという間に育って、またバラの葉は食べられてしまうことでしょう。

今度ばかりは、自分でなんとかするしかありません。
主人は夜まで帰ってこないのです。

とりあえず、私は、美しく開花したローズの花の香りをかいでみることにしました。
まずは、心を落ち着けなくてはなりませんから。

んんん・・・・・、最高・・・。

流石、ダマスクローズの香りは、「香りの女王」の名にふさわしく、上品で甘美。
心の底から、優しく癒される香りです。
古くから、人々に愛されてきた理由がわかるようです。

うう、やっぱり、どうしても、この花を守りたい!!!

香りに勇気づけられた私は、意を決して、虫と闘うことを決意しました!!!

まずは老眼鏡をかけ、正確に敵の存在をキャッチ。

それから、虫の付いている葉っぱごと、ハサミでチョキン。もう一つチョキン。
その葉っぱをごみ袋に入れて、ぎゅギュッと入口を結ぶ。
これを生ごみ用のポリバケツにポイ!!!

ふー、任務終了!!!

「虫、かわいそうだなあ」なんて、思わない!!!

バラか虫か、どちらかしか助からないんだったら、バラに生きてもらうしかないもん。

ごめんね・・・・。(;;);

でも、私は、これからも闘うつもりです。
だって、この愛しきバラを守らなくちゃならないんだもの。

毎朝、老眼鏡をかけて、バラチェックするんだーー!!!












コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高貴でエレガントな芍薬の花のように

2009-05-17 13:51:20 | グリーンパウゼのお花たち
ボタン科
芍薬

今、グリーンパウゼのハーブ園では、芍薬が満開です。

この芍薬は、約20年前にばあちゃんが熊本から持ってきたもので、以来、毎年、見事な花を咲かせてくれます。

ボタンに似て、大変豪華で美しい姿ですね。
また白い花びらの中に、ほんのり薄紅色がさしているところが、けがれのない高貴な印象です。

芍薬の花言葉は、「恥じらい」「はにかみ」

芍薬の根は、生薬「芍薬」の原料で、筋肉の痛みや緊張をゆるめたり、血行不良の腹痛に用いられます。
婦人薬として有名なあの「当帰芍薬散」にも含まれています。

当帰芍薬散といえば、
今から30年くらい前、更年期障害だった母が、旅先で激しい眩暈と悪心に襲われてホテルで寝込んだときに、漢方薬局で購入した「当帰芍薬散」を一包、服用しただけで、たちどころに元気になったことが思い出されます。

更年期障害や月経困難症など、女性特有の不定愁訴に対して、漢方やアロマテラピーは、大変すぐれた効果を発揮するんですね。

現代の医療では十分に対応できない、こうした不定愁訴は、自然療法の得意中の得意分野。
更年期に悩まれる女性は、うまく活用されると良いと思います。

ちなみにアロマテラピーでは、ホルモンバランスを調整するゼラニウム、クラリセージ、ローズなどが使われます。

おかげさまで、私は、アロマテラピー、フラワー療法、ホメオパシーを活用することで、更年期障害に悩んだことはほとんどありません。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美人を形容する言葉に使われる芍薬は、まさに女性を象徴するお花なんですね。

年をとっても、否、年を取るほどに、このエレガントな芍薬の花のように、凛として美しく生きていきたいものです。








コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然化粧品の持つ癒し効果

2009-05-16 14:10:00 | 手作り化粧品
今週木曜日は、お客様といっしょに天然化粧品を作りました。

3人合わせて、
栄養クリーム 6個
乳液     150cc
化粧水(芳香蒸留水)450cc

画像は、作った化粧品の半分くらいです。
たくさんできたでしょう?

これだけ作るのには、ティータイムを二度ほどはさんで、3時間くらいかかりました。
でも、おしゃべりしながら、自分の化粧品を作っていると、あっという間に時間がたってしまいます。
しかも材料費は格安、そして3か月分くらいの基礎化粧品ができちゃうんですから、嬉しいですよね。

防腐剤、柔軟剤、香料等の化学物質を一切含まない、この天然化粧品は、体にも心にも、大変優しいので、敏感肌の人には特におすすめです。

今回の化粧水は、お庭で育てているローズゼラニウムやレモンバームの葉っぱ(画像の葉っぱ)、ダマスクローズの花びらを蒸留して作りました。
これらの葉や花びらは、大変良い香りを持っているので、作っていると部屋中に甘くさわやかな芳香が漂います。
なんとも、リッチなひとときです。

実は、この香りは、微量に含有される精油の芳香なんですね。
ローズゼラニウムもレモンバームもローズも、アロマテラピーで使われる精油の原料になるハーブですから、こうして作った化粧品には、アロマテラピーのさまざまな癒し効果が期待できるというわけです。

栄養クリームは、マカデミアナッツオイルやスイートアーモンドオイルと芳香蒸留水、植物性乳化ワックスを使って作ります。
仕上げに、ローズやネロリなどの最高級精油を数滴たらすと、もう、どんなクリームにも負けない上質なクリームに早変わりです。

若いころから、何十年と肌トラブルに悩まされてきた私は、これらの手作り化粧品を使うようになったおかげで、肌が見違えるようにきれいになりました。

いっしょに作られたお客様も、今では、すっかり手作り化粧品ファンの一人です。
1個5000円もする石鹸や高級化粧品を使っても治らなかった肌トラブルが改善したことに、とても喜んでくださっているのです。

こうしたスキン効果は、ハーブに含まれるさまざまな薬効成分だけでなく、植物の持つ癒しの生命エネルギーがもたらしてくれているように思います。

化学物質を一切含まない天然化粧品には、心身だけでなく、魂(オーラ)にも働きかけてくる力があるんです!!!









コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラズベリーの花とばあちゃんとフラワー療法

2009-05-13 20:03:40 | ハーブ類
今年もまた、やってくれましたあああああ~~~~!!!!

お庭の天敵、ばあちゃんです。

4年前に、ご近所の方から譲り受けた苗を地植えし、ようやく今年開花したラズベリーの花を、ばあちゃんは嬉しそうにチョキンチョキンしていたのです。

「キャー、待って~~~!!! 切っちゃだめーーー!!!」
・・とお庭に飛び出していったのですが、時すでに遅し。

ラズベリーの花は、半分ほどになってしまいました。

うそ~~~~~~!!! そんな~~~~~~!!!

一昨年は、ローズヒップの実を、
昨年は、ブラックベリーの実を
今年は、ラズベリーの花を、チョキンされちゃったあ~~~!!!

ばあちゃんたら~~~~!!! んもうーー!!!!

確かに、ラズベリーの花は、あんまりかわいくなくて、枯花のように見えるけど・・・、でもね。

昨夕のことです。
私「これは、ラズベリーの花だから、絶対、絶対、切っちゃだめよ。」
ばあちゃん「切るわけないでしょう。大切な薬草なんだから・・」
私「うんうん」
・・・と言っていたばかりなのに・・・。

私、ショックで、目の前が真っ白になってしまいました。

だって、とてもとても楽しみにしていたんですから・・・・。
ラズベリーヨーグルトやジャムを作る気満々だったんです。

でも、なんでも忘れてしまうばあちゃんを責めることもできないし・・・。

とはいえ、どこにも持っていきようのない心の衝撃をそのままにしておくのは、体によくないし・・・。

それで、数日前にイギリスから届いたばかりのフラワーレメディを試してみることにしました。

レメディは、「スターオブベツレヘム」
バッチ博士は、このレメディを、「痛みと悲しみを和らげ慰めるもの」と呼んだそうです。

そうだ!!!

何度も何度も誘導しないと、次の行動に移ってくれないばあちゃんに対して、腹が立たないように、
「インパチェンス」も加えよう。

そうだ!!!

あまりにもたくさんの雑用を目の前にして、「無理だよ~~」と根をあげている自分を励ますために、
「ホーンビーム」も追加しよう。

うんうん。

考えただけでも、ちょっと元気が出てきた。

フラワーレメディって、こういう時の心強い味方になりますね。
ちょっと復活。

そんな私の苦労も知らないで、
嬉しそうに、お部屋で収穫したラズベリーの花をハサミでさらにみじん切りにしているばあちゃんでした。

ふー、やれやれ。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べられる花 ナスタチウム

2009-05-06 13:18:25 | ハーブ類
ノウゼンハレン科
ナスタチウム(学名 Tropaeolum majus)

画像は、グリーンパウゼのハーブ園に新しく仲間入りしたハーブ「ナスタチウム」です。

先週、ハーブ園で購入したものですが、忙しくて植えかえができず放っておいたら、ポットのままで開花してしまいました。

この真っ赤な色のお花は、「エディブルフラワー」、
つまり食べられるお花なんですね。
おいしい・・というより、色どりの美しさで飾る食用花。
ちょっと、おしゃれですね。

もう少し、たくさん開花したら、サラダに入れて食べてみようと思います。

葉っぱも食べられるのですが、こちらは、多少ピリッと辛味がありますので、
サンドイッチに挟むと、マスタード代わりになるようです。

また、ビタミン、ミネラルも含有しています。

ナスタチウムは、和名「きんれんか」とも呼ばれて販売されていますが、
この植物を食用とする場合は、園芸店では購入しない方良いでしょう。

農薬が散布されている可能性があるからです。

必ず、ハーブ専門店で購入しましょう。

ナスタチウムの花言葉は、「困難に打ち克つ」

うん!!! いいね。








コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たんぽぽの綿毛 「旅立ちのとき」

2009-05-05 21:01:19 | グリーンパウゼのお花たち
街の至る所で見られるたんぽぽ。

花を終えたタンポポは、今やあちこちで「綿毛」となって、子孫を残す準備をしています。

当たり前の光景ですが、改めてじっと眺めていると、生命の神秘を感じませんか?


「旅立ちのとき」

さあ、いよいよ旅立ちのとき

次の風が吹いたら、いっせいに飛んでいくんだよ

何も恐れることはない

君たちには、奇跡の力がやどっているのだから・・・・。


娘がまだ3歳くらいの頃、このタンポポの綿毛が大好きでした。
綿毛を見つけると、トトトトっと走り寄っていって、「ふーっ」と綿毛を吹き飛ばすのです。

球形に寄り添っていた綿毛は、いっせいに舞いあがり、ばらばらになって飛び立っていきます。

ふわふわ舞いあがるタンポポの綿毛たち
それを見上げる小さな女の子

その美しい光景は、もうメルヘンの世界です。
わたしは、もう、ただただ見とれていたものでした。

しかし・・・・、
彼らの行く先には、厳しい現実が待っていることでしょう。

やっと辿り着いた場所が、コンクリートの上、ベランダや屋根の上、流れる川の中かもしれません。

そのまま、命を育むことができず、消滅してしまう可能性の方がずっと高いのです。

そんな中で、わずかな種子たちだけが、根を下ろし花を咲かせることができる。

その場所は、畑の畔道であったり、空き地であったり、しかしアスファルトの裂け目であるかもしれません。

どんなに厳しい環境の中でも、ほんの一握りの土さえあれば、彼らは精一杯、自分の命の花を咲かせます。

「どうして自分はこんな場所に落ちたのだろう。こんな場所で生きていくなんて、無理だよう・・」とか
「私が一番、かわいそう。こんなとこで生きていかなくちゃならないなんて・・。他の兄弟たちは、あんなにやわらかい土の上に落ちていいよね。」
な~~~んて、彼らは、自分の運命を嘆いたり、周りを羨んだりしない。

彼らは、無心に、どこまでも無心に、自分の命を生き切っている。

たんぽぽって、いいなあ。すごいなあ。

私は、無心に生きることができないもんなーー。

たんぽぽって、すがすがしいなあ。

私も、無心に、さわやかに生きていきたいなあ。





















コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当は猫も大好きなんです!!!

2009-05-04 20:13:17 | つれづれ日記
今日は、東京都青梅市小曽木にある古民家ギャラリー「わあす」で開催されている「ねこネコ猫展」に行ってきました。

画像のネコちゃんは、お店の前で門番をしているネコの銅像で、「どうぞ~~~」って、お客さんを招いているのだそうです。
陶芸家田宮義寛氏の作品だそうですが、そのぼてっとした表情に、まずノックアウト!!! 
んもーー、なにこれーーー!!! 

店先には、本物の猫ちゃんもで~~~んと転がって出迎えてくれるので、なでなでしないではいられない。 
んもーー、やだー、この子、かわいいー!!!

ギャラリーは、藁ぶき屋根のなんとも懐かしい古民家で開催されていました。

庭先でにゃんこと戯れていると、おしゃれな作務衣姿の素敵な女性が温かい笑顔で、「さあ、どうぞどうぞ、おはいりください」と出迎えてくれます。

店内では、さまざまな猫の作品が素敵に展示されていました。

さまざまな猫ちゃんの絵、写真、陶芸、粘土、キャンドル、小物などなど、アーティスト、クラフター20名の作品が個性豊かに並んでいるんです。
その一つ一つを丁寧に眺めていると、時間を忘れてしまう楽しさ。

まあ、そのかわいいこと、おもしろいこと、癒されること!!!

ネコ好きには、たまらない催しでした。

わたし、植物の魅力にぞっこんはまっていますが、実は、猫も大好きなんです。

ばあちゃんが猫嫌いだから、飼えないだけ。

今日は、ネコ展の玄関先で転がっていた看板猫ちゃんの写真を撮ってきて、
早速、パソコンの背景画面にしました。

いやーー、猫って、本当にかわいいです!!!














コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする