
5月16日ばらの市が開かれました。場所は荒川区町屋駅前。京成電車と都電の駅前です。道路の一部を囲んで通行止めにし雛壇を作りばらの鉢植えを販売します。そのほかにもイベントもあるのですがみな薔薇の鉢を買うのに忙しく他のほうには目が行きません。だっていい鉢が安く変えるというのでもう取り合いまで行きそう。年によって鉢植えの傾向が変わるような気もしますが正確にはわかりません。今年は種類が増えたような気がします。雨にもかかわらず長い長い列に並んで順番が近ずづくのを待っていました。ポスターが貼ってありたぶん販売のものかなと思ってみていると、中にイヴピアッチェが!薔薇好きな人にはわかるすぎじゃない人にはさっぱりですがイヴピアッチェはけっして素人向きではありません。フランス人が大好きなばらとして有名な花ですが日本人向きとは言えないかもしれません。まず大きい。大きすぎくらい大きい。はなびらが分厚い。(かわいげにかける)色がどぎつい、香りがきつい。開くと形がぐしゃぐしゃに崩れる。などなど。写真は開きはじめでおとなしいですが開くとシャクヤクそっくりに大きく開きます。ばらに見えずシャクヤク?という感じです。色も、もっと濃くなります。どきついピンクです。でも迫力と貫禄はだれにも負けません。私が行ったころは始ってそんなにたっていませんですがだいぶ売れて、残り少なくなっていましたがイヴは残っていました。1鉢あったのですぐにゲット。

ここから開いてシャクヤク咲きになります。これだけでやめようかと思ったらもい一鉢一目ぼれ。名前はスーベニアドモナリザ?ちょっと違うかもF(フロリバンダ中輪のことです)では少ないアンティーク咲きのもの。色が気にいってしまいました。こちらもピンクの濃い色。でもイヴと違うピンクです。

写真ではわかりにくいですがもっと濃いピンク。というか赤です。ピンクがかかった赤でしょうか。ともかく目立つ。はで、美しい、かわいい、とにかく一目ぼれ。でもFなので花持ちはやや悪くひらきぎみ。香りもありません。見た目はいかにも濃厚なのになぜか香りなし。裏切られたかと思うほどに臭いません。ばらのかおりといっても数種類あります。濃厚なムスク系、フルーティ系、モダン系、ティー系、ミルラなどなどの香りに分かれます。香りといっても花により全然違うのでかぎ分けてみてください。私の好みは何と言ってもフルーティ系です。何ともいい香りで、気持ちのいい香りでしつこくなくさわやかです。

ばらの市では地元のテレビ局(荒川、千代田、文京区の3区のローカル局)も取材にきます。毎年5月に開かれているのでみなさん来てください。いい花が安い。今年は値上げされていましたが昨年は大きい鉢が1500円でした。半額より安い。種類も豊富です。京成ばら園芸の鉢ですのでがブランドです。いいものが来ています。主催者は浅草のほうずき市を目指しているようです。ほうずきもいいけどばらもいいですよ。そして見どころは都電の長い沿線に大量のバラが咲きほこり美しいのなんの。たくさんの種類が植えられ無料のばら苑です。種類本数ともにかなり多いです。とにかく沿線にずらっと植えられえいるのですから。名前がついているのもあるので探してみましょう。