天才探しの日々

EMIミュージック、新人発掘セクション「GREAT HUNTING」のチーフ・プロデューサー加茂啓太郎の日々のあれこれ

11月28日

2006年11月29日 | Weblog
社長同席で会議。
今の社長の理解もあり新人発掘セクションは今まで一番少ない時は僕のソロ・ユニットだった時もありましたが、今は100以上(ウソ)の人員を抱えるセクションになりました。
年に5人はデビューさせて欲しいと言われたので、じゃあ最低7人は目指しましょう。

mF247でエレクトリック・トイズ、横田とポッドキャストの収録。
このサイトです。是非。
http://www.mf247.jp/mfstation/mfst00000000060.html

15回目なので僕の「お宝グッズのコーナー」と横田の「お気に入りグッズ」のコーナーを当日の朝、思いついてやる事にしました。
僕も持っていった前日の日記の写真の「ランナウェイズ写真集」は横田は全然知りませんでした。世界初の成功したギャルバンなのに。


町田康のエッセイの新刊が出ていたので購入。
新刊が出たら迷わず買う作家は彼と、村上春樹とジョン・アービングです。

そのうち2名とは会った事あるんですよ(自慢)
村上春樹さんに24年前になんとインタビューされました。
町田康さんは83年頃成増の神社の境内にある彼の自宅で茶碗酒を飲み「お前、この階段で地獄車かけたろか」と言われて「おっネタ、ゲット」と思いました。

当時、INUのアルバム「メシ食うな」な1980年の発売日に買い、法政大学で見たライブも今も目に焼きついています。

下北沢のハイラインで町田康グループのライブ盤発見。こんなの出てたんですね。
中島らもさんの追悼ライブでのレコーディングのようです。

これ正直期待しないで聞いたんですが、凄く良いです。
INUの曲も2曲やってます。

峯田日記で彼が初期INUのライブ盤「牛和歌丸ぼやぼやしとったらどついたるぞ」を持ってると書いてあって驚いた(自分も持ってましたが紛失、中古で2万売ってました)んですが、それに2万払うより、これ買いましょう。









11月27日

2006年11月28日 | Weblog
先週に撮影したKUMAMI君http://kumami.from.tv/の写真のベタが上がってきたので見る。
カメラ、スタイリスト、ヘアメイク。今の日本で10指に入る人でやりました。
僕の写真の良い悪いの見方は決まっていて、今にも写真の中から出てきそうに見えるかどうかだったりするんですが。

公開するのはまだ先ですが期待してください。

ミドリの後藤さんが以前にやっていた「うさぎ」というバンドが、まさか無いだろうと思ってアマゾン見たら新品であったので注文したら届きました。

便利すぎますよね。内容は人に歴史ありという事で。

明日の深夜2時過ぎからフジテレビ、ファクトリーでミドリが出ます。(あとスペシャは29日から)http://midori072.com/main.html

このサイトを見た人は全員見ること、さらに友達10人に見るように伝えないと良い年は越せません。

次号フリーペーパー「Great Hunting」の打ち合わせ。2月頃ですかね。
楽しく作りたいと思います。

写真は古本屋で見つけたランナウェイズの来日記念ブックです1977年。

この新宿厚生年金会館のライブは昼が彼女等で夜がブライアン・フェリーのライブ(高2で行きました、当然一人)という今思うとかなり無理なスケジュールでした。

恐ろしくダサいです。当時の男子高校生にはほぼエロ本ですよ。

17歳のパツキンの外人がパンツ(黒)とコルセットですから。

白人なのに胸がないのが悲しいです。

当時は多分写真チェックという概念は無かったんでしょうね。
ありえないカット満載です。

ただジョーン・ジェットだけはカッコイイです。
アベ フトシさんにも見せたら興味深く見てました。






11月26日

2006年11月27日 | Weblog
ビートルズの「LOVE」は皆さんお聞きになっていただけましたでしょうか。
i-podに落とし、DVD5,1chでもずーっと聞いてました。

何はともあれ、今生きている全人類、これから生まれてくる全人類も必聴の作品である事は確かです。

マッシュ・アップ的な切り口に話題が行きがちですが、それは僕にとってはネタ・レベルの話ですね。

これはもし60年代にプロツールズがアビーロード・スタジオにあったらというタイムスリップ的な作品として聞くべきだと思いました。

99年に出た「イエロー・サブマリン・サウンドトラック」は今の時代にビートルズをミックスしなおしたらどうなるか?というものだったので、そこが根本的に違うと思います。

個人的にはポールにしては珍しい歪んだ(リッケンですかね?)ハード・ドライビングなベースがカッコイイ「Back in the U.S.S.R」。
有り得ないくらいの名曲だと思い直した「A Day in the Life」が白眉です。

ラトルズのDVDも地味に出てますがまた見たくなりました。アナログで聞く「アビーロード」(1回行った事あり、自慢!!)も捨てがたし。


11月24~25日

2006年11月26日 | Weblog
24日
mF247で打ち合わせ。
ここのサイトで僕もポッドキャストやらせてもらっているのですが、行達也さんという元新宿タワレコの名物バイヤー(ナンバーガールのポスターを本部から○’Zのに変えろという命令を無視して張り続けてくれた?という伝説があります)今は下北沢のmona recordsの店長で、僕がロフト・プラス・ワンで「公開デモ審査評議委員会」というのをやっていた時にレギュラー・コメンテーターで出てくれて大変お世話になりました。
その行さんとBaseBallBearのフリペも作っていただいた美人編集者でmF247にお勤めの土澤あゆみさんがパーソナリティーの番組が始まりました。
二人とも関西人なんで「昼間のラジオ関西か!」と突っ込みをいれたいくらいベタな感じが面白いので是非聞いてみて下さい。
http://www.mf247.jp/mfstation/mfst00000000120.html
僕の番組もエレトイ、ヨコノリと負けないように頑張ります。

25日
大学の時(卒業してもしばらく)一緒にバンドをやっていた天野睦君のご焼香に行く。
亡くなられたのは今月の1日で、やっと電話番号が分かり連絡が来ました。
学生の時、クラスの友人は車、女の子、テスト、就職の事しか話さないので嫌になり,部室か溜まり場の学食で,この音楽サークルの友人と音楽の話とかばっかりしてました。
演奏合宿とかも練習しに行ったのか騒ぎに行っただけなのか(写真、多分81年)もう分かりません
でも、あの時の自分がいなければ今の自分は居ない事だけは確かです。
写真の中の内の9人が集まってくれました(ネット社会に感謝)

その彼とやっていたゲバゲバズ(ガレージ歌謡パンクがコンセプト)映像があるのが分かったのでyou tubeにでもいずれ密かにアップしましょうか。

南町田の居酒屋で思い出話「子は春日井グリーン豆」というのは睦君の考えた秀逸(くだらない?)な駄洒落でした。
いつか天国で再結成しましょうね。ご冥福を祈ります。

BaseBallBearのホリ君が初DJをやるというので下北沢ガレージ。
80’s専門のDJとしてやってみませんか。








11月23日

2006年11月26日 | Weblog
部下の斉藤主催の下北沢Basement Barでギャルバンを集めたイベント。
出演はエレクトリック・トイズ、AGOZ(from 札幌)マスドレ(from 神戸)シェリーズ、つしまみれ。

どのバンドも良かったです。

でも白眉はアメリカ17本のツアーを終えて帰ってきたばかりの、つしまみれは凄すぎ。ある意味、女捨ててます。
もう僕はただのファンですね。

3年くらい前にデモを聞いた時はこんなモンスター・ギャルバンになるとは思いませんでした。

ライブで盛り上がるのが好きな人は一度は見てみて下さい。
http://www.gakki.ne.jp/~mamire/

このイベントの裏の意味はみんな「つし姉さんを見習え」と他のバンドに見せたかったんです。

平均年齢二十歳のAGOZのボーカルは最初から最後まで鳥肌が立ちっぱなしだったとか。


打ち上げ(写真)は箱打ち(ライブ・ハウスで、そのまま打ち上げをする事で最近、この言葉聞きますよね)で2時。



11月22日

2006年11月25日 | Weblog
ポップ・カルチャーのナビゲーターのカリスマ、エディターにしてライター。
そのキャラ立ちの良さは松尾スズキさんの映像にも登場するなど、多岐に活躍する川勝正幸さんの50才の誕生パーティーで六本木。

初めてお会いしたのは86年巻上公一さんがプロデュースした新人バンドのオムニバス「都に雨が降るごとく」のジャケのビジュアルをコーディネートしてもらって時です。(これは大槻ケンジと田口トモロヲの「チワワ」というユニットを聞くたけでも探す価値はありますね)

それ以来仕事はした事ないのですが、好きなものが被るのか良くニアミスします。

川勝さんに「ブログ見てますよ」と言われたんですが、これ新しい挨拶としていいですね。

サケロックの星野君、ハマケンにオリコン20位(デイリーチャートですが)おめでとう。CKBの小野瀬雅生さんを紹介してもらったり、久しぶりでS-KENさん(この人変わんないですね)に会ったり。こういう業界パーティーはそういう社交の意味もあるんですけどね。

メイン・イベントは小山田圭吾のギターで野宮真貴の歌(多分ピチカートVの曲)

渋谷系フォーエバーで。


パーティの終わり際に辛酸なめ子発見(すごいファンなんですが知り合いじゃないので声かけられませんでした)なので多分、週間文春の彼女のコラムに載りますかね。




11月20日

2006年11月23日 | Weblog
3スタでKUMAMI君のデモのレコーディング。
チェロの五十嵐さんと3曲、ピアノの弾き語りで3曲。

五十嵐さんは通称アーちゃんで、奇麗なロング・ウェイブ・ヘアーの美人さんですがルックスとはうらはらな酒豪で大変男らしい(性格も)チェロを弾きます。

このスタジオはピアノが本当に良い音でプレイバックは聞きほれます。

エンジニアは部下の斉藤君。
先日、変顔をかってにアップしたら怒られたので、「ここは仕切ってるぞ」感あふれるカッコイイ彼をちら写り込みさせてみました。

11月19日

2006年11月23日 | Weblog
KUMAMI君が福岡から来て撮影のためのフィッティング(撮影の前の衣装のサイズや着てみた感じの確認ですね)
ここ10年こんな事やんなかったので新鮮でした。
ありえないような服が似合う彼はすごいです。

ロビーにDJ OZMAのきのこ。「きのこ」って口に出してゆうと何か可愛いですよね。なんか名は体を表す

KUMAMI君&スタッフで大阪名物(器が有り得ないでかさ)のうどん屋「つるとんたん」の六本木支店で食事。
女子大生(2年まで)と来たい店ですね。

11月18日

2006年11月21日 | Weblog
BaseBallBear渋谷クアトロ、ワンマン(ソールド・アウト!!)
結成から5年。僕は4年目から関わりました。
ナンバーガールの解散ツアーに高校の制服で来ました。
僕的にはバトンが渡ったわけです。

99年のナンバーガールの初渋谷クアトロから遠く離れて。

良いバンドの条件の一つは誰を見ていても面白いという事なんですが、彼は誰を見ていても楽しいです。

小出君は打ち上げはぐったりで盛り上がってないのかなと思ったのですが、あのへそ曲がりの彼も素直に感動したみたいですね。日記は泣かせます。これで彼らのゴールのないレースのフラッグが振られました。
http://www.baseballbear.net/cgi-bin/diary/

三軒目まで夢を語り。。



写真は不思議な楽屋花

I love Fukuoak

2006年11月21日 | Weblog
想夫恋(ソウフレン)の焼きそばです。
当時、ナンバーガールの向井君に教えてもらって衝撃を受けました。
タクシー飛ばして行きました。東京にも誰か支店出しませんか。
出来る限りの事はします。