天才探しの日々

EMIミュージック、新人発掘セクション「GREAT HUNTING」のチーフ・プロデューサー加茂啓太郎の日々のあれこれ

3月28日

2007年03月28日 | Weblog
前日ですが、植木等さん無くなられましたね。
何も分からない新入社員の時に、植木等さんに自分が会いたいがために、たいしてプロモーション効果があるとも思えない取材をブッキングしました(懺悔)

新宿のコマ劇場の楽屋で取材で5分前くらいに行ったら、「レコード会社の人間は取材の30分前には来るんだよ」と怒られたのも良い思い出(もしくはネタ)です。

ご冥福をお祈りいたします。


そんな植木さんのスーダラ節に敬意を表して(ウソ)

レコーディング後軽く飲むつもりが、いつの間にやらハシゴ酒♪。

六本木で朝5時半(写真)始発飲み

僕は「2時までのシンデレラ」の異名があって2時になると寝る、ないしは別の人格が現れて勝手に帰るというケースが多々あるのですが、今日はナイス・グルーブのまま朝を迎えました。でもまだ水曜日(泣き)


3月27日

2007年03月28日 | Weblog
27日
女子4人組、エレクトリックトイズ(http://eletoy.com/pc.html)のデモのレコーディングをのぞきに品川のサウンド・クルースタジオ。

ここは流通センターといって、電化製品とか食品とがが卸売り業者に配送される前に集まる場所で、レコーディング・スタジオがあるなんてにわかには信じがたいですが、あるんです。
初めて行く人の8割は来れません(本当に)
でも、ここは機材レンタル屋さんがやっているスタジオなのでアンプとかドラムとか機材がただで駆り放題なんで(ユリイカのムーンライダース特集で知りました)
それ以来本当に良く使います。

バンドは久しぶりのレコーディングで試行錯誤もあったようですが「キュートでポップ、でも少しストレンジなロック」とでもいうようなオリジナリティーを獲得しつつあると思います。

写真は帰りしなのメンバー、チャットモンチーが借りてる機材をチェック。


3月26日

2007年03月27日 | Weblog
フリーペーパー「Great Hunting」次号の打ち合わせ。
5月16日配布で表紙はBaseBallBearの予定です。
今の号は是非ゲットしてください。

どうしても手にはいらなかったら溜池山王駅8番出口を出たところに東芝EMIがあって、そこの受付に置いてます。
そこまではセキュリティーないので入れるのでゲットして下さい。
警備員に何か言われたら「EMA加茂のブログで見ました」言ってもらえれば多分、大丈夫です。














3月25日

2007年03月25日 | Weblog
録画した、何故か偶然に会いすぎる男(地下鉄、下北、そしてテキサス!)ポリシックスの林君が司会のスペシャの番組「NEU!」(毎回チェックしてました)
を見てたら季節がら最終回。

最後のコメントでネタで泣くまね?と思ってたら、まじでボロ泣き。
「テクノ」とか「ロボット」なんて言いながら普通以上に人間的なんですね。
基本的に僕の中では良い人なんですが、さらに良い人度アップ。
林君なら僕の宝物、XTCの来日公演のパンフもDEVOのトランプ貸しても借りパクしないと信じます。


長野県の高校1年生の倉品君のデモのレコーディングで溜池山王。
半年に一度くらいで3回目。
音楽性も見た目もどんどん成長するんでびっくり。

良いアコギが買いたいというのでもう20年来ギター・テクニシャンでお世話になっている荒木さんにギブソンのアコギ(写真)を見立ててもらう。

これが眩暈がするくらい可愛い。白のペグなんか口に入れたいかも。
音も雑味がない、澄んだ高級だしみたいな感じです。一生物ですよ。

夏のロッキンオン・フェスに高校生バンドが一枠出られるんですが、それを目指すように伝え。











3月24日

2007年03月25日 | Weblog
二日酔いの朝風呂は本当に気持ち良いです。
二日酔いと失恋から立ち直るのは時間だけ、と思ってたんですが、こんな方法がありました。失恋にもあるんでしょうかね?

復活して図書館に行って、茂木健一郎と獄本野ばらとかを借りる。

ジムで、くるりのマネージャーで元福岡のイベンター、さらに前は小学校の先生(多分)のMRTさんにプールに行く階段でばったり。またもや奇遇。

顔は優男風なんですが、噂には聞いてましたが体はボディビルダーみたいなんですよ。ジムというのは体だけが勝ち負けなので、負け気分。

チョモランマ・トマトを見に、小岩のライブハウス、EM SEVEN。
この小屋パンク系しかブッキングされてないんですよね。
チョモのオグ君いわく「小岩のハードコア・シーンは熱いですよ」というのは本当なのか?

この小屋の一ヶ月パス・システムとうのは面白いですね。

チョモランマは新宿でもライブをやってダブル・ヘッダーなんですが、100人規模の小屋なら、リハなしで転換の間にモニターだけ確認して、そのままライブっていうのはカッコイイと思いました。
石井君が思わず客席に突っ込んできそうになるアクションがかっこいい。
山中君のベースだけになるとこがあるんですが、そこのドライブ感も素晴らしい。


亀無和也、KREVA、石田衣良(以上Wikipedia参照)BaseBallBear小出祐介、中村一義、藤原マヒト(20年近い友人で鈴木惣一朗セッションではかかせないピアノ弾き)を産んだ街、小岩を散策。(生まれて初めて下りました)

古本屋で「写楽」の82年3月号(表紙、杉田かおる&セミ・ヌード!)を210円で購入。あまり懐かしい感じがしなくて普通に今の雑誌を読んでるのと変わらないのが意外。クオリティーが高いです。もう何冊か買えば良かったと後悔。

餃子100個か、ファクトリー収録でカレー6皿食ったチョモランマの石井君なら
いけるんじゃないですか。
次回小岩でのライブ時はチャレンジしてください。
でもライブの前は止めたほうが良いと思います。













3月23日

2007年03月25日 | Weblog
23日
本当はKumami君(http://kumami.from.tv/)とレッチリを見に行くはずだったのが公演キャンセルになったので急遽レコーディングも終わったという事で飲み会に変更。

もろもろ段取りが狂い、見る予定のない芝居を見に行ったら、知り合いが来てるのは知ってたんですが、その知り合いの知り合いも来ていて、誘い合わせて来てるんだ、と思って見てたら、偶然でした。

こういう事って僕は人より多い気がしますね(江戸川橋のラーメン屋でエアロスミスのスティーブン・タイラーとジョー・ペリー、ドイツから短期帰国中の弟と地下鉄で、ニューヨークの空港でソニマガの編集者と、ポリシックスの林君とテキサスでB52'Sのライブで)あるんですが、どうなんでしょうね。

「びっくり偶然遭遇選手権」ラジオのコーナーとか、あとフジテレビの「こたえてちょーだい」で番組どうですか。

福岡から来ている彼には東京な何食っても不味いので、思い切って今日は東京ジャンク・メシという事で下北沢せっちゃん。
お好み焼きは関西人が居てくれると助かりますね。(写真)

2軒目も下北定番の「トラブルピーチ」
飲みに呼ぶと空いていれば、なんの躊躇もなく、いつでもどこでも来てくれる、ジュンコリンも合流してKumami君の命名により「チーム始発」が結成。

スタッフのSITO君は朝7時から「親子サッカー」に行かないといけないので終電で帰ると言っていたのに、チーム始発に参加でした。偉い!!
査定をあげる事もこのさい検討で。
グラウンドでディスチャージなどして顰蹙を買わなかった事を祈ります。













3月20~22日

2007年03月22日 | Weblog
20日
10年ぐらい前に作詞家の森雪之丞さんのポエトリー・リーディングのアルバムを布袋寅泰さんのプロデュースで作った事(全然売れず。泣き、幻の名盤)があるのですが、その時のマネージャーだった方と再会。何か出来ると良いのですが。

エレクトリックトイズの3人が来てたので通称デモ部屋でタイアップで送られてきた缶ビール。
良い会社です。(早く飲まないと味落ちますから、と言い訳)

下北沢でザゼン・ボーイズ向井君と非才ぶりに飲み。楽しみな事をいくつか聞く。
2軒目記憶なし。日本酒の危険度を確認&認識


21日

冨田恵一さんをゲストに迎えた「Get your Free Mic」のイベントで渋谷7thFloor。
これは飛び込みで冨田さんの作ったトラックで歌ってもらうというもの。

人が来てくれるかどうか本当に不安だったんですが、入りきれないくらい来ていただきました。

ダイノジの司会なしには有り得ないですね。
オプション料金かなと思いお願いしてなかったエアギターもやっていただき最高。

来ていただいたのに歌えなかった方本当に申し訳ありません。

本当はもっと痛い感じの人ばっかりだったらどうしようと思ったのですが、皆さん結構ちゃんとしてて嬉しかったですね。

選考にはもれちゃいましたが、個人的にT-Shitsに「歌わせて」と書いてあった(名前今分からず、すいません)女性にも何か上げたかったです。

打ち上げはB.Y.G,久々に社長のYSMTさんにもお会いする。

いつの間にか色々勝手に決まり、ARI君は昏睡。ボディ・ペインティングのキャンバス(写真)と化す、渋谷は午前2時。

トラック・バック・オーディション、締め切り迫ってます。まだの方は是非。
http://www.great-hunting.com/trackback/index.html


22日
スモール・フェイセズ&フェイセズのベーシストだったロニー・レーンのドキュメンタリー映画の試写を見に行く。
音楽ドキュメンタリー映画ばやりですが、キャラあまりに地味すぎですよね。
僕もさすがにソロ・アルバムは買ったことありません。
うちのスタッフは「それ誰?」と知りませんでした。

相当自由に生きたかった人みたいですね。
サーカスと一緒にテントでツアーを回るというのは確かに面白そうですが、大変すぎですよ。
スタッフが金持って逃げるのも分かります。

ピート・タウンジェント、エリック・クラプトンとビッグネームのインタビューもありますが、同じバンド・メンバーだったロッド・スチュワート、ロン・ウッドのインタビューが無い(ドラムとキーボードはインタビューに答えてます)のはやはり仲が悪かったんだろうな、と勘ぐりますね。

この人はチャリティーの募金をまた持ち逃げされたり、異常に金運と金銭感覚が欠落した人だと言うのが分かります。

難病で97年に50歳代で亡くなるんですが、3人と結婚してやりたい事やって
幸せとは何かという感じです。

後期スモール・フェイセズのスティーブ・マリオットが激カッコイイのも発見でした。
































3月18~19日

2007年03月20日 | Weblog
大人計画の次回公演「ドブの輝き」の先行発売のチケをゲットするために9時から自由が丘のチケピに並ぶ。
一番先頭は3時から並んでたそうです。
僕の番号は18番でした。いつもここで購入の後、ローソンで先行もやると買えるのですが今回は全然取れず。今回、人気なんでしょうか。
ローソンで並んでたら赤ちゃん連れで、このチケ目的で並んでる人が居たんですが、こういう場合は「お先にどうぞ」とやはり言うべきなんでしょうか。。。

新しいSACDプレイヤーが届く。
今のが5年くらい前に購入したものでDVD-Audioと差が歴然なので購入に踏み切りました(数値上はSACDの方が音は良いはず)
音質の向上は音楽的感動と何処まで正比例するのかというのは答えが出ませんが、
単純に音が良くなるのは嬉しいですよ。
XTC「オレンジズ&レモンズ」を聞いて飛び跳ねる。ロキシーのアバロンのSACDも眩暈がしそうです。

「困って困ってコマーシャル♪」の相対性理論のライブで吉祥寺シルバーエレファント。
少し早くついたのでタワレコに寄る。
ミスター・ナイスガイのIMI君と話してたら、湯川潮音ちゃんとばったり。会って不思議はない場所ではあるんですが単なる偶然とは言いがたいのでは。
スタッフの白豚野郎事ARI君とハモニカ横丁の焼き鳥屋で飲んでたら店員さんの声がクリス・ペプラーにそっくりなんですよ。
「良い声ですね」と言ったら「よく言われるんですよ」との事「J-WAVE ホット・ワンハンドレッド」って言って下さいって言ったら断られ。

19日
高円寺。何時来ても思いますが、ここはスタンダードが日本のどことも違いますね。こんな店名ですもの(写真)。
領収書もらっても外資の会社でCEOがアフリカン・アメリカンなら通らないかもしれないですよ。

カシオギターの弾き語り、アバンギャルドのセルフ・パロディー、犬の着くるみ
足踏みオルガン弾き語り。頭が痺れ眩暈。

















3月15日~17日

2007年03月18日 | Weblog
15日
湯川潮音ちゃんを新人のミュージシャンに紹介したら、びっくりするくらいの大きなリアクションを取られ驚く。
まぁ喜んでもらって何よりです。
潮音ちゃんとヘアメイクのSGYMさんと潮音ちゃん曰く、「この世で一番美味しい食べ物」という祐天寺のお寿司屋(そこまで美味しいかどうかは分かりませんが、コスト・パフォーマンスはかなり良いと思います)
下北沢に移動しひさしぶりに色々話す。いくら話しても相変わらずに面白いです。

16日
冨田恵一さんとポッドキャストの収録。ちょっとは上手くなったでしょうか。
更新は来週くらいですが第一回は配信中です。
http://www.great-hunting.com/trackback/index.html
渋谷でかなり痛いライブを見て3曲で退出。

新宿モーションで函館から来たドライ・アズ・ダストのライブ。
このまま成長すれば2年後には名前を聞くバンドになるでしょう。
ライブの前に蜂蜜を溶かしたお湯とか飲む人はいますが、ステージで蜂蜜を持ち込み舐めながら歌うボーカルは初めて見ました。

ドイツから一時帰国してきた弟と、丸ノ内線で出会った以来の驚き。これも「神の見えざる手かただの偶然か?
運命に酔い3時

MC5からスラップ・ハッピーまでを等価で聞く彼らに驚く。
僕が30年かけて蓄積した音楽知識を5年でインプットしてるのに新世代を感じました。
17日
チョモランマ・トマトがフジテレビ「ファクトリー」に出演。
オンエアーの音源の確認のために副調整室にいました。
「ドラムを前にがつんと出してください」「ギターのヌケをもう少し良くして下さい」「良くなりすぎるのでさっきと今の中間くらいにしてもらえませんか」とか色々いってすいません。
メンバーはケータリングのカレー食い放題を堪能。
写真は「ファクトリーの穴」ですね。






















3月13~14日

2007年03月16日 | Weblog
13日
mF247でポッドキャストの収録。
前回が「グダグタ過ぎる」という指摘を受けたので、少しだけ気合を入れる?

今ここで聞けるのはまだグダグダですが是非。
http://www.mf247.jp/mfstation/mfst00000000060.html

終わった後、お洒落タウン、中目黒に似つかわしくない居酒屋「大樽」
店員の8割が多分インドからの方。「牛肉の料理がないのはそのせいなのか!?」
と思ったのですが、焼肉サラダの焼肉は聞いたら、それだけ牛肉でした。
カレーも出せばいいのに。

となりの席で大人のいじめ(見るからに加虐心を煽る感じのキャラの若者が側頭部を殴られ出血&落涙)発生。

エレトイの横田がマジで「これはひどい」と切れぎみで、酔いに任せて、オシボリ微妙に投げつけてました(でも、ほとんど気づかれず)
若者も最後は殴った体育会系スーツ・サラリーマンに慰められて、納得してて意味不明。

大阪弁キャラに成りすます、というのを宴会芸レベルでやる。
「なにゆうとんねん、あかんがな」とか、沼田壮平君爆笑。意外に受ける。でも素面だとドン引きだと思います。


14日
函館から来たドライ・アズ・ダストのメンバーと昼飯。
函館から来て、魚とか頼んだら駄目だときつく忠告

ラーメンズのライブを見に、新大久保グローブ座。
噂には聞いていましたが、これはその完成度に驚きました。
お笑い、演劇、パフォーマンス全てを超えて、インテリジェントでありながらエンタテイメント。プラチナチケットなのも分かります。

そのメンバーの小林賢太郎のライブDVDのフライヤー(写真)が折り込まれてたんですが、これがありえないくらいのゴージャスな印刷。
売りものか!と思うくらいで、さらに同じDVDの告知のフライヤーなので更に意味不明。
過剰包装ではなく過剰広告?