天才探しの日々

EMIミュージック、新人発掘セクション「GREAT HUNTING」のチーフ・プロデューサー加茂啓太郎の日々のあれこれ

4月29,30日

2006年04月30日 | Weblog
4月29日
湯川潮音の6月リリースのミニ・アルバム「紫陽花の庭」
が素晴らしすぎて、延々リピートで聞く。

彼女は、常にニューアルバムが最高傑作。

詳細はここで。
http://yukawashione.com/news.html#a000149

17歳の彼女に初めて会った時に自分で曲を作るという発想すらなかったのに、
この5年で、エバーグリーンとなる曲を何故、彼女が作れようになったかは、音楽の神様が微笑んでくれているとしか言いようがありません。

あんまり湯川潮音ばっかり聞いていて、真逆のものが見たくなり、グループ魂の新しいDVDを見る。

僕はグループ魂は初ライブ、11年前の西荻のライブハウスも見ました。
いや、それ以前の阿部サダヲがボーカルでタイのロックの曲をカバーするというバンドも新宿JAMで見ました。まぁ自慢ですけど。


次は是非、武道館で見たいです。

後、向井君はすごい、プロの役者を相手に、素になる事なくここまで出来るのは。


4月30日

湯川潮音ちゃんも注目している荻上直子監督の「かもめ食堂」を見に行く。
フィンランドの透明感があって冷たいようで暖かいこの光が、この映画を成功させていたように思い。







4月28日

2006年04月29日 | Weblog
千葉の船橋にブーメランズというバンドを見に行く。

専門学校のバンドのサンプラーに入っていてちょっと気になって。

船橋とか、こんな事でもないと行きませんから。


ライブが押していて、近所のラーメン屋で時間つぶし&腹ごなし。

そしたらここが恵比寿のアフリという人気店の、支店でもないのに、麺、スープももちろん、何から何まで同じ(柚子や水菜が入っていたり、チャーシューを炙ったりとかのディテールも)

味はアフリの方が良かったですが、音楽だけじゃなくてラーメン屋もパクリもあるんですね。

やはり、どちらもオリジナリティーを追求して欲しいものです。

ROOTSという箱、200人キャパ、こういう町に普通にライブ・ハウスがあるのは良いです。

バンドはせっかくの技術をまだ、活かしきれてないような。

何かをコピー出来て喜んでるのは前述のラーメン屋と同じです(上手くまとめました)






4月26~27日

2006年04月29日 | Weblog
4月26日

音楽業界なら知らない人はいないという方とご縁があり食事会。

90年前後、その時に、すでに偉い人なのにライブハウスで良くお見受けして驚いたものです。
その方とクリエイションのアラン・マッギーが僕の憧れる音楽業界人です。

4月27日

Short Cut Auditionの2713名の応募からノミネートされた5人を紹介するポッドキャストの収録。下記のサイトです。聞いてみて下さい。一人しゃべりは難しいですね。
http://greathunting.cocolog-nifty.com/

フジファブリックの志村君にフリーペーパーの取材でライト・スタジオ。
自分のメイン・ギターを女性に例えるのは面白かったです。

例えば、ストラトなら天野祐希、テレキャスなら伊藤美咲、フライングVなら熊田曜子、ジャズマスターなら石井めぐる、とかは僕が考えました。意味わかんないですね。みんなもやってみよう。

詳しくは、音楽で生きていく人のためのフリー・マガジン「GreatHunting」5月25日、配布なのでお楽しみに。

湯川潮音ちゃんのマスタリングに行こうと思ってたのにバタバタして断念。

沼田壮平君のライブで渋谷SPUMA.

今日は挑戦という事で立って歌う、ハープを吹くという事で。

ライブをやる時に何かひとつ挑戦する事をやるというのは凄く良いと思います。















4月25日

2006年04月28日 | Weblog
KUMAMI君のデモのレコーディングの続きでミックスとコーラスを品川のテラ・スタジオ。

隣では偶然、BaseBallBearがデモのレコーディング中。
彼らが始めてこのスタジオに来たのは02年の今頃だったような。

ドラムのホリ君は精神的になんの成長もありませんね(ドラムは少しは上手くなったけど)

このバンドは「こういう音楽」をやろうという型があって始まったわけではないので、そこが面白いですね。
新曲もちゃんとネクスト・ステージに行ってました。

KUMAMI君はコーラスでも結構斬新なアイディアを出すので驚きました。

彼は福岡行き最終便で帰郷。


僕は湯川潮音のディレクターのS君の結婚パーティーで六本木。


湯川潮音、ボニーピンク、ウルフルズが歌で盛り上げ
ウルフルズに「バンザイ」歌ってもらって離婚なんて絶対出来ないですよね。

その後、私の仕切りが悪くて大変な事に。

でも地獄に仏とはこの事、かって宣伝担当だった○川○司君に、その店で10年ぶりくらいで遭遇。

「かもちゃん、何やってんの」と言ってくれたおかげで何とかなったような、なってないような。

人生2度目の経験(1度目はシカゴのホテルの駐車場)をして。


4月23,24日

2006年04月27日 | Weblog
23日
福岡在住のピアノ弾き語りのSSW、KUMAMI君のデモ・レコーディングで東芝EMI本社スタジオ。
今回はドラマーとベーシストにも来て貰い、リズムを入れてやる事に初トライ。
コード取ってきてねと頼んだのですが笑顔で「出来ませんでしたー」と言われ
笑って許すしかないですね。
一応アドバイザーと湯川潮音と渡り鳥の愛すべきピアノ弾き,藤原真人君を呼んでおいて良かったです。

順調に3曲。
後半は顔合わせのためにだけだったのに、一応チェロを持ってきたもらったI女史に何となく合わせてみませんか、という事で急遽2曲。
これも良い感じ。

「柚子胡椒があるだけで全然違う!」ていう感じですかね。

24日
そのKUMAMI君の東京初ライブ、at渋谷7th Floor.
彼は地元福岡だとすでに170人以上の集客があります。

一人出演者がドタキャンになったりバタバタ。
でも良いライブ。心の涙腺が緩みました。
次回は場所は同じで6月19日です。
音楽で泣きたい人は是非来て下さい。
打ち上げ2軒目はいつもの奇跡の店、渋谷BYGで3時。


http://kumami.from.tv/
そのKUMAMI君のサイトです。チェックしてみて下さい。






4月22日

2006年04月25日 | Weblog
下北沢に猫ひろし、長州小力を排出した「嗚呼、お笑い東洋太平秘法館」というお笑いのイベントを見に行く。これはなべやかんさんが主催でもう、120回目だそうです。
僕もここ最近これを最近知って行ける時は行くようにしてます。(500円だし)

今日は12組の出演。

イワイガワっていうのが面白かったですね。

元EMIプロモーター、今は脚本家のU女史と15年くらい旧知のドラマのプロデューサー(松尾スズキを始めてテレビで使った方です。そして、このお笑いのイベントの顧問でもあり、昨年は学校が舞台のドラマを担当してました)博多風焼き鳥屋。

岡本太郎の話など。それと根本敬の漫画を地で行くような、面白すぎの話はここでは書けません。

帰り際下北の改札で、その今出たお笑いの人と遭遇。

「是非、次のドラマで」とその場で土下座。

流石です。



4月21日

2006年04月23日 | Weblog
ボーカルの和氣ちゃんが自分のデモを送ってくれたのは約3年前。

自分のバンドは解散したという事でメンバー探し。

やっと固まりました。

軽く音でも録ってみようと斉藤君とリハスタへ。


6月2日、下北沢ベースメント・バーで、そのCARRY初ライブです。
これは来たほうが良いです(理由は言えませんが)歴史を目撃ですます。


JUDEのDrの木戸君と偶然再会。
彼が昔自分のバンドで送ってくれたデモを聞いてたラジオで紹介したのを思いだし。

4月20日

2006年04月22日 | Weblog
湯川潮音ちゃんの僕が編集人をつとめるアマチュア向けミュージシャン情報誌「Great Hunting」の取材。

彼女が17歳、高校2年の時に送ってきたデモから全てが始まりました。

5月25日創刊です。(湯川潮音が表紙です)

mF247という音楽フリーダウンロード・サイトの記事で、エレクトリック トイズの取材。
このサイトは音楽シーンの革命になるかもしれません。是非チェックしてください。http://www.mf247.jp

ZAZEN BOYSを見にAX。

世界レベル、これだけの演奏力とオリジナリティーそしてエンターテイナーとしてもすごい。

「Tokyo CityはUSODARAKI」のコール&レスポンスで僕の前にいたARB好きのクドカンは爆笑してました。

氣志團の宣伝担当で心のグルU女史と久しぶりに2時まで飲み。



4月18日~19日

2006年04月20日 | Weblog
4月18日

遠藤賢司さんのライブで渋谷クラブ・クアトロ。

高校2年(1975年)の時に名古屋で見た、彼のライブで物凄い衝撃を受けた事が、僕の音楽の聞き方に大きな影響を与えて現在に至ります。

そのエンケンさんをフェイバリットにあげる湯川潮音ちゃんと後に仕事をすることになるとは不思議な縁を感じます。

彼女もコーラスと、エンケンさんをイメージして歌詞を書いた「裸の王様」を1曲。彼女の緊張が手に取るように分かるライブは久々に見たような。でもコーラスがかぶさる瞬間の美しさといったら。

ピアノの引き語り(テクではないこんな繊細なピアノは聴いたことがありません)マイブラばり(いや、それ以上)の轟音でのバンド・サウンド、9カポ?というアコギとしてありえないセッテイングでギターが壊れるかと思うほどの引き語り、というより叫び。

世界中でもこんな音楽家はいないと思います。本当にもっと多くの人に見て欲しいです。

4月19日
Short Cut Auditionの最優秀者の沼田壮平君と打ち合わせ。
かなりの不思議君。


15日の日記でフジファブリックに頼まれたのは、17日に新宿ロフトでシークレット・ライブがあるという事でした。
行こうと思ってたんですが、バタバタして断念。







4月16~17日

2006年04月19日 | Weblog
4月16日
今回の「Short Cut Ausition」でノミネートされた
高知の高校3年生、冠咲アユメちゃん。
せっかくなので前ノリ(業界用語で1日まえに来てもらう事ですね)
してもらい、東芝のスタジオでデモのレコーディング。
アコギ1本弾き語り。
実はかなりのナンバーガール・フリークである事がわかる。
ナンバガの高知のライブも中学生で見に来たそうです。
まだ、何かに似ているという感じは否めませんが,17歳でこれはなかなか凄いです。
1日で、12曲録ったので、もうファースト・アルバムですね。
お母さんもご同行いただき、お疲れ様でした。


4月17日
その「Short Cut Audition」の最優秀発表会、アップル・ストア銀座店。
司会は私とプロデューサーの亀田誠治さん。
結果はこのアドレスを見てみてください。
http://www.toshiba-emi.co.jp/greathunting/

ノミネートの人たちに、素直になんか喜んでもらってる所みると、ちょっとぐっと来ました。

これで受賞しなかった人もあきらめないでレベル・アップした作品が出来たと思ったらどんどん送ってください。

音楽の良いところはオリンピックじゃないので4年待たなくて良いんですから。


司会は笑いを取りに行ったつもりだったんですが、まだ修行が足りませんね。

夜は下北沢キューでドブロクを見る。
男気あふれる良いバンドで。