天才探しの日々

EMIミュージック、新人発掘セクション「GREAT HUNTING」のチーフ・プロデューサー加茂啓太郎の日々のあれこれ

SAPPRO

2005年11月30日 | Weblog
昨日は湯川潮音のライブで札幌です。
今年の2月に無戒秀徳エレクトリック&アコースティックで来て以来です。

ライブ会場に居たら、メイル、それが札幌に在住の女性バンドから「新曲出来たので送りたいです」と半年ぶり。


偶然にびっくり。「クラップス・ホールという所にいるから来れませんか?」と返事。これって何かの運命とかって思っちゃいますよね。


ライブは潮音ちゃん初北海道ライブに上がり気味。

「来年のライジング・サン・フェスまでここで酪農して暮らします」と北海道ラブなMC。



夜はお約束の海の幸。

こんなつぶ貝は初めてです。生ホヤ&なぜかアサリの味噌汁も異常な美味。


食べながらもさらに北海道の美味いものの話という飽きる事なき食への探求。

札幌の大丸のデパ地価のフロマージュ。札幌限定のじゃがりこの「じゃがポックル」(どちらもすぐ品切れで手に入りにくい)というのが以上に美味いと札幌の宣伝担当の石原慎太郎君(本名です)

潮音ちゃんは「明日のキャンペーンでそれが現場に用意されていなかったら、ラジオもインタビューも何もしゃべらない」と大物の貫禄。

SAPPRO NIGHT GOES ON


以下、お知らせです。

高円寺にあるレコードショップ「円盤」にて毎週行われている
岸野雄一氏主催のトークイベント「私立円盤大学」。
12月5日(月) の「私立円盤大学」に 私がゲスト出演します。
詳細は以下のサイトにて。興味がある方ぜひ参加してください!
http://www.enban.org/










Talking Heads

2005年11月27日 | Weblog
BOX買いました。

これはライブ盤以外のアルバムすべてなんですが、凄いのはDual Diskといって片面CD,片面DVDになっていて、DVD面は5,1Chミックスが収録されているという事。
全部はまだ聞いてないですが、Remain In Lightは重層的なリズムが頭の前後、左右でスパーク!!クラクラもんです。

Talking Headsの初来日(81年?)は行きました(自慢)

でも例のファンク・オーケストラで来た時は何故か行かなかったんですね(多分、金がないから)

その時、友人が警備のバイトをやっていて、迫り来るグルーブに耐え切れず踊りだして首になったというちょっと良い話がありました。


今、VHSを整理するためハードディスクに取り込みながら原稿書いてるんですが、カルト・ディレクターのケネス・アンガーの映像のBGMがいきなりコントーションズでちょっとびっくり。


この人はデビット・リンチに並ぶ才能かもしれなかったのに、消えちゃいましたよね(死んだ?)

誰か知ってたら教えて下さい。

宇都宮

2005年11月27日 | Weblog
来年デビューの新人バンドのライブで宇都宮。
ナンバーガールのライブで来て以来4年ぶりくらい。

古着屋、セレクト・ショップ、雑貨屋といった若者エリアがあって、そこに前来た時に値段の付け方が滅茶苦茶な中古レコ屋があって楽しみ行ったら無くなってました。
お約束の餃子(一人前345円&美味い!!)をメンバーと食べて時間が空いたので「探偵事務所5」を見る。実迫博之は妖怪大戦争の時も思ったけど、むしろ役者の方を評価します。

動員的には厳しかったですが、がんばったライブでした。

ギターのY君ダンスの成長期待してます。


歴史とは

2005年11月26日 | Weblog
遠藤健司&エンケン・バンドのライブを見に、吉祥寺。

何度か書いてますが、16歳の僕は偶然エンケンさんのライブを見て、凄まじい衝撃を受けました。


それから、何度も見てますが、この感動がある限り僕は生きられますね。

ドラムのトシさんの凄さにも今日は圧倒されました、あんな人間くさいドラムはあんまり無いかも。

湯川潮音の事もフォローしていただきありがとうございます。

でも、あのペインティングされたジーパンは30年前からのものなのでしょうか?

確かめたいです。16歳の僕の目にも、あのジーパンは焼きついています。

夜は、若くして新婚&夏にはパパのナイスガイ、I君と気になってたもつ焼きや。

焼酎水割りとイベリコ豚のタンとか、下田葱とか最高です。



微妙に感無量

2005年11月25日 | Weblog
来年デビューの新人バンドの雑誌とレコード会社が宣伝用に作るフライヤーの取材

フライヤー用の取材は、そのバンド・メンバーから「お嫁さんにしたい編集者NO1」と言われているの方にお願いしました。

彼女には、かなり前から彼らを見てきてくれてるのでなんかメジャー・デビューで
お世話になれて、なんか感無量。

その間、スタッフ会議「売れないシングルをいかに売るか」について討論。
面白いかもしれないアイディアが出ましたね。


メンバーとジャケットの打ち合わせをして、リキッド・ルームに移動。

フジファブリックはこのオーデション出親ですが、対バンのアナログ・フィッシュもデモを聞いて電話した事があったり、スパルタ・ローカルズもデモを聞いて福岡まで見に行きました。

縁が無く他のレコード会社で活躍中ですが、良い感じ盛り上がってくれて感無量。

この日はスパルタ・ローカルズがすごく良かった。ちょっとびっくり。


湯川潮音ちゃんと、その「お嫁さんにしたい編集者NO1」とうちのスタッフで
恵比寿のみるくの上にあるアイリッシュ・パブ。
アイルランドに留学経験のある潮音ちゃんはすごく懐かしがってました。
(パブでギネスを10杯以上飲んだとか、そのとき18歳なんですけど)

正直、料理はイマイチですが雰囲気はお勧めです。







泣き

2005年11月24日 | Weblog
いつかやろうと思っていてやってない事ありますよね

91年頃僕が担当していたSEXというバンドがあって、
これのビデオをサイモンというイギリス人が撮ってくれました。
彼は後にTOMATOのメンバーになってUNDER WORLDとかのビデオを作ったりします。

当時は日本好きな外人という事で、SALON MUSICのビデオを作っていて、SALON MUSICの吉田仁さんが、そのバンドのプロデューサーだったので、そんな事になったと思います。

重要なのは、そのビデオに僕の祖父&祖母が出演してるという事なんですね。


日本人の生まれてから死ぬまでをコンセプトにしたいという事で、老人役で出たわけです。


この映像はレーザー・ディスク・シングルになったのですが、今やまったく見ることが出来ませんでした。


いつかダビングしようと、思ったままはや10年経過


ところが最近、会議室にあったんですね、レーザーディスク・プレイヤーが。

ダビングしましたよ。

マイ祖父&祖母。どちらも去年と一昨年、鬼籍に100&99歳で入りました。

感慨です。







毎日寿司でもかまわない

2005年11月23日 | Weblog
祐天寺のすずき(漢字名忘れました)という寿司屋があって、

カウンターにガラス・ケースが無い、いわゆるワンランク上の店なのですが、コスト・パフォーマンスを考えると最高だと思います。

少なくとも同じ値段でまずい店をいくつも経験してます。


家が近いというのもあるんですが、ハレの日は行くことにしてます。

湯川潮音ちゃんがアルバムも完成し、ジャケットの撮影も終わり(ポラ見ましたが
天国に一番近い写真でした)一段落ということで行きました。

潮音ちゃんと後1名は2回目ですが、マネージャーのM嬢は初めて。


彼女ほど美味しいものを食べさせがいのある人はいないです。

(後、ホリ君といって、乾いて冷めたレバーの焼いたのを食べて、これ美味い!!
という、何食っても美味いと言うありえない人もいますが)

彼女のリアクションを見てるだけでも来たかいがあるというものです。

潮音ちゃんも「魚さんありがとう」「魚と結婚したい」とか意味不明な事言ってました。

後、ぬる燗の日本酒も最高。

酒があると食事も美味しいし、酒もより美味くなるんですよね。(いわゆるマリアージュですね)実感です。

オオトロも単体なら脂っこくて、そんなに美味しくない(海外ではオオトロは捨ててたそうですよね)と思うんですが、寿司にして食べると飲み込むのがもったいないほど美味しいというのが寿司の偉大さですよね。



これでしばらく粗食にも耐えられます。







川越最終日

2005年11月21日 | Weblog
新人バンドのレコーディング、7日目で今日で3曲カンパケます。
一応歌入れまで出来たのだけれど、Bassの女子のコーラスも試してみようということで2時集合。
遅れそうになって電車でパン食ってたら、その彼女とばったり。

コーラスが終わり、最終日なので鍋をやろうと提案。
(このスタジオはもともと倉庫で1階がスタジオ、2階がキッチンになってます)
さいたま牧場(通称サイボグ)に行って買出し。
Drのメンバーに家からテーブル・コンロを持ってきなさいと支持。

このサイボグ、食材好きにはたまらないですね。
見たこと無い野菜発見(周囲の反対で買えず、断念)

白菜ホールで170円。これって安いんですか?

縁起物でボジョレーヌーボーも買いました。


ミックス終了後に鍋。

都内のスタジオで、これはさすがに出来ませんね。

かなり堪能










ガーリーおじさん

2005年11月19日 | Weblog
12時から会議。
長引いていらいらしてたら。
「湯川潮音の撮影終わりました」との電話。
立ち会いたかったなぁ。

人呼んで「ガーリーおじさん」としては、あのガーリー・オーラは立ち会うだけで、コエンザイムQ10以上の効果がありますよ。

川越のゴー・ゴー・キング・スタジオへ。
新人バンドのレコーディング。
ミックスして、歌のAメロを直すというトライをしたのだけれど、今イマイチ。

元に戻そうということになり、だったら歌詞だけでも直したいと3時間くらい試行錯誤。

良いフレーズを思いつき、4~5回歌ったら出来ました。


あんまり見たこと無いマイクだなと思ったら日本ではここにしかないそうです。


帰りの車中でDrのメンバーが変なテンション。


ラーメン屋「せたがや」(ばりうま!!)の前を通るが時制して帰宅。






タイムマシーンがほしいです

2005年11月18日 | Weblog
湯川潮音ちゃんがコーラスで参加するため、某ベテラン・シンガーのレコーディングに行く。

この人のライブを僕は16歳の時に見て、ものすごいショックを受けました。

そして潮音ちゃんも最も影響を受けたアーティストと公言しています。

あのライブの出会いが無ければ、今の僕はかなり違うと思います。

そんなに量があるわけではなかったのですが、噂に聞いたとおり、こだわり強し。
4時間かかりました。

帰りのタクシーで潮音ちゃん「何度も歌って、のどが張り裂けそうだった」との事。


でも良い出来です。潮音ちゃんがコーラスで入る必然があるコーラスでした。

今日の僕を16歳の自分に自慢したいです。