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風の日

毎日の記憶

躍動した可能性

2009-10-12 | Football


香港戦をベストな布陣で戦い、新戦力のテストをスコットランド戦に回してくれた
岡ちゃんにまずは感謝しなければならない。
だって、この試合のチケットを買った最大の目的は、森本が見たかったから、だから。

新戦力の試用試合になったスコットランド戦。
出場した選手たちはそれを明確に理解して、それぞれの良さを存分に発揮しているように見えた。
香港戦と比較しても、スコアという点を抜きに考えたとしたら、
躍動感、期待感、新鮮味。全てにおいて勝っているように思えたほど。
悔しいけど、石川の推進力には久々に鳥肌が立った。あれはスーパーサブの域を越えているはず。
瓦斯所属でなかったら、もっと応援したい選手なんだけどね。

そして、我らが森本。セリエAで揉まれているだけあって、
屈強なDFに寄せられても潰れることなく、ゴールに突き進んでいた。
ヴェルディにいた頃より無駄な動きが減って、いつの間にかゴール前に顔を出している感覚。
"嗅覚"と言えば浅はかであるけど、2つの得点に間接的に絡んでいる点を考えれば、
今の停滞する日本代表に与えた影響は大きいと思う。

感謝のついでに提案。この際だから、森本を第1FWに起用するべきだよ、絶対に。

新戦力が大半なだけあって、組織よりも個で勝利した印象が強い。
それはそれで悪くはないけど、今後はやはり組織が個をフィードバックしないと。
この個々が連携を持てば、なかなか期待できそうな感もするし。
次のトーゴ戦がその一歩に位置付けられるのかも。現在の代表に君臨する選手たちと、
今回の試合で個性を発揮した選手たちの共存。

今度こそ、その全てが融合する姿を見てみたい。



THE LOVE

2009-10-03 | Football
10月を境に親会社が変わったって、応援する気持ちに変わりなんかない。

解決すべき難題は数多く、順風満帆といくまでに何年掛かるかも想像できない。
でも、再生までの道筋は確実に構築されつつあって、希望の見えることも多い。

あとはどこまで僕たちが見放すことなく辛抱強く待てるかどうか。

進む道が厳しくとも、見捨てたりしたら何の意味がない。
どんなに良い監督が来ても、どんなに良いスタッフが顔を揃えたとしても、
最後はサポーターの声援がチームを支えていくと思うから。

生まれ変わった東京ヴェルディ。
僕は今年からサポーターとして本格的に応援を始めた。
だからこそ、僕が小さい頃に、強かったイメージしかないヴェルディの復活が見たい。


理想と現実の間で

2009-09-23 | Football


これが今のヴェルディの実力と現実。

正面からぶつかって、相手の底力の前に崩れ落ちる。
J2優勝を狙うチームと、下位に落ちていくチームとの力の差。

今はこの結果も妥当なもの。残念だけど、そう思えた試合だった。

だからこそ、選手たちにはもっともっと奮闘する姿を期待しているのに。
みんなの気持ちはなかなか伝わらない。

一体どこに失うものがあるのだろうか。
選手たちは何を恐れているのか。前進しかない状況のはずだけど。

ヨコハマ・デジャヴ

2009-09-22 | Football


7月の試合のデジャヴを見ているようだった。

違ったのは、前回はこれから夏本番という暑さだったということだけ。
あとはほぼ同じ展開。劣勢にも関わらず攻める姿勢が見て取れない悔しくも情けないもの。
意識改革はなされておらず、試合後は虚しさに打ちひしがれた。

こういう大変な出来事の最中だからこそ、選手たちには我武者羅に戦う姿を望んでいたのに。

最下位にいる横浜FCに連敗した。
明日は首位にいるセレッソ大阪との試合。
どちらからにも、様々な面で学ぶことが多いと思う。

Falling Your Shine

2009-09-17 | Football
ようやく大株主の移行問題が一区切りして、
フットボールクラブと名乗れるチームになったのかもしれない。

数年間は資金繰りの面で苦労することも多いと思うけど、
それが本当の意味で地域密着を掲げるクラブへの一歩になれば良い。
中途半端な地域貢献、企業によるクラブ経営の浅はかさを自分たちで証明したんだから。
もうそこには戻らず、しっかりと新しい歩みを進めれば良いんだ。

正直言って、一部報道にあるように、本拠地を地方に移すなんてことがあれば、
最後まで応援する気力は尽きてしまうけど、
ランドで練習して、味スタで試合をするヴェルディがあるなら、選手層が薄くなって
J2下位に沈むチームになったとして、応援を続ける覚悟はできている。


しかし、こんなことを書いていても気になるのはやはり今季残りの数試合のこと。
まだシーズンは終わっていない。希望は遠のいたとしても、次の試合は待ってくれない。
日曜は横浜。水曜はホームでセレッソ。連休だからこそ気合をいれて応援に。

今は目の前にあることに集中しておこう。

みんなの笑顔

2009-09-13 | Football


希望は途絶えたように見えるけど、僕たちにはまだやり残したことがあるし、
もっと大きな困難に立ち向かう勇気も必要とされている。

暑い時間帯での試合。走り勝って逆転勝ちした結果には満足ができた。
後半、流れを掴んでからは、どうにか勝利を手にしようという選手たちの
姿勢を感じ取ることができたし、がむしゃらでも価値のあるゴールが2つも
見ることができたから、最後まで応援していた甲斐があった。

平本のゴール。義成のファインセーブ。
久しぶりに震えて、全身を使って喜びを表現してしまった。
こういう光景を見たかった。

義成のインタビューでの言葉。
「サポーターが見放さなければ良い結果が出る」
現状では昇格どころの問題ではない困難にぶつかっているヴェルディだけど、
たぶん今見放すサポーターはいないと思う。

どうにか良い結果が出てほしい。そうなるって心から信じている。
来年以降もずっと、ヴェルディを応援できるって信じているから。

オランダ戦の簡潔な検証

2009-09-07 | Football
敗因のはっきり試合だった。
前半は流れを掴み、善戦以上の戦い方ができていたが、
後半はオランダにペースを握られ、立て続けの3失点。

完全に運動量の低下による失点。そして敗戦だったと言える。

世界基準への挑戦の試合で、見事に華々しく自滅したというわけである。

前半からあれだけ飛ばせば後々に響いてくる。そんな見え切った結果を
改めて実感するためだけに、こんなにも大事な1試合を費やしてしまったのである。

後半のペースダウンへの対応策を講じる姿勢が少しでも垣間見えたとしたら、
まだ納得のできる試合になっていたのかもしれない。
しかし、終盤におけるシステム変更や選手交代は何も無かった。
監督は今日の試合を捨てたのかとも思えたほど。

アジアで戦ってきた時よりも、鮮明に、そして痛々しく表出してきた課題点。
運動量の低下とともに崩壊する中盤とDF。もちろん得点力不足も。
本大会ベスト4が、夢物語から妄言に聞こえてきた。

現段階での限界点が見えた気がした。

東京Vユース×流経大柏高 @ 秋津

2009-09-06 | Football
高円宮杯1次リーグ 第1戦

東京Vユース 3-1 流通経済大学付属柏高校



トップチームの不甲斐なさから現実逃避するためではなく、
単純に若いヴェルディが全国レベルでどこまでの強さを見せてくれるのか
気になったからこそ観戦を決めました。
結果はスコア以上に実力差を見せつけることができていたと思います。
大半の時間をヴェルディユースが支配し、相手のチャンスも個の能力と
組織力で封じることができていました。
特に後半、相手の足が止まったところで前線の選手が次々にゴールに迫った場面。
ここであらゆる面での能力差を見せてくれた気がします。

2種登録済みの高木善や、トップ練習に参加している小林など、
近い将来、きっとトップレベルで活躍するであろう選手たちの良い動きを
確認できただけでも満足しています。そして、ユース大会とはいえ、
近頃忘れていた勝利の感覚を味わえたことも嬉しかったです。

次戦は広島観音高校が相手。順当にいけば負ける相手ではないはず。
欲を言えば、仙台カップに参加中の高木俊幸の活躍も見たかったが、
この世代では突き抜けた実力の持ち主なだけに、
彼を使うのは決勝ラウンドからでも充分なのでしょう。






あなたの帰りを待っているから

2009-08-26 | Football
先日の試合、出場した選手の誰よりも流れを変えられそうな予感がしたのに。
スタメンでもなく、ベンチ入りもしていなかった。

那須川君にサインを貰うため、クラブハウス前で出待ちしていた時、
先に出てきた彼と目が合い(黒くてデカいサングラス着用)、
無言のまま会釈をし合った。
殿の次にイカツイけど、すごく良い人なんだって思えた。

レンタル移籍、それは期限がある移籍だってことは頭では理解しているつもりでも、
とても残念で、少しだけ不安になったりする。

きっと新しいチームなら、主力として起用してもらえると思う。

だから、レオナルド、栃木に行っても頑張って。

考察と展望 2

2009-08-11 | Football
・今後の展望

連勝していた時期のヴェルディは、守備がしっかりと保たれていたからこその
勢いのある攻撃を武器に相手を凌ぎ、自分たちの流れを作り出すことができていた。
よってDFラインの再構築は急務ではあるのだが、土屋という絶対的な核の復帰を待っているだけでは
おそらく昇格はもちろんのこと、下位低迷という結果にも繋がりかねない。
それを防ぐためには、やはり現戦力の底上げ、効果的な選手補強は避けて通れないだろう。

ここまで守備面に関して長々と書いてきたが、決して攻撃面に満足しているわけではない。
大黒頼みの単調な仕掛けだけでなく、河野、平本、レアンドロと連動した分厚い攻撃を
期待したいと思っている。
レアンドロに関しては、すでにチームの攻撃の中心になりつつあるだけに、
その自覚と、さらなる活躍が求められているのだが、どこまで彼自身が期待に応えてくれるのか、
それは非常に未知数で不安定である。
無論、両SBの藤田、那須川の積極的な攻撃参加はこれからのチームには必要不可欠であり、
重要な得点源になるはずである。

現段階の状況では、前線の選手でさえ守備意識を求められる部分もあって、
攻撃だけに集中できないという辛い現状に苦悩している選手も多いかもしれない。
しかし、その意識が欠けた途端にチームは大量失点を許してしまうだろうし、
まさに崩壊を招くことになると思う。
攻撃と守備。そのジレンマの中心を見つけ、今のチームを救う働きを期待したい。

・選手補強について

本日(11日)、清水からCBの廣井がレンタル加入することが正式に発表された。
2年前の駒沢大のキャプテンで、大卒新人の大物と期待された選手らしい。

できることなら、経験豊富な選手の加入が望ましいのだが、今のチームを取り巻く
様々な問題を考えれば、そんな贅沢など言っている場合ではない。
(内心は、札幌戦に限って言えばダニルソンのような中盤で奪い、自分でゴリゴリ運ぶ
屈強なボランチの選手が欲しい)

要するに、来てくれる者は熱烈に歓迎し、精一杯頑張ってもらう。それに尽きるということ。
新しい選手が加入することで、単純にポジションごとの底上げに繋がり、
その中で競争も生まれ、好循環に発展していくはず。それがきっかけとなり、
チームが浮上する姿を思い描いている。