ササクラ

日常目についた事の写真や感想

洛北散策2

2011-05-26 22:41:56 | ずいき祭り
深泥池

大田神社からぶらぶら歩いて20分程の所にある深泥池にも足を延ばして行ってきました。京都盆地の北にある周囲1,5km面積9haの小さな池。
この深泥池に流入する河川はなく、雨水のみにより保たれている。周囲は標高200mを下回る小高い山に囲まれており、南西端のみが開けて低地に面している。
氷河期からの動植物、水生植物、昆虫、魚類、野鳥が生息する貴重な池として1927年(昭和2年)に国の天然記念物に指定されている。
何層にも泥が重なって底なし沼のようになっているため溺死体が沈んでいると
言う噂もある。日本で3本の指に入る心霊スポットとしても有名とか。

ミツガシワは北方の湖沼に生える抽水植物。水位変動の少ない淡水の池に生える。北半球の寒帯に広く分布し、北海道から東北地方の湖沼、湿原の池塘、水路に見られる。 暖地にも氷期の遺存種として点々と分布し、西日本では京都府の深泥池(みどろがいけ)にまとまった群落があり、岡山県にも県北部にわずかながら見られる。名前の由来は小葉の形がカシに似ており、3枚つけるため(三ッ槲)。




大田神社に群生しているカキツバタが紫色に対し、深泥池のカキツバタは白色。


洛北散策1

2011-05-24 16:41:09 | ずいき祭り

太田神社

古い歌にも詠まれ太田の沢の杜若は有名で平安時代からほぼ自然のままの杜若が見られえる貴重な沢です。
古くは恩多神社とも言われた古い神社で、上賀茂を開墾した賀茂氏によって
崇敬された。御祭神は天のうずめがが祀られている。芸能の神としても信仰されている。
。現在では太田神社の東側にある太田の沢に野生のカキツバタが美しく群生している。太田のカキツバタは古代の京都が湖だった頃頃の植生を良く残していると認められ昭和14年に国の天然記念物に指定された。
   神山や太田の沢のかきつばた
     深きたのみは 色にみゆらむ
(上賀茂神社の御降臨山である神山の近くにある太田神社のカキツバタに深くお願いする恋(色)はカキツバタの色のように一途で美しく可憐なんだろう)










カキツバタとあやめの相違はカキツバタが水を好むのに対しあやめは陸を好むとしている。