長刀鉾 (くじとらず)
鉾頭 大長刀 ご利益 疫病除け
古来より必ず巡業の先頭を行き、順番を決めるくじを取らない
事からくじ取らずと言われる。現在では唯一この長刀のみ生稚
児が乗る。
月鉾
鉾頭 新月型(みかずき)
屋根裏の草花図、前懸のメダリオン絨毯など装飾品の絢爛豪華さから動く美術館の筆頭と言われている。32の山鉾の中で最重量。
船鉾 ご利益 安産
神宮皇后の説話によって鉾全体を船型にしている。神宮皇后と磯良、住吉、鹿島の三神を祀る。
菊水鉾 ご利益 不老長寿
鉾頭 金色の菊花
室町時代の末、町内茶祖、千利休の師、武野紹おうの大黒庵
邸内にあった菊水井にちなんでつけられた。昭和27年に再興
された。
函谷鉾
鉾頭 山の上に月をあしらう(山中の闇を表す)
中国戦国時代の四君の一人(孟嘗君)が鶏の鳴きまねの上手な食客に函谷関を開かせ脱出出来た古事に名を由来する。
鶏鉾
鉾頭 三角の中に鶏卵を象徴する金の円
尭の時代に天下が良く治まり鶏が巣を作った中国の古事に由来。
放下鉾 ご利益 疫病除け
鉾頭 金色の日、月、星が下界を照らす。
綾傘鉾 ご利益 疫病退散
鉾頭 金の鶏と金幣。大きな傘の前を赤熊(しゃぐま)を付けた棒振りとお囃子の行列が歩く
四条傘鉾
鉾頭 花瓶、赤幣、若松。
巡行時には総勢16名の子供達による棒振り踊りが行われる。