ササクラ

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京都 今宮神社 やすらい祭り

2012-04-21 15:37:35 | ずいき祭り


この祭りは、民俗無形文化財の指定を受け、「太秦の牛祭」「鞍馬の火祭」とともに、京の三奇祭の一つとされている。また京都の春の祭りのさきがけをなす祭でもありこの日が好天に恵まれるとその年の京の祭はすべて晴れると言われている。
紫野の疫(えやみ)社は、古来疫病除けの神として崇められ、諸国に悪疫が流行すると風流の装いを凝らして詣で鎮静安穏を祈願する習わしで、これを「やすらい祭」と呼んだ。


今宮神社で有名なのは、何と言っても『玉の輿お守り』。その名の通り、玉の輿に乗れるご利益を授かるお守りです。

それは江戸時代のこと。西陣の八百屋にはお玉という娘さんがいました。このお玉さんが徳川家光に見初められ、五代将軍綱吉を産んだことから、「お玉の輿入れ=玉の輿」という言葉ができたそうです。
 そしてお玉さん(桂昌院)のすごさはそれだけでなく、応仁の乱で焼き払われた寺院の復興や建立などにも力を発揮。故郷である西陣の発展にも尽力しました。今宮神社は西陣の氏神であり、このスーパー才女の力にあやかることができるのが、玉の輿お守りなのです。











「花傘」は、「風流傘」「傘鉾」ともいわれ、径六尺(約二米)の大傘に緋の帽額(もっこう)を掛けた錦蓋の上に、桜、椿、山吹、柳、若松を挿したもので、この中に入るとその年の厄を除かれるといわれている。 祭礼日は、元来三月十日であったが、明治改暦以後四月十日となり、今日では四月第二日曜日。   民族無形文化財に指定され京都の三奇祭 の一つとさ れる。
             風流傘を中心とした鎮疫の祭、「やすらい花」とも云う。






この境内であぶり餅が有名です。この茶店はしばしば時代劇のロケにもよく使われています








世界救世教 平安郷

2012-04-15 16:31:51 | ずいき祭り

 世界救世教 平安郷


京都・嵯峨野の中でも特に平安時代の面影を残していると言われる一角に平安郷(敷地面積約3万坪)があります。この地域は歴史的風土保存特別地区に指定され、美観や歴史的風情が保たれています。
柔らかな山並みの麓、広沢池の畔に位置する平安郷は、広々とした庭(約1万5千坪)に2本の小川が配され、梅、桜、楓など季節を彩る花木や約100種類もの山野草が植えられています。さらに庭の奥には、閑静な竹林(約3千坪)や嵯峨野を一望できるスポットもあり、四季折々の美しさを満喫できます。
広沢池は古くから月の名所として知られていますが、桜の時期や名月の頃には、平安郷の庭を広く市民に開放しています。広沢池越しの借景が心地よい野点をはじめ、特設ステージで催さ
れる雅楽や邦楽などを楽しむことができます。


広沢の池に隣接する平安郷、この前をお墓詣りの帰り何回も通っていたのに、こんな立派な所があるとは知らなかった。長年京都に住みついている友達さえ知らない。。桜の時期3日間だけ一般公開
されているようです
少し桜満開には早かったようです。

この日は希望者に広沢の池を船にも乗せて貰えました。



広沢の池の前の通りの桜