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トップギャルアウェー外語学院

英語、ドイツ語、フランス語を学習しています.たまに仏教セミナーを
します.

1453番:「荷車」(23)(フィリップ短篇集より)

2025-08-17 11:10:57 | 語学学習


「荷 車」(23)
(フィリップ短編集より)
 LA  CHARRETTE

  
 ————————【23】———————————

Elles  auraient   bien  voulu   s'atteler  au 
brancard,   mais  les  hommes,   conscients 
de  leur  force,  s'y  refusèrent  à  plusieurs 
reprises.


—————————(訳)——————————————

女の子たちは梶棒を担当したかったのだが、
男たちは自分たちには力があることを意識
していて、何度もそれを断りました.


.————————⦅語句⦆——————————————
       
atteler:(他) (馬車に)(牛、馬などを) つなぐ
    atteler une voiture / 馬車に馬をつなぐ                 
s'atteler:(à に) 取り組む、専心する
brancard:(m) ❶担架(の柄)、❷車の梶棒、    
conscient:(形) 意識している、
    自覚している、(de を)
refusèrent:(直単過/3複) < refuser
refuser:(他) 断る、拒む
se refuser à ~ :~[すること]を拒む、
         ~しようとしない、本文中 y は
  「女の子たちに梶を任すこと」
à plusieurs reprises:何度も

 

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1452番:異邦人(1)

2025-08-17 10:56:34 | 語学学習


異邦人


これは数年前に投降した日記です.
何年前か?それは6月27日が
水曜日だった年だ.


 6月27日(水)

きょうのフランス語学習報告

「異邦人」を読みました.のっけからつまず
きました.やはり、家庭教師もなく、塾にも
いかず、安く済ませようとしているので、ど
こかに、無理が生じる.

つまずいた箇所は下記の通り.


On aurait dit un jacassement assourdi de perruches.

まるでインコが小声でさえずっておるようだ
った.


なんで、このような対訳になっているのかが、
よくわからず、1時間以上、学習はストップ
してしまいました.

そして、わかったことは、
On aurait dit  に 「まるで~のようだった.」
という意味があるらしいのです.

「~だと、人は言っただろう.」というのが
直訳です.

「~だと人は言っただろう.」
     ↓
「まるで~のようだった.」

少しひねって訳せばよかったようです.

しかし、はじめに辞書を引いたところが、
jacassement(おしゃべり)だったので、
dire jacassement (おしゃべりをする)
という見出し項目を見つけてしまった。

そうなると、ここの訳は、

「インコによって耳をつんざくほどのやかま
しい声でおしゃべりしたようだった.

という奇怪な文章ができあがる.

assourdir には、意味がふたつあって、
1:(騒音などが)耳を聾する.
  耳にがんがん響く 
  (おしゃべりで)うんざりさせる.
  人をいらだたせる

2: 弱める.和らげる

しかも、その現在分詞がassourdissant, e 
(騒々しい)であることと、

de には、par と同じく、受動態の動作主を
導く機能があるため、
ついつい、

人はインコによって、騒々しくなったような
おしゃべりをしただろう.
 
と訳して、「なんじゃ、これ?」
と、なってしまった.

やはり、言葉というのは、最初に間違った情
報を得てしまったら最後、ドツボにハマって
しまう.

しかも、フランス語の辞書の場合、英語ほど、
充実はしていないので、語彙の訳出にも、あ
まり、現実に沿った日本語が充てられていな
い.

辞書の訳語と現実に運用されている意味とには、
かなり開きがある、ということなのです.

理想的な学習方法は、やはり、ネーティブの
先生について、言葉を習慣として、学んでい
くことだろうと思います.
習慣で学ばなくては、なかなか理屈通りには
いかない.

それでも、行く貧乏人、ゴタぴょん.
先生無しのケチケチ学習法.だって少ない年
金暮らしですから.きちきちの生活ですしね.
今後とも、つまづき、転び、ボロボロになっ
てもガンバロー.これがケチの道.歌に曰く、

  「一度決めたら~るんるん」

https://www.youtube.com/watch?v=FF1TK_bqSR4


さて、先日来、本棚から出てきた洋書は次の通り:

❶失われた時を求めて(第7編:時との邂逅)
❷昼顔
❸異邦人
❹谷間の百合
❺狭き門

このうち、❶はあきらめた.これは読めませ
ん.翻訳書と原文とのずれが大きすぎて、私
にはついて行けません.

そのかわり、数年前に投げた「異邦人」の
学習を再開します.


そしてややこしいのですが、
本日は2025年8月17日(日)
です.

では学習がんばってちょ!

異邦人
L'étranger
Albert Camus
folio 2 より

 ——————————————————————————————————

異邦人(1)
L'étranger
Albert Camus

                  I

 ————————【1】————————————
               
  Aujourd'hui,  maman   est   morte.   Ou  
peut-être   hier,   je  ne   sais  pas.    J'ai
reçu  un  télégramme   de  l'asile :  « Mère
décédée.   Enterrement  demain.  Sentiments
distingués. »    Cela   ne  veut   rien  dire.
C'était  peut-être  hier.


 ————————(訳)————————————

 今日、母さんが亡くなった.もしかしたら
昨日だったかも知れないが、はっきりはわか
らない.電報を受け取っただけだから.こう
書いていた:「母死亡.埋葬は明日.お悔や
み申し上げます.」 これだけじゃ何もわから
ない.たぶん昨日だろう.


————————⦅語句⦆————————————
        
aujourd'hui:きょう、au jour de hui がこうなっ
   たのだろう、hui は「きょう」という
   意味の古形.hui の文法機能は副詞.
maman:mère (f)「母」の親称語、お母さん.
   シャンソンでは原詩を重んじママンと
   そのまま歌っています.訳本も新潮版
   はママンですが、もちろんママでも
   母ちゃんでもOK. 
reçu:(p.passé) < recevoir (他) 受け取る
télégramme:(m) 電報
   envoyer un télégramme / 電報を打つ.
   尚、本文の電報は弔電なので、
   télégramme de condoléances.
   ちなみに祝電は
   télégramme de félicitations 
asile [アズィル]:(m) 保護収容所、本文では
   老人ホーム(asile de vieillards)を指す.  
décédé, e:(p.passé) 亡くなった < décéder
décéder:(自) 死亡する  
enterrement:(m) ❶埋葬、❷葬式、葬列.
sentiments:⦅複数⦆思いやり < sentiment
sentiment:(m) 感情
distingué:(p.passé) < distinguer
distinguer:(他) わかる、察知する
sentiments distingués:ご愁傷さま.
cela: これだけでは
ne veut rien dire:何も言えない
c'était:(直半過/3単) < être
peut-être:もしかしたら  


————————≪確信の度合≫—————————————— 

確信度 弱: ひょっとしたら:par hasard
確信度 中: もしかすると:peut-être
確信やや強: きっと、おそらく:sans doute,  
       probablement
確信度マックス: 間違いなく:sans faute,  
       certainement


尚、この「異邦人」ではすぐれた学習書が
第三書房から出ていますのであげておきます.
私の学習日記なんぞ、足元にも及びません.
(まわしものではない.私は一切無関係.)
フランス語で読もう「異邦人」
第三書房(柳澤著)

 

 

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1451番:雄鶏が鳴いたのよ(22)

2025-08-17 10:41:12 | 語学学習


雄鶏が鳴いたのよ(22)
 Un Coq Chanta  


.————————【22】——————————————
  
  Quand  elle  arriva,  quelques  minutes  plus
tard,    dans  une  clairière,    il  se  relevait   
souillé  de  boue,  la  jaquette  déchirée,  les
mains  sanglantes,  tandis  que  la  bête  éten-
due  portait  dans  l'épaule  le  couteau  de  
chasse  enfoncé  jusqu'à  la  garde.
   

—————————(訳)———————————————

 男爵より数分遅れて夫人が林間の空き地に到着
したときには、男爵は全身泥まみれ、上着は引き
裂かれ、両手は血だらけで立ち上がろうとしてい
た.その一方では倒れた獣が肩に狩猟用短刀を鍔
一杯まで突き刺されていた.
  
   
—————————⦅語句⦆——————————————
           
clairière:(f) 林間の空き地   
se relevait:(直半過/3単) < se relever 
se relever:(pr) ❶起き上がる、立ち上がる、
      ❷立ち直る
souillé:(p/passé) < souiller (他) 汚す;
  * souille (f) 泥だまり(イノシシが好んで入る) 
boue:(f) 泥
jaquette:(f) ❶男性用モーニング・コート;
   ❷男性用胴衣;❸女性用スーツ上着;
  * 男性用上着だと思うのですが、辞書語義
   に該当せず.そこで訳本を参照した:
     春陽堂:上衣
     ちくま:上着
   先生方も「上着」と訳されていますので
   前に倣えしておきます.  
déchirée:(形, p.passé) < déchirer (他)
déchirer:(他) 引き裂く、破る
sanglant, e:(形) 血まみれの
tandis que:(接・句) ❶~する間に、❷一方~
   * 英語のwhile に相当する語だと思います.  
étendu, e:(形) 広い、  
portait:(直半過/3単) < porter  
épaule:(f) 肩  
couteau:(m) ナイフ、包丁、小刀   
chasse:(f) 狩り、狩猟  
enfoncé:(p.passé) 差し込まれた; < enfoncer 
enfoncer:(他) 打ち込む、突込む、差込む
jusqu'à la garde:(短刀で) 鍔いっぱいまで
       (差し込まれた) 
garde:(f) (剣の)鍔(つば)

 

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1450番:アルルの女(27)

2025-08-17 07:13:34 | 語学学習


アルルの女(27)
 

————————【27】————————————
                             
Jan   lui-même   avait   l'air   content :  il  
voulut  faire  danser  sa  mère ;  la  pauvre  
femme  en  pleurait  de  bonheur.*
  A  minuit,  on  alla  se  coucher.   Tout  
le  monde   avait   besoin   de   dormir ... 
Jan   ne   dormit   pas,   lui.    Cadet  a  
raconté  depuis*  que   toute   la  nuit  il 
avait    sangloté ...   Ah !    Je   vous
réponds  qu'il  était  bien   mordu,  celui-là...
 

—————————(訳)—————————————
                          
ジャン自身も満足げだった: ジャンは母親
を踊らせようとしました.哀れなるかな、母
親は感極まって涙をこぼした.   真夜中、
人はみな眠りにつきました.疲れて誰もが眠
られずににはいらえませんでした...ジャン
は眠らなかった.後に弟が語ったことなので
すが、ジャンは、一晩中、嗚咽していたのだ
った.ああ、(何ということか)請け合って
言いいます.ジャンは実に苦しんでいたので
す、あの青年は...
   

—————————⦅語句⦆——————————————— 
                        
avait besoin de dormir: 眠らなければならなかった  
   < avoir besoin de + 不定詞 
   ~しなければならない 
   その理由は、踊りつかれたからで、
   「眠らずにはいられなかった」、
   ということです。
* depuis: この depuisは「~以来」ではなく、
   単独の副詞で「のちに」、「あとで」、
   「あとになって」などと訳します。
   なお、後で話したら、その時点も過去
   なので、話した内容は 大過去です.
   il avait sangloté これが大過去.
   過去の中の過去.
sangloté:(p.passé) <  sangloter
sangloter:(自)すすり泣く、むせび泣く、
   嗚咽する
réponds (直、1単)<répondre 請け合う
      répondre + que + 直説法(ことを)保証する
    Je vous réponds qu'il viendra. / 
      彼が来ることは保証します。 
bien:まさに. mordu の前の bien は
   「まさに」、「確かに」と訳します。
mordu 過去分詞 < mordre  ❶ 嚙む、  
   ❷ 苦しめる、傷める、
   bien には「強調」の効果もあります.
   「よく嚙まれた」のでは
   ありません.悪人なら、
   「よくぞ犬に嚙まれてくれた」なのですが、
celui-là 主語と同格、対比強調させる効果が
   あります.
   「あの人は!」という感じです。


————————≪文法≫——————————————— 
               
使役のfaire  (1)
faire と不定詞は親和力が強いので、この間に
たとえ不定詞の主語であっても入ろうとして
も、放り出されてしまうほどです.一句でき
ました.
 「主語でさえ放り出されるfaire
   + 不定詞かな。」(字余り)

J'ai fait partir mes enfants en Suisse. / 
私は子供たちをスイスへ発たせました。
ジェ フェ パルティール メザンファン アン スュイス


使役のfaire  (2)
代名詞の場合はfaire の前に来ます.
とにかく、faire + 不定詞 の間には来させない. 

  「代名詞 + faire + 不定詞」

Je les ai fait partir en Suisse. / 
ジュ レ ゼ フェ パルティール アン スュイス 
私は彼らをスイスへ発たせました. 

 
(話また脱線しますが、女性名詞の国に
 行くときの前置詞は en ですよ。)


使役のfaire  (3)
 不定詞が他動詞のときの構造
 「faire + 不定詞+ 不定詞の補語名詞
   + par (または à) + 名詞」

長ったらしい設計図ですが、よく見ると、
主語はついに放り出されて、「par 付きの名詞」
という前置詞句に格下げされました. 
例文をみましょう。

J'ai fait construire une maison par
 (もしくはà) un architecte.
ジェ フェ コンストリュイール ユヌ メゾン パール 
(ア)  アン ナルシテクト
私は一軒の家を建築家に建てさせました。


使役のfaire  (4)
  不定詞が他動詞で直接補語が人称代名詞の
場合
 「代名詞 + faire + 不定詞」

Je l'ai fait construire par lui.
ジュ レ フェ コンストリュイール パール リュイ 
私はそれを彼に建てさせました. 

( par のあとは強勢形人称代名詞になります.)

尚、このlui は間接補語人称代名詞にするこ
ともできます. 

Je la lui ai fait construire.
ジュ ラ リュイ エ フェ コンストリュイール
私はそれを彼に建てさせました.

 

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1449番:椅子直しの女(17)

2025-08-17 05:22:21 | 語学学習


椅子直しの女(17)
LA REMPAILLEUSE


————————【17】———————————
    
  L'enthousiasme   des   femmes   était  
tombé ;  et  leur  visage  dégoûté  disait ;  
« Pouah ! »   comme   si  l'amour  n'eût   
dû  frapper   que  des  êtres   fins   et  
distingués,  seuls   dignes   de  l'intérêt  
des  gens  comme  il  faut.  


 ————————(訳)————————————

 女たちの熱狂的な気分は落ち込み消えて、
彼女たちのうんざりした顔はこう言いたげだ
った: 「おおいやだ!」. 彼女たちには恋
愛は繊細で品位のある人にこそ感銘を与える
べきもの、立派な人たちの関心事にふさわし
い唯一のものだったのです.
  
   
————————⦅語句⦆————————————
               
enthousiasme:[アントゥージヤスム](m) 熱狂、感激、
        歓喜、有頂天     
dégoûté:(p.passé、形) [de に] うんざりした、
        飽いた
     être du poisson / 魚に飽いている
     prendre un air dégoûté / うんざりした顔をする
  être de vivre / 人生にうんざりしている 
    < dégoûter (他) 嫌悪感を催させる      
pouah:[pwa](間投詞) おお嫌だ、
       うわー嫌だ.うわ、
    (嫌悪、軽蔑、恐怖などを示す)  
frapper:(自/他) 打つ、叩く、殴る  
fin:(f) ❶ 終わり、結末、最後、
       ❷ 死、臨終
  ❸(複数で) 目的、意図    
distingués:(p.passé) < distinguer
distinguer:[ディスタンゲ](他) ❶見分ける、
  聞き取る、感じとる、わかる.
  ❷区別する、識別する.
  ❸(人を)高く買う、(人に)目をかける.
   抜擢する.
digne:(形) ❶ (de に) 値する、ふさわしい;
       ❷品位のある        
intérêt:[アンテレ](m) ❶関心、興味、好奇心;関心事
  ❷(物事の持つ) 面白さ、重要性
dignes de dignes de ~:関心事~に値する
comme il faut:しかるべき、りっぱな
des gens comme il faut:りっぱな人たち.
seuls dignes de l'intérêt des gens comme il faut:
  りっぱな人たちの関心事に値するただ
  ひとつのもの 

 

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