ヤクルトごっくん!! 飲むだけじゃダメ!

スワローズをこよなく愛する男のひとり雄叫び~!
ツバメ達よ!俺がいるから大丈夫だっ!!

「gooあしあと」終了

2011-03-31 | つれづれ



累計あしあと数 30,176
経過日数    545日
1票集計    102
  よくできました94.2%
  頑張りましょう3.9%
  役に立ってます1.9%


今日で「gooあしあと」サービス提供が終了します。「gooあしあと」を設定して545日も経っていたんですね。初めはシステムをよく呑み込めぬまま設定したもので2週間近く無為の時を過ごしましたが、自分のブログをようやく公けにできるようになってから今日まで、実に時の流れは早いものです。これまで「gooあしあと」経由で見に来てくれたブロガーのみなさん。1票投じてくれたみなさん。お友達になってくれたみなさん。どうもありがとう!



役者のさばき方

2011-03-29 | つれづれ

この前の土曜ワイド劇場(テレ朝系列、以下「土ワイ」と略す)には考えさせられた。

土地家屋調査士が事件に巻き込まれるってお話で、主役の黒木瞳をはじめ、彼女の脇を固める俳優陣(思いつくままに寺田農、赤座美代子、秋野大作、西村雅彦、宍戸開、秋本奈緒美、松重豊、おまけに友情出演で三田村邦彦)がいずれも個性的で演技に定評のある方達ばかりだから、殺人事件を扱うドラマではあるけれども、それこそ大船に乗ったような気持ちで、最初から最後まで観られるものと、楽しみにしていたのに。だが期待は見事に打ち砕かれた。途中からおいてきぼりをくったような気分になった。

およそテレビといわず映画といわず、ドラマの良さの判断基準は「演出」、「脚本」、「映像」、「音楽」、「俳優」の5つに大別され、一つの作品にこれらの基準のうちどれがどれだけ秀でているか、また秀でた基準がいくつ合わさっているか、その具合によって駄作か凡作か名作かが分かれる。ちなみに、わたしは5つのうち、どれか一つでも突出したものがあれば、わたしの中では「名作」。とまあそれはおいといて、この前の土ワイについて言えば、間違いなく「俳優」に重きを置いていた。番組の宣伝で【黒木瞳10年振りの土ワイ主役!】と謳っているくらいだから。

このようにはじめから「俳優」ありきのドラマと銘打っているわけだから、話の筋よりも、いかに俳優が映えるかに集中させるのが望ましい。つまり、黒木瞳を引き立てるように、すべてをもっていく。話も俳優も、すべては黒木瞳のために。だけれども、良い俳優を揃え、土地の境界と人間の境界というテーマの絡まり具合が絶妙過ぎて、欲が出てしまったようだ。それがために、俳優陣がラストまで黒木瞳の周辺にべったり付きまとい、場面の展開も粗雑で急になり、黒木瞳が陰に隠れてしまった。演出側も途中でうすうすそれに気づいたのか、【何もそこまでしなくてもと思わせるくらいの絶叫】を黒木瞳にさせていた。ラストにはしっかり泣かせの場面があったものの、土地家屋調査士の仕事が本編でほんのちょっとしか触れられていないわ、黒木瞳はエキセントリックだわ、殺人事件の必要性もよくわからないわで、見所のないドラマになってしまった。

土ワイではないが、昔、連続ドラマ・横溝正史シリーズの一つに「夜歩く」という連続3回のドラマがあった。金田一耕助ものである。古谷一行をはじめ、范文雀、原泉、谷隼人、村井国夫、鮎川浩、伊藤雄之助、菅貫太郎、南風洋子、岸田森、清水紘治と、よくもこれだけ揃ったもんだ(さすがは東宝)と感心するしかない俳優陣が出演した。初めは総出演で俳優一人一人の濃い演技に震えを覚えたくらいだったが、話が進むごとに俳優が減っていき(殺されていき)、最後に大御所が存分に存在感を示したところで幕が閉じる。主役の古谷一行は狂言回しに過ぎず、話の筋だって良く出来ていなかったと記憶している。しかし、観終わった後は俳優陣の怪演に大いに満足したものだ。【役者のさばき方】がうまく、「役者」が突出したという点で成功したドラマだった。

この前の土ワイも、「夜歩く」のような【役者のさばき方】をしていれば、黒木瞳が引き立ち、面白いドラマになったのではないかと、思う。



ず・ぼ・ら

2011-03-28 | つれづれ


週末、鼻の薬が切れたので、病院へ行った。錠剤2種と点鼻薬を処方してもらっているのだが、点鼻薬のお世話にならなくても錠剤を服用するだけで鼻づまりや息苦しさが嘘のようになくなる。そんなわけで点鼻薬は出されているのに、ほとんどそれに手をつけていない。1日2回噴霧するのを忘れてしまう、わたしの【ずぼら】な性格ゆえ、もある。しかしお医者は、わたしのアレルギー反応のレベルが相当高く、点鼻薬は必要不可欠だしきっと使用しているものと判断しているから、当然のように「点鼻薬も出しときましょう」という話になる。

「いや、点鼻薬はほとんど使ってないです」と条件反射に答えてしまった。なんて正直な。もっとうまい言い方はなかったろうか。そう思ったけど、遅かった。わたしのいまの症状をパソコンに打ち込むお医者の動作が一瞬止まる。これには、ヒヤッとした。お医者、つとめて冷静なる風で「鼻の中が少し赤みがかっているから別なのを出しときます」。

病院の向かいの薬局で、薬を出してもらった。処方された点鼻薬は今回初めて使うもので、調剤師がいちいち使い方を教えてくれた。1日1回の噴霧と聞き、「ははん」と思わず大きくうなずいてしまった。そのうなずきが奇異に感じられたのか、調剤師が興味深そうにわたしの顔を覗き込むので、先程の点鼻薬をめぐるお医者との出来事をかいつまんで話すと、調剤師曰く「前の点鼻薬はたしか14日分でなくなるはず。28日経っても残っているってのは、ねえ」。



すったもんだした結果がこれですか

2011-03-25 | スワローズ

ご無沙汰しておりました。

更新を滞らせていた間にも依然として余震が続き、東京電力福島第一原子力発電所における放水作業や通電にもかかわらず予断を許さない状況、野菜や水道水に放射性物質が検出され買い控えやら買い占めやらと、一日として気の休まる日はありませんでした。そんな中、セ・リーグはといえば、3月25日開幕強行から開幕日を1カード遅らせる譲歩案を示し、監督官庁や政府から呼び出しをくらい再検討を促され、「お上が口を挟むことじゃない」と大見得を切った声が消え入らないうちに、パ・リーグと足並みを揃える(開幕日を同じうす)ことに相成りました。

大地震発生から約2週間。2週間かけて検討に検討を重ねた結果がこれですか。決められた日程をいじくるのがいかに大変なのか、運営に携わってないど素人でもなんとなくわかります。でも、いまの国内情勢を知りつつ、自分のとこだけは最小の損失にとどめようとする根性が気に入らないのです。

更新すればこの話かと怒られそうなので、これで終わります。セパ同時開幕になったことですし、4月のナイター試合も中止となったようですから、これ以上あれやこれや言ってもしようがありません。


ときに。大地震が発生してから、節電のために街灯、看板、イルミネーションのほとんどが消え、営業終了時間を早めるお店も出るなど、夜の街並みが暗くなりました。そういえば海外の夜はどこも薄暗かったように記憶しています。これまで日本が明るすぎただけなんですね。当たり前だと思っていたことが適わなくなって、はじめてわかったことです。はじめは看板の灯っていないお店を覗き込むように確認していたのに、いまではすっかり慣れました。人間は順応性の高い動物です。今後の電力供給がどうなるか不明ですが、これからずっといまの夜の明るさでよいのではないかと、わたしは思います。


画に描いたワンマン社長ぶりにがっかり

2011-03-18 | スワローズ



セリーグの3月25日開幕強行の話。開幕強行を推進する人物は、某スポーツ紙によると「(前略)大戦争のあと、3ケ月で選手から試合をやりたいと声があり、プロ野球を始めました。(後略)」とのたまったという。どうやらこのご仁は、今回の未曾有の大震災を、大戦争と同じ次元にとらえていらっしゃる。この【ピントのズレた考え方】に対して、面と向かって説き伏せる実力者はいないのか。

いまは他のスポーツと足並みを揃えて自粛し、しかるべき時がくるまで待ちましょう。選手たちは25日開幕を望んでいませんし、だいいち世論もありますから


ってどうして言えないのか。言うとご機嫌斜めになって「わしの言っていることに不服か!!!」とえらい剣幕になるのが恐ろしいからか。画に描いたようなワンマン社長ぶりに、がっかりした。

ブログ更新再開いたします

2011-03-17 | スワローズ


3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。そして一日も早く復旧されますようお祈り申し上げます。


地震翌日の12日から今日(17日)までの間に、わたしのブログにいらしてくれた方々、そしてコメントを入れてくれた方々、どうもありがとうございました。

ブログ更新再開いたしますので、これからもよろしくお願いします。



このタイミングの悪さ

2011-03-11 | つれづれ


 昨日そして今朝とかなり花粉が飛散しているようですね。通勤電車に乗るとマスクしている人、もうどうにもとまらない【くしゃみ】に苦しむ人が非常に多いです。わたしは元々鼻炎持ちで、その苦しみはよくわかります。つい先日も、とめどなく流れいずる鼻みずとザラついた喉で往生しましたから。今回もあの苦労をしなければならないのかと憂鬱な気分だったのですけれども、たくさんの人が苦労されているというのに、わたしときたら【平気の平左】。ちょっとくらい反応してもよいのに、薬を飲みマスクをつけるなどのケアで今のところおかげさまで快適に過ごせているのです。

でもこのタイミングの悪さ。インフルエンザが流行している時もそうなのですが。ピークが完全に過ぎ去ったころに体調をおかしくして会社を休んでしまうんです。そうするとヒネた連中から「ほんとうにインフルエンザだったんか?」と訊かれる、休みたくて便乗しているとカングるんですね。カチンとくるのですが、【流行に背を向ける遊侠一匹】ですから、心の中ではうぬらは目を開いているのに何も見えておらんな、と思っていても破顔一笑。


昨日の対中日戦のおさらい

2011-03-10 | スワローズ


昨日の試合の敗因は中澤投手の乱調。「良いときと悪いときがはっきり分かれていた」と本人が言うように、5回まで投げて被安打10、うち2本本塁打を打たれている。どのスポーツ新聞のネット版だったかで、本塁打を打たれ呆然と突っ立つ中澤投手の写真を掲載していたけれども、その姿の何と弱弱しいこと。悔しがっているならまだしも、酸素の欠乏で火が消えかけるローソクみたいでしたよ。自分の投球に自信を持っていないのでしょうか。でもね、彼は10安打されたけれども5奪三振しているのです。

わたしは、中澤投手は打ち取るよりも【打たせて取る】ピッチャーで、5三振というのは上出来だと思っている。三振取れる球を投げてるじゃん、技術があるじゃん、すごいじゃん、と喜びましたよ。それなのに、当の本人は悪いことばかりに目を向けている。打たれないように慎重に投げている。きっと真面目で繊細で几帳面な性格なのでしょうね。だけど慎重になっているときって往々にして、本来の力が発揮できないものだし、手痛い一発を浴びるもの。昨日は手痛い【二発】か。それで遠い目をしている。勝手に自分で自分をダメにしている。

今回の登板の結果で、各所から【開幕ローテ脱落】の断を下された中澤投手だけれども、開幕ローテは厳しいにしても、先発ローテの一員になる力は持っている。いまごろ「どうしてダメだったのか」なんて色々考えているだろうが、考え込んだらダメ。余計に悪くなる。【マウンドに立ち捕手のサイン通りに投げる】ことに専心すべし。



昨日の良かった選手たち。
☆久古投手。コンタクトをつけて【開眼】したとか。いままでモヤモヤとした中でやってきたのに、プロ野球球団からお声がかかるのだから、かなり【伸びしろ】のある投手だと思う。ただ、クリアに見えるようになったことで、見えなくてもよいことまで見えるようになるから、それだけは注意してもらいたいな。見えるもので最も恐ろしいモノ、それはプロたちのズバ抜けた能力。恐れずに成長してほしい。
☆中村捕手と新田捕手。しっかりリードしているじゃないですか。オープン戦とはいえ一発以外にポロポロと点を取られなかったのは、投手たちのよさもあるが彼らの仕事ぶりによるものだとわたしは思う。捕手は相川はじめ、川本、福川、衣川といるけれども、彼らよりもさらに若い中村、新田両捕手のこの活躍には、明るい希望の光が見えたような気がする。


人が歴史を作る

2011-03-09 | 


図書館の入口にあるリサイクル本コーナーで、新潮日本文学の有島武郎集と有吉佐和子集が棚の隅にあった。いずれも左程手垢にまみれていない。有島武郎は遠い昔に読んだが、有吉佐和子は未読だったので、彼女のを手にとってみた。最後にこの本を手にした人の思い入れが強かったのだろうか、ページを繰るまでもなく勝手にある作品のところでページが開いた。『助左衛門四代記』。冒頭を読んだだけだが、およそ女性らしからぬ硬質な筆致に思えた。わたしは、女流作家の書く歴史物は情緒的だ、と高をくくっていた。それが、鴎外の『渋江抽斎』に漲る透徹ぶりに出くわしたものだから、まったく面食らってしまった。【男もすなる】スタイルで綴った太宰の『右大臣実朝』とは対照的ともいえるこの作品を、機会があったら読んでみようと思った。


歴史物、歴史小説といえば、わたしのお気に入りは坂口安吾の『道鏡』。奈良時代に女帝の寵愛を受け異例の昇進を遂げるも、女帝の死によって失脚し左遷先で亡くなった僧の話で、戦国時代や幕末のような派手さはないが、愛情、妬み、嫉み、欺瞞といった人間の思惑が錯綜していて、ある意味スリリングなのだ。そこへもってきて安吾独特の直截的な心理描写だから、登場人物が生き生きしている。気づけば歴史物なのに歴史的事柄(例えば恵美押勝の乱だとか)をすっかり忘れてしまっている。司馬遼太郎や吉川英治などの作品を読んでいるときは、常に歴史的事柄を常に念頭に置き、登場人物らのやりとりを読んでいてもテレビドラマ「24」のようにカウントダウンしているのに。恐らく、安吾の歴史観がそうさせるのだろう。


追記 『道鏡』を読むにあたっては、歴史的事実や当時の世相、風俗などの予備知識は一切必要ありません(あればさらに楽しめるというレベル)。幸い、インターネットの電子図書館・青空文庫に収められていますから、24時間いつでも読めます。短編です。是非ご一読を。




燕太郎リストラ危機報道に思う

2011-03-08 | スワローズ

「燕太郎リストラ危機」

深刻なんだか冗談なんだかわからないが、こんな扇情的な見出しの記事を目にし、驚いた。記事をかいつまむと、先日都内で催されたイベントにゲスト出演した燕太郎だったが、知名度の低さから球団関係者が「空気のようだった」と洩らすほど観客からまったく相手にされなかったことから、今シーズン限りで戦力外通告もありえると示唆したという。

スワローズには「つば九郎」、「つばみ」、「燕太郎」と3つのマスコットがいる。燕太郎は「つば九郎」、「つばみ」に比べると新参者ながら、神宮球場でスワローズが勝利したときに、ヒーローインタビューの後、ライトスタンドの前で高い身体能力を駆使した勝利のパフォーマンス(ブレイクダンス)を披露し、スワローズファンを大いに楽しませてくれる、愛すべきキャラクターなのだ。わたしなんかは、頭でっかちの被り物をして、よく動けるものだといつも驚嘆と羨望の眼差しを彼に注いでいる。ただ、今回の記事を読み、つば九郎のような【なくてはならない存在】かと自問すると、「そうに決まっているだろ」と言い切ることができなかった。女の子キャラの「つばみ」は、つば九郎とは男女という意味で【対】をなすとともに、女性ファン獲得のための重要なキャラクターであるから、存在意義が十分ある。燕太郎も、つば九郎とは行動的な部分で動と静という【対】をなしてはいるものの、マスコットの活躍する場面はつば九郎で事足りるのだ。

しかし、だからといって、ポンと肩を一叩きして「わかってるね」というのは余りに不人情というもの。ムリムダを嫌う昨今の風潮にあってはやむをえないこととはいえ、もし球団が燕太郎を存続させる気を少しでも残しているのならば、燕太郎の兄弟を登場させてはどうだろうか。二羽ばかり。たとえば「ソニック・スリー(Sonic Three)」とか適当なネーミングでもつけて、三兄弟で売り出す。三羽入り乱れて派手なパフォーマンスをすれば、自然と注目されますって。一人では太刀打ちできなくても、三人寄ればなんとやらという言葉もあるし。「つば九郎」や「つばみ」とは役割が違い、まったく競合することもない。このまま燕太郎単独で認知度をアップさせる手はある。けれども、そうするためには目立ったことをしなければならなくなり、つば九郎とカブる部分が出てくるし、(可能性は非常に低いが)最悪共倒れにならないとも限らない。

わたしは、燕太郎のリストラ話を契機に球団運営の縮小傾向に拍車がかかってしまわないか、それが心配でならない。たかがマスコットのことでと思うなかれ。こういうところから綻びが出るものだから。



エリザベスしちゃうぞ!

2011-03-07 | つれづれ

家を出る頃はまだ雨混じりの雪でしたから、歩いて早々靴の中に水が入りこみ、駅に着いた時には靴下がビチョビチョグチョグチョ、もう気持ち悪いったらありゃしない。電車に乗っていてもグチョグチョに神経がいってしまい、会社に着くまでグチョグチョとの神経戦でした。もし長靴とかロンドンブーツを履いていたらこんな不快な思いをせず、「楽しいロンドン、愉快なロンドン」って具合に調子にノッて片足アゲて、いつまでも雨空の中を歩いていたいと思うんだろうな・・・会社に着いて、濡れた足を足元ヒーターで暖めつつ、さきほどまでの不快さはどこへやら、愚にもつかないことをあれやこれや。



ときに。先日、定期健診で妹を動物病院へ連れていきました。


     

およそ猫にとって病院行きは最も恐怖なイベントで、特に家から一歩も外へ出ない家猫の恐怖たるや想像を絶するもののようです。我が家で一等小柄ながら鼻っ柱が強いさしもの妹も、一歩外へ出ると借りてきた猫、カゴの中で身を低くし落ち着かぬ様子で聞いたことのないような弱々しげな声をあげるくらいですから。

そんな妹ではありますが、病院に入ると次第に自分を取り戻します。検診の番になり、まず体重を測りそれから体温計測、触診と続くのですが、比較的大人しくしています。ところが、爪を切ろうとお医者が手か足を掴んだ瞬間から、あらん限りの力でもって抵抗するやら、引っかくやら、噛み付くやらと手がつけられなくなり。このいきなりの剣幕にお医者たまりかねて、

「エリザベス、していいですか?」

断る理由なんて一つもなく、むしろ初めからそうしてもらったほうがよいと思っていたから、「どうぞそうしてください」とわたし。エリザベスとはエリザベスカラーのことで、怪我をした犬や猫が患部を舐めたりしないように首に巻く道具です。いやがる妹をよそにエリザベスを装着し、噛まれる心配はこれでなくなったものの、逆にいつもと勝手が違うことから余計に暴れ出す妹。結局はアシスタントさんとわたしが妹を羽交い絞め(押えるよりも的確なのでこの言葉を使いました)にして、なんとか爪切りを済ますことができました。

ちなみに病院でエリザベスを装着されるのは妹だけ。「元気があっていいですよ」とお医者は褒めてくれますが、彼の腕に妹が施した噛み跡、引っかき跡を見ると、その言葉を素直に受け取ってよいものかどうか。恐縮してしまいます。


追記 妹が過ぎたことをすると決まって「エリザベスしちゃうぞ!」と脅しますが、妹はまったく聞く耳を持ちません。




歓迎されざる客

2011-03-06 | スワローズ
時間潰しに入ったサンマルクカフェで感動しました。お店で最安値のブレンドコーヒーSサイズを飲んだ時、コーヒーカップの取っ手が中指の甲、第一関節から第二関節にかけての部分にフィットしたからです。

普通コーヒーカップって、取っ手の両端がカップと接していますよね(凝ったデザインのものだと、人の耳みたいな形になっている)。でもサンマルクカフェのカップは、取っ手の一方はカップと接しているものの、もう一方はカップとは反対側に反り返っていて、ちょうどその反り返りの部分が先に詳述した中指にフィットするのです。

普通のカップだと、人差し指と中指で取っ手を握り、カップを口に近付けて飲みますが、やけに指にカップの重みを感じ、ちょっとよそ見などしていると、コーヒーをこぼしそうになったりします。ところがサンマルクのは、人差し指を取っ手の内側に、中指を取っ手の外側(反り返り)を握ることによって、カップの重みがまったく気にならないのです。応援団員が学校章などをあしらった大きな旗を持つ際、おへそ辺りに旗竿を乗っけて、身体を反らす、あの原理なのだと思います。

そんなことに感動したり、本を読んだりして、気付けば長居していました。200円足らずで粘ったわたしは、歓迎されざる客になりますね。


ときに。福岡ソフトバンクホークスとのオープン戦第二戦目。打撃面ではマルチヒットが飯原選手(4打数2安打)のみ、守備面では先発の館山投手と2番手のルーキー・久古投手が1イニングに3失点という内容で、明るい話といえば3番手の松岡投手が1イニングを三者凡退でキッチリ抑えたことくらいでしょうか。打線は水物ですから今低調でもさして問題はありません。それよりも投手陣の失点具合が気にかかります。野球は投手あってのものと思うので、1イニングにあれよあれよと大量失点してしまわないよう、投手は調整を、監督・コーチは対策(投手の変調にいち早く気づくとか、投手を落ち着かせるとか、投手を変えるとか)をそれぞれ行ってもらいたいと思います。

予選落ちの宮里藍プロ、負けのついた石川雅規投手

2011-03-05 | スワローズ
国内女子プロゴルフツアーの今シーズン開幕戦が、沖縄で行われ、宮里藍ちゃんが7年ぶりに予選落ちした。地元であり、すでに実戦(米国女子ツアーの試合)を積んでいるのだから、調整不足というのはにわかに考えづらい。

数年前か、宮里藍ちゃんがプロになって間もないころ、ホテルで鉢合わせになり、すみませんというような会釈をしてわたしの前を通り過ぎていったことを、つい先日のことのように記憶している。プロになりたてとはいえ、アマチュア時代からメディアに取り上げられるほどの実力の持主。まだ10代だからちやほやされてさぞや天狗になっていることだろうと思ったのに、鉢合わせ後の会釈にはまったくそれが感じられなかった。そんなことがあって以来、わたしは宮里藍ちゃんを応援するようになった。

5年ほど前から戦いの場を日本からアメリカに移し、パワー不足でなかなか思うような結果が残せずにいたが、昨シーズン、念願のアメリカでの初優勝を含め5勝をあげ、世界にその名を轟かせ始めている。

それなのに予選落ち。絶対に予選落ちしないわけではなし、プロも人の子だから、今回はちょっとしたアクシデントと考えればよいのだが、体調でもすぐれなかったのだろうか。



ときに。今日のスワローズは福岡ソフトバンクと戦った。結果は負け。開幕投手に内定したとされる石川投手が先発したものの、初回にいきなり4失点とつまずいた。投球内容が不明なので何とも言えないけれども、2回以降は無失点に抑えているので、心配はいらないだろう。ただ昨シーズンに初白星をあげるのに相当苦労したから、できればもう1試合オープン戦に登板し勝利を掴んでほしい。そのためには野手陣にもがんばってもらわないと。ちなみに今日のオーダー、わたしはよいと思う。3番畠山選手と6番武内選手の出来次第では大きな得点力が潜在している。

2/3回打者7人に23球4被安打2四死球3失点、以下略

2011-03-04 | スワローズ


昨日は17安打の猛攻で11得点し、オープン戦初勝利を飾りました。ホームランは武内選手のみで、ヒットヒットでヒットで点を稼ぐという、昨シーズンの大連勝時を髣髴とさせる猛攻。嬉しいのですが、3つの理由から「ヤッター!!」と素直に喜べないのが実にくやしい。

【初勝利もつばをが素直に喜べない3つの理由】
★先発・増渕投手が5回6失点と打ち込まれた
★3つの併殺があった
★一場投手の問題

増渕くんと3併殺はそういうこともあるよと割り切ることができるのですが、一場投手に関してはそうはいきません。だって打者7人に対して【23球投げ4被安打2四死球で3失点】し、【2/3回で降板】(つまり1回ももたなかった)しているのですよ。ひどいにもほどがあります。

一場くんには失敗が許される時などありません。毎登板が瀬戸際なのです。浮ついてちゃいけません。空振りさせるでも打たせて取るでもなんでもよいから、とにかく早く結果を出してください。

アシスト

2011-03-03 | つれづれ
たまに行くお好み焼き屋さんでは、店主の意向からか広島東洋カープの映像がいつも流れています。先日久しぶりに行ったら、新しい映像(DVD)になっていて、カウンターに座って見ていたんです。そうしたら、わがスワローズが対戦相手として登場!まあ何てよいタイミングなんだと喜んでいたのもつかの間、カープが創設初のリーグ優勝を決めた1975年10月の広島市民球場での3連戦の模様で、スワローズはもののみごとに【3連敗】し、地元胴上げをアシストしたのでした……。

しばらく遠い目をしていると、おかみさんが

「お客さん、よっぽど好きなんですねえ」

その後忙しくなったので返事もせぬままお店を後にしました。おかみさんに、何が好きなのかをハッキリさせなかったから、わたしのことをきっと……


追記 ちなみにその年(1975年)のスワローズの開幕戦(@神宮球場)はカープで、初戦、2戦目と負けでした。