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負傷ピンチ尊富士車いす退場 朝乃山に完敗 ざんばら大の里1差残った

2024-03-24 | 日記
世紀を超えた大偉業の瞬間はお預けになった。
朝乃山(30)がシンデレラ尊富士(23)の夢を砕いた。
鋭い立ち合いで元大関が得意の右四つに組み止め、一気に寄り切った。

敗れた尊富士は、土俵を割った右足がずり落ちる形になった。

右足首を痛めたようだ。


土俵下で尊富士は痛みで顔をしかめる。
花道を引き上げようとするが自力で戻れず。
肩を借りて引き上げる。
花道の奥では車いすで搬送。

右ひざ下にギプスを装着。
そのまま救急車で大阪市内の病院へ直行。
診察を終え4時間後に宿舎に引き上げた。
まさに痛い痛い2敗目。
阿炎(29)をはたき込んだ大の里(23)が3敗を死守。
新入幕から連続11勝をマークして優勝争いに残った。
同じ3敗だった豊昇龍(24)は琴ノ若(26)に寄り倒され脱落。
賜杯の行方は千秋楽に持ち越された。
これで平幕の新星同士の優勝争いとなった。
心配は土俵に上がれるか?の尊富士の怪我の状態だ。
千秋楽は尊富士が豪ノ山(25)、大の里は豊昇龍。
なお、13日目にカド番脱出した貴景勝(27)は休場した。
診断書は「右大胸筋損傷、頸椎神経根症で4週間の安静加療」
▼12勝2敗 尊富士
▼11勝3敗 大の里
優勝が一瞬よぎった
▼大の里「尊富士関が負けた瞬間、優勝がよぎった。それを掻き消して阿炎関の動きを見て、しっかり反応出来た。千秋楽は自分の相撲に集中する。欲を出さずに来場所につながる相撲をしたい」
歴史に名は避けたかった
▼朝乃山「僕に勝てば110年ぶりの新入幕優勝。歴史的な事なので、それだけは、どうしても避けたかった。気持ちが全面に出て申し訳なかった」
◆尊富士(たけるふじ・みきや=本名・石岡弥輝也)1999年4月9日、青森・五所川原市出身。木造中ー鳥取城北高ー日大ー伊勢ヶ濱部屋。序の口、序二段を全勝優勝。24年初場所、新十両13勝2敗で優勝。春場所、新入幕。デビュー9場所は最速タイ。最高位は東前頭17枚目。184センチ、143キロ。


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