水原一平通訳の解雇直前９０分インタ深層＠大谷スキャンダルの動向まとめ

何ともモヤモヤ感が抜けきらない。

情報が錯そうする中で、余り触れたくなかった。
ワイドショーは、ほぼ大谷スキャンダル一色だ。
この時点で当欄はあふれる情報をまとめておく。

衝撃のニュースをスクープしたのは「ＬＡタイムス」紙とスポーツネットワーク「ESPN」だった。

解雇直前にESPNが、ドジャース大谷の前専属通訳の水原一平（39）に９０分インタビューをしていた。

一貫性を欠く内容に波紋が広がっている。

要約する。

【最初の出会い】２１年に違法ブックメーカー運営者マシュー・ボウヤーとサンディエゴのポーカーゲーム。水原はベッティングを繰り返した。
【野球への賭け】一度もないと断言。違法だと知らず掛け金はクレジット払い。当時のエンゼルス年俸は約８万5000ドル（約1300万円）。借金は100万ドル（約１億5000万円）以上に膨らんだ。当初は友人や家族に借りて返済。「生活はギリギリでやりくりが大変だった」

【大谷との関係】ライフスタイルに合わせなければいけない部分があった。翔平に借金のことは言いたくなかった。２３年の早い段階で400万ドル（約６億円）に膨れ上がり、助けを求めた。

※インタビューしたトンプソン記者曰く。水原は信頼を失なうことを恐れた。また、誰かが家に来るかもしれないという身の危険を感じた。
【水原の嘘の発言】翔平は明らかに不満そうだった。が、助けてくれると言ってくれた。

【違法と知っていたか？】大谷は何も知らなかった。ただ、借金を返済するために電信で送る必要があると言っただけ。違法かどうかは訊いてこなかった。

【返済方法】大谷のパソコンから１回50万ドル（約7500万円）。８～９回送金した。説明欄には「ローン」と記載。２３年10月、最終的支払いが完了。

二人とも危険が及ぶとは考えなかった。

【借金総額は返答拒否】少なくとも450万ドル（約６億8000万円）。とても情けない。妻は知りません。借金を返済してもらってから数週間はそわそわして罪悪感にさいなまれた。まともに（大谷の）顔も見られなかった。会うのは辛かった。素晴らしい男で、ほとんど何事もなかったかのように自分の人生を歩んでいった。大谷には借金返済を約束した。

【大谷のギャンブルへの関心】チームメイトがギャンブルをしていても、なぜこんなことをするんだ？良くないよ、といった態度。遠征先でカジノに誘われても絶対に行かなかった。

【MLB開幕戦後】クラブハウスでチームメイトにギャンブル依存症を告白。球団オーナーらが事件の詳細を報告。

【再インタで前言撤回】 大谷の借金肩代わりを否定。嘘をついたのか？との記者の問いに「そうです」と答えた。大谷自身はそのクラブハウスで初めて、口座から大金が消えている事実を知った。大谷口座から本人の知らないうちに引き出したのか？との問いには無言だった。 

≪２１年オールスターの本塁打競争では水原は捕手まで務めた≫

◆現状の動向◆

▼大谷弁護団は水原の大規模な窃盗を告発。

▼MLBは２３日、スキャンダル報道以降、情報収集。正式な調査手続きを開始したと公式声明を発表。

（追記）最初に岡島秀樹の通訳となった水原。
実はヤンキースは水原を身体検査ではねていた。

にもかかわらず、ドジャースは今回見過ごした。
また、９０分インタをセットしたのが大谷の代理人事務所だった。
スポーツサイト「ジ・アスレチック」がこの謎を指摘する。
「最も論理的な仮定は、大谷の弁護士たちが、オリジナルの話のままならば大谷を法的な危険にさらすと考えた。なぜ代理人事務所は告白を許可したのか。連邦法は違法スポーツ賭博運営社への送金を禁じていることを指摘。大谷訴追については不明。マンフレッド・コミッショナーはバウアーのようなスター選手でも罰した」

これから水原前通訳の醜聞があふれ出る。
その一つがカリフォルニア大卒が学歴詐称。

思い出される小池百合子、サッチー。