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貴とうとう言ってしまった八百長相撲

2005-06-17 | 日記
 しゃべる貴乃花が いわなくてもよかった 八百長発言をポロリもらしてしまった。
テレビで漫画家やくみつる に 若貴初の兄弟優勝決定戦 のことを突っ込まれて 八百長について発言してしまった。このときは 若乃花が勝てば優勝、横綱昇進がかかった大一番。結果はご存知の通り若が勝って優勝と横綱を手に入れた。貴としては「相撲は精進するための人間の道」と父である二子山親方に厳しく教えられてきた。にもかかわらず その場所 兄若乃花は 星を金で買い しかも大一番では「わかってるだろう?」と暗に兄に勝たせてやれ、と父親から裏切りの言葉をもらった貴の心境はショックのなにものでもなかっただろう。このときに 尊敬していた親兄弟との 信頼が断ち切られただろう。兄弟仲が悪い「なぜ」の一部分が 骨肉の争いの中で角界の恥部まで明るみに出してしまった。ガチンコ(真剣勝負)で有名だった二子山部屋でさえ こうだった。であれば他の部屋は推してわかるだろう。三役まで張った板井はなぜ廃業せざるを得なかったか?7勝7敗力士がなぜ千秋楽の勝率がいいか。狭いサークルの中で星勘定ゼニ勘定していては必然の成り行きか?
 今回の貴発言で慌てたのは 協会だろう。今までは兄弟の醜い争いですんでいたが、今度は年寄株をはじめ 無気力相撲つまり八百長相撲にまでメスが入れられれば見過ごすわけに いかなくなった。若がなぜ部屋を継がず 廃業したか?つまりこれまで書いたように 相撲道は弟に任せようと 贖罪の意味も純粋にあっただろう。そこには角界にいてもCMに出られない タレント活動もままならない。の打算もあった。タレントとして自信があったからだが、他の道で若が成功していれば問題なかった。だが、タレントとして 大失敗。アメフトなど大失敗。人生計画が失敗に終わったときから兄弟の歯車が狂ったのだろう。

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