二人きりの”会話”2時間20分。
NYから緊急帰国したゴジラ松井秀喜(50)。
長嶋茂雄邸(大田区・田園調布)を4日早朝、弔問した。
喪主・三奈(57)の計らいで棺の恩師と問わず語り。
NYから緊急帰国したゴジラ松井秀喜(50)。
長嶋茂雄邸(大田区・田園調布)を4日早朝、弔問した。
喪主・三奈(57)の計らいで棺の恩師と問わず語り。
会見で漏らした言葉は誰もが気にかかった。
「思い出が沢山あり過ぎて、説明しきれないぐらい話させて頂きました。
「思い出が沢山あり過ぎて、説明しきれないぐらい話させて頂きました。
一番は感謝。監督との出会い、縁がなければ松井秀喜という野球選手はまったく違った野球人生を送った。私にたくさんのことを授けてくださった。次の世代に継承していく。形は見えないが生前、約束したこともある。ここではお話出来ませんが、約束を果たしたい」

ここで今は話せない約束。
もちろん、松井の最低限の気配り。
阿部巨人がペナント争い中に口が裂けても言えない。
もちろん、松井の最低限の気配り。
阿部巨人がペナント争い中に口が裂けても言えない。
波風を起こすことを恩師共々、最も嫌う。
80年10・21の監督解任劇で恩師は苦渋を呑んだ。
嫌と言うほどグループの政争に巻き込まれた。
嫌と言うほどグループの政争に巻き込まれた。
当然、ゴジラも知ることだ。
巨人との距離を松井が取るのも恩師の知恵かもしれない。
ヤンキース入り当時「裏切り者」と罵倒したドンは既にいない。
鬼籍入りが1年ズレていたら。
「阿部巨人」ではなく「松井巨人」だったかもしれない。
巨人との距離を松井が取るのも恩師の知恵かもしれない。
ヤンキース入り当時「裏切り者」と罵倒したドンは既にいない。
鬼籍入りが1年ズレていたら。
「阿部巨人」ではなく「松井巨人」だったかもしれない。

年頭の巨人・国松徹球団社長(68)球団社長の訓示を覚えているだろうか。
「補強した今年の戦力を考えるならば、勝ってしかるべき。リーグ連覇、日本一を目指す」
裏を返せば、カネをかけた、優勝を逃したら許さん!
絶対守護神マルティネス、レジェンド田中将大、球界屈指の甲斐拓也捕手、MLBからトレイ・キャベッジを獲得。
折しも、松井はイチローとのTV対談で注目発言をしていた。
「今あるのは長嶋さんのお蔭。長嶋さんが喜ぶことであれば、元気なうちに自分の元気な姿を見せたい気持ちはある」

憶測さえもゴジラ本人は嫌う。
「あからさま」を避けた。
松井引退当時、NYタイムズは打電した。
「マツイは巨人監督になることが義務付けられている」
「マツイは巨人監督になることが義務付けられている」
タラレバの世界は永久に不滅だ。
ヤンキースGM特別アドバイザー。
天下のゴジラがいつまでも続ける仕事ではない。
ヤンキースGM特別アドバイザー。
天下のゴジラがいつまでも続ける仕事ではない。
喪主は長男の一茂ではなく三奈なんですね。
長島さん・三奈と一茂の対立がいろいろ言われてましたね。今後、醜い遺産争いにならない事を願ってます。