各地で停電などが起きたようです。被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます
私が子どもだったころ(昭和30、40年代)は、台風が来るたんびに、必ずと言ってよいほど停電していました。
そういうときは、まだ明るいうち、夕方の4時とか5時という時間に、早々と夕食を済ませ、布団に入ってじっとしていたものです。
停電時の有力な情報源が、乾電池式のラジオでした。親父が、自分の枕元にラジオを置いて、それなりの音量で流していましたから。
停電で真っ暗な中、それぞれが自分の布団に入って、じっと1台のラジオの放送を聴いていました。暴風で木々がざわつく音が家の外から聞こえてくる中、じっとラジオの台風情報に聴き入っていたものです。真っ暗な中で流れるラジオ放送、いつもとは違う、独特の雰囲気がありました。

現代は、リチウムイオン電池が開発されたおかげで、停電時であってもスマートフォンが利用できます。スマホから、貴重なインターネット情報を得ることができます。情報を受けるだけではなく、情報のやり取りだってできます。ありがたいことです。
そもそも、いつのころからか、台風が襲来してもめったなことでは停電することがなくなりました。技術が開発され、対策がとられるようになったんでしょうか。ありがたいことです。
◆ モバイルラジオ
それでは、また次の記事で。
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