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茶娘(ちゃこ)の日記

今日はどんな日だったかな・・・

《不都合な真実》を観て

2007-02-10 22:38:28 | 環境

今日、以前から自分の中でとても関心の高かったテーマの映画を観ました。

元アメリカ副大統領、アル・ゴア氏の《不都合な真実》です。
(英題・an inconvenient truth/A GLOBAL WARNING)

ゴア氏は、1960年後半の大学時代に、地球温暖化について警戒を発していた教授のもとで研究し始めたそうです。

その後、議員になってからも積極的に地球温暖化の問題に取り組み、地球サミットや、京都議定書交渉など多くの交渉の場に参加しています。
(アメリカとオーストラリアだけ、条約を批准していません)

今も、世界を飛び回って温暖化を止めるために、働きかけています。

皆さんも、分かっていることでしょう。
この異常気象は、なにが原因で引き起こされているのかを。

地球温暖化の何ものでもないですよね・・・。

今、まさに直面している問題なのです。

地球温暖化は、車が出す二酸化炭素・石炭燃焼による発電所、また世界各地での森林の伐採も重大な発生源です。

映画の中で、数多くのスライド写真が出てきました。

急速に氷河が溶けています。

急速に干ばつ地帯が増えています。

熱波により、3万人以上の死者が出ています。

ハリケーンや大雨により多数死者が出ています。

・・・このままでは・・・

海面上昇のため、海抜の低い島は居住不可能となります。

森林や農場、各都市でも、新種のペストや蚊が媒介する多くの疫病が発生します。

珊瑚礁や高山の草地の環境破壊で、多くの動植物の種(しゅ)が絶滅する可能性があります。

・・・このままでは・・・。

パンフレットの最後に《私にできる10の事》があったので、載せます。

◇省エネルギー型の電化製品や電球に交換しましょう。

◇停車中は、エンジンを切り、エコ・ドライブしましょう。

◇リサイクル製品を積極的に、利用しましょう。

◇タイヤの空気圧をチェックしましょう。  
 車の燃費を良くすれば、無駄なエネルギー消費を防げます。

◇こまめに蛇口を閉めましょう。 
 水道の送水に使用されるエネルギーを削減することが出来ます。

◇過剰包装、レジ袋を断りましょう。 
 買い物は、リサイクル・エコ・バッグを使いましょう。

◇エアコンの設定温度を変えて、冷暖房のエネルギーを削減しましょう。

◇たくさんの木を植えましょう。 
 1本の木は、その生育中に1t以上の二酸化炭素を吸収することが出来ます。

◇環境危機について、もっと学びましょう。 
 そして、学んだ知識を行動に移しましょう。

◇映画《不都合な真実》を観て、地球の危機について知り、友に勧めましょう。


自分がしていること、といえば、エコバッグを持ち、不必要なコンセントを抜き、冷暖房の設定温度を変えています。
また、電車を利用し、外でペットボトルを買わずに持参することもしています。

自分一人がやったって、という気持ちをもったら温暖化は止まらないでしょう。

 一人ひとりが、自分が出来ることから始めていけば、子どもたちに自然の風景を残せるかもしれません。  

さあ、今から・・・


その先にあるもの

2007-02-01 21:05:54 | 環境

今日はJR線内の人身事故のため、いつも乗っている電車がストップ
他のJR線を乗り継ぎながらの出勤となりました

いつも通っている駅近辺を、違った角度から見て《ここもか・・・》 と思わずため息が出てしまいました。

通り過ぎて見えるものは、ビルビルビル、そうです、高層ビルの群れです。
通勤途中にあるK市は、今、建設ラッシュでものすごいスピードで高層マンションが建てられています。

はっきり言って恐ろしい数です

そして、今日見たK駅周辺の無表情のビルの群れ・・・。

住民の方にとったら、便利になることでしょう。
その魅力で引越しをしてくる人もいると思います。

・・・う~ん、でも何かが引っかかる・・・

埼玉県熊谷の夏は、毎年酷暑だといいます。

海からの風が入らなくなったのも原因と言われています。
埋め立てられた海の、さらにその上に、無数の高層ビル群。
そりゃ~、風も通れないよ・・・

そして、今、M地区で同じことが繰り返されています。

誤解のないように書きますが、マンションに住むこと、高層ビル等へのショッピングに行くことを責めているのではないですよ

何でもかんでも、高層にする必要があるのかって、ことです。
だって、実際、マンションあまってるんだもん

クールビズ?ウォームビズ?それもよいでしょう

でも、もし、今まで以上に海からの風が入ってこなくなったら、太陽の光があたらなくなったら・・・。

つらい思いをするのは、今、生きている私たち大人ではないのですよ。

商業地区だからなんて、言わないで、そろそろ高さ制限してください

私自身はもちろん、国を動かせる立場の人たちが、もっともっと環境のことを真剣に取り組んだら、その先にあるのは、これから生き抜くこどもたち・これから誕生してくる子どもたちが、自然の風の爽やかさを感じ、自然の日の暖かさを感じながら生活している姿です