名古屋の今池グレーテストヒッツさんが、10月末に閉店されました(大須店は継続営業中です)。その閉店バーゲンで購入したこの3枚。
松任谷由実 「悲しいほどお天気」 (79)
後年、打ち込み系の演奏で詩がはっきり聴こえないようなアルバムがありましたが(LOVE WARSぐらいからかな)、この頃の彼女の曲はシンプルでまさに「歌曲」と呼ぶにふさわしいものでした。
一曲目(ジャコビニ彗星の夜)の静かなイントロが始まった瞬間から一気に彼女の物語-数々のラヴ・ストーリーの織りなす世界に引き込まれ、最後まで聴き込んでしまいました。若い頃何回か聴いた曲たちですが、今聴いても全くその瑞々しさは変わりません。
ベスト・トラックは、やっぱり途方もなく、かっこよくて悲しい④「DESTINY」かな。それに③「緑の町に舞い降りて」も爽やかでいいですね。
~誰かが気になりだしてから世界が息づいてる~
この気持ち・・・最近、わかりますね
アース・ウインド&ファイアー 「I AM」 (79)
このアルバムは、アースが始めてデヴィット・フォスターと組んだことで有名で、彼らのターニング・ポイントとなったアルバムと言われています。
確かに、随分あか抜けた曲が多い感じがしますね。もちろん不朽の名曲③「After The Love Is Gone」は言うまでもなく・・・・でも彼ららしさが弾けている曲も満載です。特に⑤「Boogie Wonderland」はエモーションズのキラキラコーラスが効いていて何回聴いてもカッコイイね
ボズ・スキャッグス 「Fade Into Light」 (96)
このアルバムは、しばらくオリジナルアルバムを出していなかったボズが96年に発表した、一部新曲・一部アンプアグド再演・一部そのままの旧曲という構成のものです。
①「Lowdown」 ⑤「Harbor Lights」 ⑨「We're All Alone」 ⑩「Simone」といったかつての名曲のアンプラグドバージョンはもちろん聴き物ですが、新曲3曲もなかなか・・・特に③「Just Go」はやさしさ溢れる名曲でしょう。
それにしても前作「サム・チェンジ」から4曲も再選しているのは、どういうことかな?彼としては、自信があったアルバムだったけど世間の評価が低かったので見返したかったのかもしれませんね。確かにやや暗めの曲が多くて少しとっつきにくい感じありますよね「サム・チェンジ」は・・・・
ところで3月のボズ&TOTOの公演チケット入手しましたよ 今から楽しみです