夢千夜 1000dreams

漱石「夢十夜」へ挑戦する

139夜

2005-07-16 20:32:54 | Weblog
海辺の喫茶店。海に突き出した三面の壁がガラスだ。冬で、砂浜には誰も出ていない。北欧風のテーブルが二十ほど置いてある。私はおじさんと来ている。おじさんは機関車のようにタバコを吸う。私は耐えられず、他の席に移ろうとする。しかし、どこにも席は空いていない。私は仕方がないので、部屋の隅に置いてある二段ベッドの上段にのぼる。しばらくすると店員がやって来てベッドの横から頭だけ出し、私に注文を聞く。私はケーキセットを頼む。すると店員は私の人格を毀損するような批判を言う。私はこの店のオーナーである外人の名前を言って「オーナーに連絡しろ」と怒る。私はオーナーの知り合いだ。店員はとたんに弱気になり、さっきの批判を撤回する。私は納得しない。店員の頭を平手で思い切り叩く。少し気持ちが治まる。

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